XMでマイナンバーカードの登録は必要?法律との関係を徹底解説

XMで口座開設する際、マイナンバーの提出を求められます。

しかし、XMではマイナンバーを提出しなくても全く問題ありません。

ペナルティも一切ありません。

今回は、XMのマイナンバーについて「提出を求められる理由」「提出しなくてよい理由」「提出した場合の悪用の可能性」などの疑問にお答えします。

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目次

XMでのマイナンバーカードの提出は不要

XMでのマイナンバーカードの提出は不要

XMでマイナンバー提出を求められる理由は、XMの本社の所在地に起因しています。

「XM」と「XM Trading」は異なる2社であり、それぞれ以下の点で違いがあります。

XMXM Trading
対象国EU諸国EU圏外
日本人×
ライセンスイギリス・キプロスセーシェル
マイナンバーカード義務必須不要

日本人が口座開設するのはXM Tradingのほうです。

XM Tradingにはマイナンバーの提出義務がありません。しかし、XMで口座開設する際にマイナンバー情報の入力を求められることがあります。

「マイナンバーをお持ちですか?」と聞かれても、「いいえ」で問題ありません。

もちろん、マイナンバーカードの情報を入力しても大丈夫です。

提出したからといって何か問題が起きるわけでもなく、提出しなくても支障はありません。

では、そもそもなぜマイナンバーを提出する必要があるのでしょうか?

XMがマイナンバーカードの提出を求める理由

XMがマイナンバーカードの提出を求める理由

XMがマイナンバーの提出を求めるものの、それを強制しない理由には、主に2つの理由があります。

XMがマイナンバーを求める理由
  • EU圏内では提出が必要なため
  • 日本政府へのアピール

それぞれについて詳しく解説していきます。

EU圏内での必要性

XMの本社は、地中海に位置するキプロスにあります。

また、ギリシャ、ハンガリー、ニュージーランド、オーストリアの4つの支店を持ち、世界196カ国でサービスを展開しています。

EU圏内のサービスは「XM」本社が担当しており、EUではマイナンバーの提出が義務付けられています。

EUでは納税者番号(日本のマイナンバーに相当)が一般的で、脱税防止のため国が規定しているのです。

つまり、海外ではマイナンバーの提出は一般的なものなのです。

日本の金融庁に登録されているFX会社(DMMやGMOなど)は、マイナンバーの登録が義務付けられていますが、海外から日本で営業するFX会社のみが例外となっています。

今後、日本で営業している海外FX会社にもマイナンバー提出の義務化が求められる可能性は高いでしょう。

義務化される前に、任意で提出させておく方が、XMにとっても手続きがスムーズになるためです。

日本政府へのアピール目的

XMは日本の金融ライセンスを取得しておらず、金融庁の規制外にあります。

(これは、高レバレッジとゼロカットを提供するためには、ライセンスを取得できないためです。)

とはいえ、日本の金融ライセンスを持たないからといって、自由に営業できるわけではありません。

たとえば、日本向けにサービスを提供しているXM Tradingはセーシェルのライセンスを取得しています。

日本の金融庁がセーシェルに対して「XMが日本での営業をやめるように指導してほしい」と要請することも可能です。

セーシェル側はその要請を拒否できますが、国際関係や政治的な事情によっては要請を受け入れざるを得ない場合もあります。

実際、日本の金融庁がオーストラリアの金融当局に「日本在住者向けの営業禁止」を要請し、オーストラリアでライセンスを持つFX会社が日本市場から次々と撤退した過去があります

XMも、日本市場からの撤退は避けたいはずです。

そのため、日本の金融庁に対して「マイナンバー提出を求めている」「誠意を持って営業している」という姿勢をアピールする必要があるのでしょう。

しかし、これまで述べたように、マイナンバーの提出はあくまで任意であり、義務ではありません

XMでマイナンバーカードを提出しても国から監視されることはない

XMでマイナンバーカードを提出しても国から監視されることはない

マイナンバーを提出したことで、日本政府から監視されるのではと心配される方もいるかもしれません。

しかし、マイナンバーを提出したからといって、海外FX会社からその情報が日本政府に渡り、金融庁から何かアクションを起こされるという可能性はゼロです

ただし、海外FX会社で得た利益に対して全く納税していない場合は、入出金履歴が調査されることがあります。

納税は義務ですが、マイナンバーの提出自体は義務ではありません。

XMのマイナンバーカードに関するよくある質問

XMのマイナンバーカードに関するよくある質問

こちらでは、XMのマイナンバーに関するユーザーからのよくある質問にお答えします。

XMの口座有効化にかかる時間は?

通常、24時間以内に承認されますが、これは「書類に不備がない場合」に限ります。

なお、XMで「マイナンバーを提出することで承認が早くなる」ことはありません。

将来的にマイナンバー提出が必要になる可能性は?

将来的にXMでマイナンバーの提出が必要になる可能性はゼロではありませんが、非常に低いと考えられます。

マイナンバーの提出が求められる場合、入出金を利用したマネーロンダリング防止が主な目的となるでしょう。

ただし、マイナンバーは日本国内で政府が管理する個人番号であり、XMは海外金融庁のライセンスの下で運営されています。

日本の金融庁の認可を受けていないため、日本政府と情報を共有する立場にはありません。

したがって、マイナンバーの提出が必要になる可能性はほぼないと考えられます。

XMの口座有効化に必要なものは?

口座有効化には、本人確認書類として身分証明書と住所確認書類が必要です。

マイナンバーカードも身分証明書として利用可能ですが、以下のいずれかで代用することもできます。

身分証明書
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 特別永住者証明書
  • 障害者手帳
  • 外国人登録証/在留カード

なお、住所確認はマイナンバーカードでは行えないため、以下のいずれかの書類が必要です。

住所確認書類
  • 住民票
  • 健康保険証
  • 住民票
  • 公共料金請求書
  • クレジットカード請求書/明細書
  • 固定電話・インターネット料金請求書
  • 納税通知書など
  • 印鑑登録証明書

事前にこれらの書類を準備しておくと、口座有効化の手続きがスムーズに進むでしょう。

また、マイナンバー通知カードは本人確認書類として利用できませんので、ご注意ください。

XMの口座開設で「マイナンバーカード保有の有無」の項目はどうすればいい?

XMでは、本人確認書類を提出する際に、追加情報としてマイナンバーの有無を選択する画面が表示されます。

この際、身分証明書としてマイナンバーカードを使用する場合は「はい」、使用しない場合は「いいえ」を選択してください。

XMのマイナンバーカードのまとめ

XMのマイナンバーカードのまとめ

最後に、XMのマイナンバーカードについてまとめておきましょう。

XMのマイナンバー提出について
  • 提出は義務ではない
  • 提出の有無で違いはない
  • 納税さえしていれば問題なし!

マイナンバーが不要なFX会社、XMをまだ始めていない方は、この機会にぜひお試しください。

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