XMで経済指標トレードはできる?カレンダーの活用法と高レバレッジ戦略を解説

XMで経済指標トレードはできる? カレンダーの活用法と高レバレッジ戦略を解説

雇用統計などの経済指標時を狙った指標トレードは、国内外問わず人気の高いトレードスタイルです。

レートが大きく動くため、禁止しているFX会社もありますが、XMでは経済指標トレードは禁止されていません

私自身も何度かトレードを試しましたが、問題なく取引ができました。

ここでは、XMの経済指標トレードについての考察と、カレンダーの活用方法をご紹介します。

それでは、詳しく見ていきましょう。

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目次

XMで経済指標トレードは禁止ではない

XMで経済指標トレードは禁止ではない

XMでは、経済指標発表時のトレードは禁止されていません。

利用規約にもそのような記載はなく、サポートに確認したところ問題ないとの回答を得ました。

ただし、経済指標時のトレードは可能でも、一部の両建てやアービトラージ、窓埋めトレードなどは禁止されている取引もあります。

XMの禁止事項については「XMの禁止事項と利用規約まとめ!両建てやスキャルピングの注意点も解説」で紹介しているのでご確認ください。

ここからは、XMで経済指標トレードを行う際に欠かせない経済指標カレンダーについて詳しく見ていきます。

XMの経済指標カレンダーの活用方法

XMの経済指標カレンダーの活用方法

経済指標カレンダーの使い方について解説します。

まず、経済指標カレンダーとは何か、その概要をご紹介しましょう。

経済指標カレンダーとは

経済指標カレンダーとは、指標トレードに欠かせない経済指標の情報を確認できるカレンダーのことです。

どの国のどの経済指標が、何時に発表され、重要度がどの程度かを一目で把握できます。

さらに、前回結果・予想・実際の結果が迅速に更新されるため、非常に便利です。

指標トレードをしない人でも、経済指標を知らずにトレードするのは危険です。

知らない間に経済指標が発表され、価格が急変動することもありますからね。

経済指標カレンダーの見方

次に、経済指標カレンダーの見方をご紹介します。

XM公式サイトにアクセスし、「FXを学ぶ」→「経済指標カレンダー」の順にクリックすると確認できます。

ただし、Adblock(アドブロック)などの拡張機能を利用している場合、カレンダーが表示されないことがあります。

拡張機能を解除すれば正常に見られるようになります。

試しに、今日の経済指標をチェックしてみてください。

その多さにきっと驚くはずです。

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次に、実際にXMで経済指標トレードを行う際に注意すべきポイントを3つご紹介します。

XMの経済指標トレードの注意点

XMの経済指標トレードの注意点

指標トレードで損失を防ぐための基本的な注意点は以下の3つです。

すべて重要なポイントなので、対処法と併せて確認しておきましょう。

スリッページのリスクがある

サポートセンターの話によると、経済指標時にはスリッページ(注文が滑る)やリクオート(約定拒否)が発生しやすいとのことです。

これらは市場の流動性が増し、価格が不安定になることで起こる現象で、どのFX会社でも見られるものです。

対処法としては、許容スリッページを設定することが有効です。

許容スリッページの設定方法については、「XMのスリッページはひどい?許容値設定と対策を詳しく解説」で詳しく解説しています。

スプレッドが広がる

経済指標時のトレードでは、スプレッドが大きく広がることがあります。

これはXMに限らず、国内外すべてのFX会社で発生する現象です。

経済指標の発表により通貨価値が急変動するため、スプレッドが広がるのは避けられない現象です。

XMのスプレッドについては、「XMのスプレッドは広すぎて勝てない?他社との比較と避けるべき時間帯を徹底解説」の記事もぜひご覧ください。

強制ロスカットが起こりやすい

レートの急変やスプレッドの拡大は、証拠金の変動に直結します。

含み益が一気に増えることもあれば、含み損が急拡大することもありますよね。

少額でハイレバレッジ運用をしている方にとって、証拠金の変動は致命的になりかねません。

証拠金維持率には常に注意を払う必要があります。

証拠金維持率については、「XMの証拠金維持率一覧とロスカット水準の計算方法を詳しく解説」の記事にまとめていますのでぜひご覧ください。

それでは最後に、XMで経済指標トレードを行う方法を見ていきましょう。

XMの経済指標トレードのやり方

XMの経済指標トレードのやり方

経済指標トレードで重要なのは、「指標結果と予想の差」と「直前の相場状況」です。

今回は、分かりやすい例として米雇用統計時のドル円を使ったトレードを想定してみましょう。

米雇用統計とは

アメリカの経済状況を示す重要な経済指標です。

発表内容は以下の通りです。

米雇用統計の概要
  • 毎月第一金曜日15:30発表
  • 日本時間では22:30(4~10月は21:30)に発表
  • 発表項目は全10項目
  • 「非農業部門雇用者数」と「失業率」が最重要

指標結果が良ければドルが上がるとは限らず、予想との差によって相場が動きます。

例として、失業率の予想が3.7%で結果が3.6%なら、予想より良い結果で相場が上昇します。

反対に、予想が3.5%で結果が3.6%なら、予想より悪い結果で相場は下落します。

それでは、特に注目される「非農業部門雇用者数」と「失業率」について詳しく見ていきましょう。

非農業部門雇用者数

農業部門以外で働いている就業者数を示します。

数値が良ければ相場に好影響を与え、悪ければ相場に悪影響を及ぼします。

失業率

失業者の割合を示す指標です。

非農業部門雇用者数とは逆に、数値が低いほど良い結果とされ、失業者が減少していることを意味します。

非農業部門雇用者数と失業率が共に悪い場合、ドル円は下落しやすくなります。

逆に、両方が良い結果であれば、ドル円は上昇しやすい傾向があります。

雇用統計発表後の相場変動の例

イメージをつかむために、2019年1月~10月の雇用統計を振り返ってみましょう。

ケース①2019年3月8日

非農業部門雇用者数失業率
予想183.90%
結果23.80%
相場下落

3月8日の発表では、失業率は予想よりも良好な結果でした。

しかし、非農業部門雇用者数が予想の18万人に対しわずか2万人と大きく下回る結果に。予想外の下方修正となりました。

その影響で、ドル円は急落しました。

ケース②2019年6月7日

非農業部門雇用者数失業率
予想17.53.60%
結果7.53.60%
相場下落

6月の雇用統計では、失業率は予想通りでしたが、非農業部門雇用者数は予想の半分以下。

予想を大きく下回る結果となり、ドル円は急落しました。

ケース③2019年9月6日

非農業部門雇用者数失業率
予想163.70%
結果133.70%
相場下落

最後に9月の相場ですが、失業率は予想通りの結果でした。

一方、非農業部門雇用者数が予想を下回り、相場は下落しました。

これまで3つの雇用統計を紹介しましたが、雇用統計などの情報は経済指標カレンダーでいつでも確認可能です。

ぜひチェックしてみてくださいね。

XMの経済指標トレードについてよくある質問

XMの経済指標トレードについてよくある質問

最後に、XMでの経済指標トレードに関するユーザーからのよくある質問や疑問にお答えします。

XMの経済指標発表時に両建ては可能ですか?

XMでは経済指標トレードは許可されており、同一口座内での両建ても可能です。

つまり、経済指標発表時に両建てを行うことも問題ありません。

指標発表時には一時的にトレンドと逆行する場合もあるため、先に仕込む場合は両建てを活用するのが良い選択肢かもしれません。

経済指標トレードを禁止している海外FX業者は?

GEMFOREXやIS6FXでは、指標発表時を狙ったトレードが禁止されています。

経済指標時、アメリカ雇用統計発表時ならびに政府や中央銀行介入など相場が急激に変動するタイミングのみを狙った悪質とみなす取引。

引用元:GEMFOREXのご利用規約(現在確認できません)

このように、海外FX業者によって禁止されている場合と許可されている場合があるため、取引を始める前に各業者の利用規約を確認することが大切です。

XMで指標トレードにおすすめの銘柄は?

指標トレードを行う際は、その経済指標に関連する銘柄を選ぶのが基本です。

例えば、米国雇用統計を利用する場合、ドル円やユーロドルなど、ドルが絡む通貨ペアで取引します。

また、FX以外でも米国雇用統計の発表時には、ダウ・S&P500・ナスダック100といった株価指数やWTI原油も大きく値動きすることがあります。

このように、関連性の高い銘柄を選んで取引するのが良いでしょう。

XMの経済指標トレードについてのまとめ

XMの経済指標トレードについてのまとめ

XMでは、経済指標トレードに必要な環境がすべて整っています。

XMのトレード環境
  • 最大レバレッジ1000倍
  • 経済指標トレードが可能
  • 万が一マイナスでもゼロカットで追証なし
  • 経済指標カレンダーで情報を常時確認可能

本記事では、XMの経済指標トレードにおける基本情報や、経済指標カレンダーの活用方法を詳しく解説。

また、トレード時に注意すべきスリッページやスプレッドの拡大、強制ロスカットといったリスクについても触れ、具体例として米雇用統計の相場変動をケーススタディで紹介してきました。

さらに、よくある質問として、両建ての可否や他社との比較、指標トレードにおすすめの銘柄についても回答いたしました。

経済指標トレードを成功させるためには、リスクを正しく理解し、XMの提供するカレンダーやトレード環境を最大限に活用することが重要です。

本記事を参考に、効率的かつ効果的なトレードを目指しましょう。

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