XMTradingで禁止事項や利用規約に違反すると、「口座凍結」や「利益没収」といったペナルティが課されます。
利用規約を知らなかった場合でも、XMTradingで禁止行為と判断されれば、容赦なくペナルティが適用されます。
現在取引をしている方はもちろん、これからXMTradingで取引を始める方も、必ず禁止事項や利用規約を確認しておきましょう。
すでに口座凍結された・休眠口座になった方は、XMの口座凍結・休眠口座の原因と対処法で対策を紹介していますので、参考にしてみてください。
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XM利用前に要チェック
XMの禁止事項と禁止取引一覧
XMTradingで必ず押さえておきたい禁止事項・利用規約は以下の9つです。
XMTradingの禁止事項や利用規約は、XMTrading会員ページ内の「口座」→「法的文書」から確認可能です。
なお、XMTrading公式サイトの利用規約はすべて英語で記載されているためご注意ください。
①複数口座を利用した両建て取引
XMTradingでは、複数口座間での両建て取引が禁止されています。
XMTradingでは1つのアカウントで最大8つの口座を開設できますが、これら複数の口座間で両建てを行うことはできません。
複数口座間での両建て例
- A口座:ドル円の買いポジションを保有
- B口座:ドル円の売りポジションを保有
この例で価格が大きく上昇した場合、各口座の損益は以下の通りになります。
各口座の損益
- XMTradingの口座では20,000円の利益
- FXGTの口座では20,000円の損失
もしFXGT口座の残高が10,000円しかなければ、ゼロカットによって損失は10,000円に限定され、確実に利益を得ることができます。
この両建て手法は「ゼロカットの悪用」としてXMTradingの禁止事項に該当します。
また、XMTradingでは同一通貨ペアに限らず、相関のある通貨ペアでの両建ても禁止されています。
例として、ユーロ円とドル円などが相関のある通貨ペアに含まれます。
どの通貨ペアの両建てが禁止に該当するかについては、XMTradingサポートに問い合わせて確認してください。
②他のFX業者を使った両建て取引
XMTradingでは、他の海外FX業者との間での両建ても禁止事項に該当します。
海外FX業者間での両建て例
- XMTradingでドル円を10,000円分買い
- FXGTでドル円を10,000円分売り
このように複数の海外FX業者間での両建ても、「ゼロカットを悪用した取引」と見なされるため、XMTradingでは禁止されています。
異なる海外FX業者間での両建ては、MT4やMT5の履歴から確実に判明するため、絶対に避けましょう。
③複数人での両建て行為
XMTradingでは、複数人による両建ても禁止されています。
複数人による両建て例
- 自分:ドル円の買いエントリー
- 友人:ドル円の売りエントリー
たとえ友人や家族であっても、両建てを目的としたトレードは禁止事項に該当します。
過去には、複数人での両建てによってペナルティを受けたケースもあるため、絶対に避けましょう。
④アービトラージ(裁定取引)
XMTradingでは、アービトラージ(裁定取引)も禁止事項に該当します。
同じ価値を持つ銘柄間に生じた一時的な金利差や価格差を利用する取引手法
アービトラージでは、同一銘柄の価格の低い方を買い、高い方を売り、価格差が縮小した際に反対売買を行い、差益を得る手法です。
このようにアービトラージ(裁定取引)は、理論上リスクなく利益を得ることが可能です。
そのため、XMTradingを含むほとんどの海外FX業者でアービトラージ(裁定取引)は禁止されています。
⑤接続遅延やレートエラーを狙った取引
XMTradingでは、接続遅延やレートエラーを狙ったFX取引は、禁止行為とされています。
接続遅延やレートエラーは、重要な経済指標や雇用統計の発表時、またイベント時に注文量が急増することで発生することがあります。
こうしたタイミングでは、正常な市場価格が注文に反映されない場合があります。
禁止事項に該当するだけでなく、大きな損失に繋がる可能性もあるため、エラー時のトレードは控えるのが無難でしょう。
⑥AIを使用したトレード
XMTradingでは、AI(人工知能)を利用した取引も禁止事項です。
AIだけでなく、超高速トレード(HFT)や外部システムを使った取引は、サーバーに過度な負荷をかけるため、禁止事項とされています。
⑦窓開けや窓埋め狙いのトレード
XMTradingでは、窓開けや窓埋めを狙った取引も禁止事項に該当します。
取引時間外(土日)や重要なイベント時に、終値と始値の間に大きな価格差が生じること。
窓開けで生じた価格差が解消される動きのこと。一般的に8割以上の確率で発生すると言われています。
窓開け後の窓埋めを狙えば高い確率で利益を得ることができますが、XMTradingでは「窓開けや窓埋めだけを狙った取引」が禁止されています。
ただし、全面的に禁止されているわけではなく、故意かつ継続的にこれを利用しているとXMTradingが判断した場合にのみ、禁止行為とみなされます。
⑧経済指標や雇用統計時を狙ったハイレバレッジ取引
XMTradingでは、経済指標や雇用統計の発表時のみを狙ったハイレバレッジ取引も禁止事項に該当します。
禁止事項に該当する可能性のある主な経済指標
- アメリカ雇用統計
- 政策金利
- 国内総生産(GDP)
- 消費者物価指数(CPI)
経済指標や雇用統計トレード自体は問題ありませんが、ゼロカットシステムを悪用したハイレバ・フルレバ取引は禁止されています。
これに違反すると、得た利益が取り消される場合があるため注意が必要です。
⑨ボーナスやポイントの不正受給
XMTradingでは、XMポイントやボーナスの不正取得とみなされる行為を禁止しています。
XMTradingで提供されるボーナスは主に以下の3種類です。
XMTradingのボーナス
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
- XMポイント(ロイヤリティプログラム)
不正取得とされる行為の一例として、口座開設ボーナスを重複して受け取るケースがあります。
XMTradingでは、口座開設ボーナスは1人1回のみ取得可能です。しかし、虚偽の個人情報や他人名義で口座を開設し、ボーナスを受け取ることは理論上可能です。
このような不正行為でボーナスを取得すると、アカウント停止などの重いペナルティが科されるためご注意ください。
XMTradingのボーナスについては、XMボーナス最新情報で詳しく紹介しています。
XMで禁止事項に違反した場合のペナルティ
XMTradingで禁止行為や利用規約違反が発覚した場合、以下のようなペナルティが科されます。
禁止事項違反のペナルティ①レバレッジの制限
XMTradingで禁止事項に該当すると、最大レバレッジが制限される可能性があります。
通常、XMTradingの最大レバレッジは1000倍ですが、禁止行為が発覚した場合、予告なしに100倍や50倍に引き下げられることがあるようです。
レバレッジが制限されると、強制ロスカットのリスクが急激に高まるため注意が必要です。
XMTradingのレバレッジについては「XMのレバレッジ上限・ルールとやり方・変更確認の方法を解説!」の記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらもあわせてお読みください。
禁止事項違反のペナルティ②利益の取り消し・出金拒否
XMTradingで禁止行為を行うと、FX取引で得た利益が取り消されたり、出金拒否といったペナルティを受ける可能性があります。
せっかくの利益も、禁止事項に該当すると出金できなくなります。
禁止行為と疑われるようなトレードは避けるように注意しましょう。
禁止事項違反のペナルティ③口座凍結・アカウント停止
複数回の規約違反や悪質な禁止行為を行うと、口座凍結やアカウント停止などの重いペナルティが科される可能性があります。
凍結された口座は基本的に解除できず、保有していたボーナスもすべて消滅します。
さらに、アカウント停止となると、XMTradingで二度と口座開設ができなくなります。
XMTradingの禁止事項や利用規約に違反しないよう、十分に注意しましょう。
XMTradingのボーナス消滅については「XMのボーナスが消滅する7つの原因と対策」で詳細を確認できますので、ぜひこちらもお読みください。
XMで禁止事項ではない取引
次に、XMTradingで許可されている取引の例を紹介していきます。
①同一口座内での両建て取引
XMTradingでは、同一口座内での両建て取引は許可されています。
XMTradingで禁止されている両建ては以下の3つです。
XMTradingで禁止されている両建て
- 複数口座間での両建て
- XM以外のFX業者間での両建て
- 複数人による両建て
これらの両建てが禁止されている理由は、ゼロカットシステムの悪用を防ぐためです。
同一口座内での両建てであれば、ゼロカットの悪用ができないため、両建て取引が可能となっています。
②スキャルピングトレード
XMTradingでは、スキャルピングトレードは禁止行為には該当しません。
スキャルピングを認めていますか?
引用元:XMTrading公式サイト-ヘルプセンター
はい、いずれの口座タイプでもスキャルピングを行っていただけます。
さらに、XMTradingではスキャルピング時のポジション保有時間に制限がないため、自由にスキャルピングが可能です。
ただし、XMTradingはスプレッドが広いため、スキャルピングには不向きと言われることもあります。
③経済指標や雇用統計発表時の取引
XMTradingでは、経済指標や雇用統計の発表時でもFX取引が可能です。
経済指標発表時には大きな値動きが見込まれるため、短期間で大きな利益を狙うチャンスです。
ただし、経済指標発表時のトレードには次のようなデメリットもあります。
経済指標発表時のトレードのデメリット
- 予想が外れると大きな損失につながる
- スプレッドが広がりやすい
- スリッページが発生しやすい
経済指標発表時のトレードを行う際は、十分な準備をして臨みましょう。
また、経済指標発表時のみを狙ったハイレバトレードは禁止されているので注意が必要です。
④EA(自動売買)の使用
XMTradingでは、EA(自動売買)取引も禁止行為には該当しません。
XMTradingでは最大8つの口座を開設できるため、複数のEAを別々に運用することが可能です。
さらに、EAと裁量トレードの口座を分けることで、決済ミスの防止にもつながります。
ただし、超高速トレード(HFT)や外部システムを利用した取引は禁じられているため、注意が必要です。
XMTradingの自動売買・EA取引については「XMで自動売買(EA)を行う際に知っておくべき10のポイント」の記事で詳しく解説していますので、ぜひこちらもお読みください。
XMの禁止事項についてのよくある質問
最後に、XMTradingの禁止事項に関するよくある質問にお答えしていきます。
- XMの禁止事項とは?
- XMでの両建て取引に関する禁止事項は?
- XMではスキャルピングは禁止事項?
- XMで経済指標発表時の取引は禁止事項?
- XMで自動売買(EA)は禁止事項?
XMの禁止事項に関するまとめ
ここまで、XMTradingの禁止事項について解説しました。
- 複数口座間での両建て
- 他社FX業者との両建て
- 複数人による両建て
- アービトラージ(裁定取引)
- 接続遅延やレートエラーを狙った取引
- AIを使った取引
- 窓開け・窓埋めを狙った取引
- 経済指標発表時のみを狙うハイレバトレード
- XMポイントやボーナスの不正取得
禁止事項に該当する行為を行うと、意図せずともペナルティを受ける可能性があります。
ペナルティには、利益の全額没収や口座凍結など厳しいものが含まれます。
XMTradingで取引する際は、本記事を参考に禁止事項を十分に確認しておきましょう。
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