XMTradingで法人口座の開設は可能?法人化のメリットとデメリットも解説

XMTradingで法人口座の開設は可能? 法人化のメリットとデメリットも解説

現在、XMTradingでは法人口座の開設ができない状況です。

かつて2018年頃までは可能であったものの、今は新規の法人口座を受け付けていません。

それでも海外FXで法人口座を持つことには次のようなメリットが存在します。

  • 税率が個人口座よりも低い
  • 多くの経費を計上可能
  • 損益通算や損益繰越ができる

この記事では、海外FXでの法人化のメリットとデメリット、さらにXMの個人口座を法人口座の代わりとして使用する方法について詳しく説明します。

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口座タイプ特徴
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目次

XMでの法人口座開設はできない

XMでの法人口座開設はできない

現在、XMTradingでは法人口座の開設は行えません

XMTradingの公式ウェブサイトには以下の通り記載されています。

法人口座を開設できますか?

いいえ、現在、当社では法人口座を提供しておりません。

しかし、当社では常に商品とサービスを追加しておりますので、将来的には導入する可能性がございます。

引用元:XMTrading公式サイト

以前は法人口座を提供していたXMTradingですが、2018年以降、新規の申し込みは停止しています。

法人口座の提供停止に伴い、他の海外FX業者へ移行するトレーダーも増えています。

この記事では、XMTrading以外で法人口座を開設可能な海外FX業者を4社紹介します。

XMの代わりに法人口座でおすすめの海外FX業者

XMの代わりに法人口座でおすすめの海外FX業者

XMTradingを除く、法人口座開設が可能なおすすめの海外FX業者4選を紹介します。

法人口座が開設可能なおすすめの海外FX業者

FXGT

FXGT公式サイト
引用元:FXGT公式サイト

FXGT(エフエックスジーティー)は、ビットコインFXを含む豊富な取引商品を提供する魅力的なブローカーです。

FXGTの通貨ペア・銘柄

FX通貨ペア54種類
仮想通貨42種類
貴金属・原油5種類
株価指数10種類
株式投資54種類

さらに、FXGTでは仮想通貨取引に最大1000倍のレバレッジを利用できます。

一方、XMTradingでは仮想通貨取引の最大レバレッジは500倍となっているため、仮想通貨トレーダーには特に魅力的でしょう。

また、FXGTはボーナスキャンペーンが充実しており、法人口座で大きな資金を運用したい方にもおすすめです。

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公式サイト:https://fxgt.com/ja/

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TitanFX

TitanFX公式サイト
引用元:TitanFX公式サイト

TitanFX(タイタンFX)は、低スプレッドと高レバレッジが特徴の海外FX業者です。

AXIORYに似たスペックを持ちながら、最大レバレッジは500倍で口座残高に依存しないレバレッジ制限のなさがメリットです。

安定した約定力を持つため、法人口座で安心してFX取引を行いたい方に最適です。

また、60以上の通貨ペアがあり、取引制限も少ないため、自由度の高いトレーディングが可能です。

\業界屈指の低スプレッド&高約定力!/

公式サイト:https://titanfx.com/jp

TitanFXの口コミ・評判をチェックする

Exness

Exness公式サイト
引用元:Exness公式サイト

Exness(エクスネス)は、海外FX市場で「無制限レバレッジ」を提供することで知られています。

また、上記の2社と同様に、安全性と信頼性が非常に高く、Exnessはイギリス(FCA)やキプロス(CySEC)を含む、グループ全体で8つの金融ライセンスを保有していることも大きな強みです。

Exnessグループの取得ライセンス

  • イギリス(FCA)
  • キプロス(CySEC)
  • 南アフリカ(FSCA)
  • ケニア(CMA)
  • モーリシャス(FSC)
  • 英領バージン諸島(FSC)
  • セーシェル(FSA)
  • キュラソーおよびシント・マールテン(CBCS)

Exnessでは法人口座の開設が可能ですが、その条件は比較的厳格です。

Exnessの法人口座開設条件

  • 最低3ヶ月の個人口座取引実績が必要
  • プレミアシグネチャー会員(累計入金額10万ドル以上、取引量2億ドル以上)であること
  • 必要な法人口座書類の提出

これらの条件をクリアできる場合、Exnessの法人口座は海外FX業界でトップクラスのスペックを誇り、開設をおすすめします。

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公式サイト:https://www.exness.com/

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AXIORY

AXIORY公式サイト
引用元:AXIORY公式サイト

AXIORY(アキシオリー)は、業界トップクラスの約定力と低スプレッドで知られる海外FX業者です。

AXIORYの口座タイプ別スプレッド

通貨ペアスタンダード口座ナノスプレッド口座
テラ口座
USDJPY
(ドル円)
1.6pips0.6pips
EURUSD
(ユーロドル)
1.38pips0.39pips
EURGBP
(ユーロポンド)
1.52pips0.74pips
GBPUSD
(ポンドドル)
1.87pips0.87pips
EURJPY
(ユーロ円)
1.74pips0.74pips
※2023年12月15日(金)9:00~12月16日(土)2:00の平均スプレッド

また、AXIORYはその高い安全性で知られ、時にはXMTradingを超える信頼性があると評されます。

法人口座を設ける際には、海外FX業者の信頼性と安全性が極めて重要です。

安全性を最優先に法人口座を選定する場合、AXIORYが最良の選択肢です。

\スキャルピングのプロも愛用!!/

公式サイト:https://www.axiory.com/jp/

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XMの個人口座を法人口座として利用する方法

XMの個人口座を法人口座として利用する方法

XMTradingでは法人口座の開設はできませんが、個人口座を法人用として使用することは可能です。

XMTradingで法人口座が利用不可なため、個人口座を法人として運用するケースがあります。

しかし、個人の取引や資金の出入りを区別するためには、XMTrading専用の銀行口座が必要です。

税務申告が複雑になるため、個人口座を法人用として使用する際は税理士に相談することが重要です。

XMで法人口座を運用するメリット

XMで法人口座を運用するメリット

ここで、海外FXの法人口座や法人化についての3つのメリットを解説します。

税率が個人口座よりも低い

法人口座では、個人口座に比べて低い税率が適用されます。

個人口座と法人口座の税制および税率の違いは以下の通りです。

個人口座(XM)法人口座
税制総合課税法人税
税率所得税:5~45%
住民税:10%
復興特別所得税:2.1%
法人税:15~23.2%
法人事業税:3.5%~7%
法人住民税:自治体ごと

個人口座では所得税が最大45%と高くなりますが、法人税は23.2%と設定されています。

FX取引による収益が増えるほど、支払う税金の額も大きくなるため、注意しましょう。

利益が900万円を超える場合は、法人口座の設立を考えることをおすすめします。

複数の経費を計上可能

法人口座を使用すると、個人口座に比べて多くの経費を計上できます

法人化により、以下の費用を経費として申告することが可能です。

FX取引で経費計上できる項目

  • FX関連書籍やセミナーの費用
  • 取引に必要なパソコンの代金
  • 有料EAや有料インジケーターの費用
  • 情報収集目的の会食費
  • 家賃の一部
  • 光熱費
  • 役員への報酬
  • 生命保険料
  • 退職金支払い

個人口座でFX関連の書籍代やパソコン代などを経費にできますが、節税効果は限定的です。

税金対策を本格的に行いたい場合、法人口座の開設が大いに役立つでしょう。

損益の通算と繰り越しが行える

法人口座を設立することで、損益通算や損益繰越が行えるようになります。

個人口座(XM)法人口座
損益通算雑所得(総合課税)のみすべての事業所得で可能
損失繰越不可10年間

損益通算とは

FX取引の利益と他の収入源の損失をオフセットできるシステムです。

この方法により、他の収入の損失でFXの利益を相殺し、支払う税金の額を減らすことが可能です。

損失繰越とは

前年に発生した損失を次年度以降の利益と相殺することができるシステムです。

この相殺によって課税所得が減少し、結果的に税負担が軽減されます。

XMTradingの個人口座では損益通算が可能ですが、総合課税の雑所得に限定される制約があります。

法人口座では全事業所得での損益通算が可能です。

個人口座では損失繰越ができませんが、法人口座では最大10年間の損失繰越が許可されています。

損益通算や損益繰越を活用することで、より効果的な節税や税金対策を行うことが可能です。

XMで法人口座を運用するデメリット

XMで法人口座を運用するデメリット

次に、海外FXの法人化や法人口座のデメリットについても検討していきます。

設立コストが高い

法人口座を設立する前に、法人の設立が必要です。

法人を設立する際の初期費用は、以下の通りです。

  • 株式会社:約25万円
  • 合同会社:約10万円

さらに、法人や企業を運営するためには税理士への依頼費用が発生しますので、個人口座よりも総コストが高くなることを理解しておきましょう。

利益の引き出し制限がある

法人口座を使用する場合、FX取引で得た利益を自由に引き出すことは制限されます。

個人口座のように自由に出金できないため、法人口座の柔軟性は限られます。

さらに、利益は「役員報酬」として引き出されるため、事業年度中の金額変更も不可能であることを覚えておきましょう。

含み益に税金が課せられる

法人口座では、決済されていない含み益にも税金がかかります

一方、個人口座ではポジションを決済するまで税金はかかりません。

法人化によって全体的な税負担は軽減されることが多いものの、利益の計上方法は複雑化します。

このため、法人口座の税務処理は専門知識が求められるため、税理士の支援を受けることがおすすめです。

XMの法人口座に関するよくある質問

XMの法人口座に関するよくある質問

最後に、XMTradingの法人口座に関連するよくある質問への回答を行います。

XMTradingでは、法人口座を開設できますか?

いいえ、XMTradingでの法人口座の新規開設は現在行っていません。

ただし、以前に法人口座を開設された方は、引き続きその口座を使用することができます。

XM以外で 法人口座を提供する海外FX業者はどれですか?

XMTrading以外で法人口座が開設できる海外FX業者は、以下のとおりです。

法人口座が開設できる海外FX業者

  • FXGT
  • AXIORY
  • Exness
  • TitanFX
  • TradersTrust
  • Tradeview

法人口座開設に必要な書類は何ですか?

法人口座を開設する際には、主に以下の書類が必要となります。

法人口座開設に必要な書類

  • 法人確認書類(法人登記簿や定款など)
  • 法人の所在地確認書類(印鑑登録証明書や銀行の利用明細など)
  • 取締役の本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
  • 取締役の住所確認書類(印鑑登録証明書や銀行の利用明細など)
  • 取締役の決定書

海外FX業者によって必要な書類や開設手順が異なるため、法人口座を設けたいブローカーに直接連絡して確認しましょう。

XMは過去に法人口座の利用が可能でしたか?

XMTradingでは、2018年頃まで法人口座の開設が許可されていました。

新規の受付が停止する前に法人口座を設けていた方は、現在もその口座を引き続き使用できます。

海外の法人であればXMで法人口座を開設できますか?

いいえ、海外法人であってもXMTradingでの法人口座開設は不可能です。

一部では「海外法人ならXMで法人口座が開設可能」との情報が流れていますが、これは完全な誤情報です。

法人口座の開設が必要な場合は、他の海外FX業者を利用することをおすすめします。

XMTradingの口座タイプの種類はいくつありますか?

XMTradingの口座タイプの種類は、全部で4種類です。

XMの口座タイプ4種類

  • スタンダード口座:基本口座でボーナスが全て利用できる
  • KIWAMI極口座:低スプレッド・ハイレバレッジの口座
  • ゼロ口座:ECN口座
  • マイクロ口座:少額投資向け

ボーナスを使って取引したい方には、スタンダード口座がおすすめです。

低スプレッド・ハイレバレッジでスキャルピングトレードをしたい方には、KIWAMI極口座がおすすめです。

XMの各口座タイプの詳細については、「XMの口座タイプの特徴を比較!トレーダー別おすすめや変更方法も紹介」でまとめています。口座タイプ選びに迷う方はぜひ参考にしてみてください。

XMの法人口座まとめ

XMの法人口座まとめ

XMTradingでは法人口座の開設ができません。

しかし、FXで一定の利益を得ている方にとっては、法人口座を設けることで税金の節約が大きくなります。

法人口座を提供しているFXGTなどの業者を検討すると良いでしょう。

法人口座が開設できる海外FX業者
  • FXGT【おすすめ】
  • AXIORY【おすすめ】
  • Exness【おすすめ】
  • TitanFX
  • TradersTrust
  • Tradeview

しかし、FXトレーディングをこれから始める初心者には、法人化のメリットはそれほど多くありません。

安定した利益が出るまでの間は、XMTradingの13,000円の口座開設ボーナスや入金100%ボーナスを利用し、経験を積むことがおすすめです。

XMTrading以外で口座開設ボーナスのあるFX業者が知りたい方は、「海外FXの口座開設ボーナスおすすめ徹底比較!」の記事もあわせてご覧ください。

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