XMの両建てのやり方と禁止ルールまとめ！解除方法や活用法も紹介

XMTrading(エックスエムトレーディング)では、同一口座内での両建て取引やスキャルピング、EA(自動売買ツール)を使用した両建てが許可されています。

両建て取引を行うことでXMTradingにおいて以下のようなメリットがあります。

今回は、XMTradingでの両建て取引のメリット、注文の方法、及び解除方法について詳しく説明していきます。

あなたにおすすめのXMの口座2選！

口座タイプ	特徴
【一番人気】 スタンダード口座	総額150万円超えの口座開設ボーナスや入金ボーナスがもらえる万能型口座！ リスクなしで無料のお試しトレードが可能なので、この口座を開設しておけば間違いなし。
【コスト重視】 KIWAMI極口座	業界トップクラスの低スプレッド、手数料無料、スワップフリーを実現したコストに優れた口座。 少額資金でも、長期トレードや高レバレッジスキャルピングで大きな利益を狙える！

XMの注目情報

XMで両建てをするメリット

XMTradingでの両建て取引には次の3つのメリットがあります。

XMTradingでは、13,000円の口座開設ボーナスと入金100%ボーナスキャンペーンを実施中です。

XMボーナスについて詳しく知りたい方は、「XMボーナス最新情報！口座開設・入金ボーナスの受け取り方や使い方まで解説」の記事も参考にしてみてください。

必要証拠金なしでロスカットのリスクを回避

XMTradingの両建てルールによると、特定の銘柄で同ロット数の両建てを行うと、必要証拠金はゼロに設定されます。

必要証拠金がゼロになるため、証拠金維持率の低下もなく、強制ロスカットの心配はありません。

強制ロスカットとは

証拠金維持率(必要証拠金に対する口座残高の割合)が、ロスカット水準を下回ると強制的に決済される仕組み。

XMtradingの証拠金維持率一覧や計算方法については「XMの証拠金維持率一覧とロスカット水準の計算方法を詳しく解説」の記事で解説していますので、ぜひこちらもあわせてお読みください。

XMTrading以外の海外FX業者の場合、証拠金が発生することもあり、両建てをしてもロスカットのリスクがゼロにはなりません。

特に、XMでハイレバトレードをしたい方には、両建てによるロスカット回避は非常に有効な手法でしょう。

同時解除すると片方のスプレッドが無料

XMTradingの両建てルールにおいて、MT4の同時解除機能を利用すると、片方のスプレッドが無料になります。

XMTradingのスプレッドは他の海外FX業者と比較して広く設定されています。

取引コストを低く抑えるため、両建てポジションは「同時解除」で決済することがオススメです。

なお、「両建て同時解除機能」はMT4にしかありません。MT5では利用できないのでご注意ください。

両ポジションにおいてXMポイントが付与される

XMTradingでの両建て取引を行うと、全ポジションに対してXMポイント（XMP）が付与されます。

XMポイントとは

XMポイントは1ロットごとに獲得できるため、両建てを行うことで通常の2倍のポイントを獲得することができます。

XMポイントを効率的に貯めたい方は、トレード戦略として両建て手法を活用してみてください。

ただし、XMポイントのみを狙った両建てトレードは禁止されています。 取引数を増やすためだけの両建ては行わないようにしましょう。

XMポイントについては、「XMポイント(XMP)の貯め方と使い方」で詳しく解説しているので参考にしてください。

XMでの両建てのやり方（MT4）

次に、XMTradingでの両建ての方法を解説します。

ここでは、MT4での注文と解除の方法に焦点を当てていきます。

両建ての注文の手順

XMTradingでの両建て手法はシンプルです。

保持しているポジションの逆方向に新たにポジションを開くだけで実行できます。

次に、両建て注文の具体的な手順を説明します。

売りポジションは買いポジションと同ロットである必要はありません。

買いと売りのポジションを同時に持っているだけで、自動的に「両建て状態」になります。

ただし、ロスカットを避けたい場合は、同ロット数の両建てが必要です。

両建ての解除の手順

両建てポジションの解除は、次の2つの方法で行うことができます。

ポジションを個別に決済・解除

両建てポジションを個別に決済・解除する際に特別な手順は必要ありません。

普通の取引と同様に、MT4のターミナル画面を使い各ポジションを決済してください。

ポジションを一括で決済・解除

MT4では、次の方法にて両建てポジションを同時に決済・解除することができます。

両建ての同時解除方法

 

XMの両建ての活用法

続いて、XMTradingでの両建てを活用するおすすめの手法を紹介します。

おすすめする両建て手法は次の2つです。

急な市場変動による損失リスクの軽減

XMTradingで推奨する両建て手法は、「急な市場変動による損失リスクの軽減」です。

両建て手法の具体的な流れは以下の通りです。

雇用統計の発表などで相場が急変すると、予想外の損失を被ることがあります。

通常、経済指標の発表前には利益を確定させるために決済しますが、利益が伸びている場合は保有を続けたいと考えることもあるでしょう。

その際、発表前に両建てを行うことで、利益を固定し、市場の変動による損失リスクを排除することが可能です。

スイングトレードなど、長期的なトレードをしている方には特に有効な手法でしょう。

ポジションを長期保有して節税

次のXMTradingのおすすめ両建て手法は、「ポジションを長期保有して節税」です。

海外FXでは、決済して利益を出すと、その利益に税金がかかります。

しかし、決済せずに未実現利益の状態であれば、税金の支払いは必要ありません。

ですから、年末から新年にかけてポジションを維持すれば、未実現利益には税金がかからず、節税対策となります。

ポジションを保持すると市場の変動によるリスクがありますが、両建てにより安全にポジションを持ち越すことが可能です。

税金対策に両建てを利用したい方は、ぜひこの手法を試してみてください。

XMTradingの確定申告については、「XMの確定申告完全ガイド！税額計算やスマホでのやり方まで解説」の記事で解説していますので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

XMの両建ての禁止ルール

XMTradingでは、両建て取引に対する5つの禁止ルールが設定されています。

XMTradingで禁止されている両建てが発覚すると、利益の取消しや口座の凍結、出金拒否というリスクが生じます。

XMでFX取引を行う前には、規定を必ず確認しておきましょう。

なお、XMの禁止事項については、「XMの禁止事項と利用規約まとめ」でわかりやすくまとめています。

複数口座や異なる口座での両建て

XMTradingは複数の口座間での両建て取引を禁止しています。

このような両建てはゼロカットの悪用と見なされ、結果として口座の凍結や出金が拒否される可能性があります。

ゼロカットとは

相場の急変動によりロスカットが間に合わず、損失が発生した場合に、FX業者が損失分を負担してくれるシステム

口座タイプが同一だとしても、複数口座間での両建ては禁止されていますので、ご注意ください。

他の海外FX業者との両建て

XMTradingでは、他のFX業者との間での両建ても禁止となっています。

また、海外FX業者だけでなく、国内FX業者との両建ても禁止されています。

業者を変えておけばバレないと考える方もいますが、MT4やMT5の取引履歴を通じてすぐに発覚します。

疑われるような取引は絶対にやめておきましょう。

組織的な両建て

XMTradingでは、複数人による組織的な両建て行為が禁止されています。

たとえ2人だけでも、同時に両建てを行うと「組織的な両建て」に分類されることがあります。

過去には複数人で両建てを行い、XMTradingによって口座が凍結され、利益が取消された例があります。

MT4やMT5の履歴を通じてすぐに発覚するため、複数人での両建ては避けるべきです。

異なる通貨ペアでのリスクヘッジ目的の両建て

XMTradingでは、異なる通貨ペア間でも、リスクヘッジを目的とした複数口座や他の業者を利用した両建ては禁止されています。

先に述べた通り、異なる通貨ペアでも、市場が連動する通貨ペア間での両建ては慎重に行う必要があります。

禁止事項に該当するか否かはXMTradingが判断しますが、疑われるような両建てを避けるのが賢明です。

XMポイント獲得のみを目的とした両建て

XMTradingでは、XMポイントのみを目的とした両建ては許可されていません。

XMTradingで両建てを利用すればXMポイントを効率的に集めることが可能ですが、明らかにポイント獲得のみを目的とした取引は禁止されています。

取引量を増やすためだけの両建てトレードは行わないように注意しましょう。

XMの両建てに関するよくある質問

最後に、XMTradingでの両建てに関するよくある質問に答えていきます。

XMの両建てのまとめ

今回は、XMTradingの両建てルールを解説しました。

XMTradingでは、同一口座内での両建てが認められており、次のようなメリットがあります。

両建て手法は必勝法ではないものの、上手に利用することで損失を回避したり節税に活用することが可能です。

FX取引に慣れてきた方は、両建て手法も取り入れてトレードの幅を広げてみてください。