MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)は、2015年に創業した比較的新しい海外FX業者で、業界内で最も狭いスプレッドを誇ります。
フレックス口座とスマート口座を利用する際、取引手数料は無料です。
また、公式サイトでは約定スピードが0.03秒であることを強調しており、約定率の高さも特徴的です。
これらの点から、MiltonMarketsはスキャルピングに特化したトレーダーに適した海外FX業者とされています。
この記事では、MiltonMarketsの評判と口コミ、さらに安全性や出金拒否に関する噂についても詳しく解説しています。
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MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)のネット上と海外の評判
ここでは、インターネット上および国外での「MiltonMarketsの評判・口コミ」を探ってみます。
利用者の実際の感想を調べることで、使い勝手や実態がより明確に理解できます。
ネット上の「評判」には、「負けたから叩きたい」「ストレス解消のために叩く」「わざと悪評を広めたい」といった動機で悪意を持って投稿する人もいます。
インターネットの口コミを全て真に受けないように注意が必要です。
ネット上の評判・口コミ
最初に、X(旧Twitter)上でのMiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の「口コミ」を見てみましょう。
X(旧Twitter)の評判では、スプレッドの狭さや低い取引コストで高く評価されていることが多いです。
しかし、出金の遅れや出金拒否の報告もかなりありました。
こちらはMiltonMarketsの良い「口コミ」と悪い「口コミ」の要約です。
MiltonMarkets評判・口コミまとめ | |
---|---|
良い評価・口コミ | 悪い評価・口コミ |
スプレッドの狭さが業界トップクラス | 出金が遅い・出金拒否されるリスクあり |
入出金手数料が無料など取引コストが抑えられる | 安全性に乏しい |
約定力が高い | 最低入金額が高め |
これらの「口コミ」を見ると、MiltonMarketsはスプレッドが狭く、取引コストを低く抑えることができるため、スキャルピングトレーダーに最適な海外FX業者であると言えます。
ただし、MiltonMarketsには出金拒否の噂が多いため、安全性を最優先する方にはおすすめしません。
安全性を重視する方は下記のランキングをご参照ください。
海外の評判・口コミは少ない
次に、MiltonMarketsの海外での「評判」を確認しましょう。
海外のトレーダーからの「評判」をチェックする際に役立つのは、大手FX掲示板「FPA(Forex Peace Army)」と「Trustpilot」です。
ここにも、怒りからの「口コミ」が見られることもあり、「評判」の選別が必要ですが、海外トレーダーの直接的な意見を聞く機会となります。
ただし、「FPA(Forex Peace Army)」での評価は、2024年9月現在で1件のみで、参考には難しい状況でした。
一方で、Trustpilotの「評価」は、2024年9月の時点で「3.8」となっています。
Trustpilot上では、高い「評価」の「口コミ」が多く、他の海外FX業者に比べてスプレッドが狭く、取引コストが低いという意見が目立ちました。
しかし、Trustpilotの「口コミ」の件数が10件未満と少ないため、信頼性には限りがあります。
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の総合的な評判
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の総評を以下の項目で詳しく解説します。
ではMiltonMarketsの総合的な評判を総評を詳しく見ていきましょう。
スキャルピングにはおすすめだが安全性は不安
MiltonMarketsはスキャルピングに適していますが、安全性が劣る海外FX業者と言えます。
他の海外FX業者に比べてスプレッドが狭く、約定率が高いため、短期売買には最適です。
しかし、MiltonMarketsでは着金の遅れや出金拒否の報告も多く、高い安全性を期待するのは難しいです。
さらに、口座開設ボーナスが受け取れない点もデメリットです。
従って、安全性やボーナスよりもスキャルピングの取引環境を優先する方には、MiltonMarketsが向いているかもしれません。
MiltonMarketsが向いていない人
以下のような方にはMiltonMarketsは適していません。
- 安全性を最優先する方
- 口座開設ボーナスを多く得たい方
MiltonMarketsは、他の海外FX業者と比較して、出金の遅延があり、出金拒否のウワサも一定数存在します。
そのため、出金拒否のリスクが許容できない場合は、「AXIORY」のような安全性が高い海外FX業者を選択することをおすすめします。
MiltonMarketsでは5,000円の口座開設ボーナスが提供されていますが、他の業者に比べて金額が低いため注意が必要です。
なお、FXGTやXMなどでは、10,000円以上の口座開設ボーナスを受け取ることが可能ですので、そちらも検討してみてはいかがでしょうか。
MiltonMarketsが向いている人
以下の方にMiltonMarketsは適しています。
- スキャルピングトレーダー
- 日本語サポートが充実していることを重視する方
MiltonMarketsはスキャルピングに特化した海外FX業者としておすすめされています。
業界内でトップクラスの狭いスプレッドと無料の入出金手数料により、取引コストを大幅に削減できます。
公式HPでは、約定スピード0.03秒を強調し、その高い約定率に自信を示しています。
スキャルピングに関する制約がないため、スキャルピングトレーダーにとって最良の選択肢と言えます。
さらに、MiltonMarketsのカスタマーサポートは日本人スタッフが担当しており、自然な日本語でのクリアな対応が期待できます。
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の悪い評判と口コミ
ここではMiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の悪い「評判・口コミ・デメリット」について説明します。
それでは、MiltonMarketsの悪い「評判・口コミ・デメリット」について詳しく見ていきましょう。
口座開設・入金ボーナス額が低い
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の「口座開設ボーナス」や「入金ボーナス」の金額は、他の海外FX業者と比較して少ないです。
【比較】MiltonMarketsと他の業者のボーナス | |||
---|---|---|---|
口座開設ボーナス | 入金ボーナス | クッション機能 | |
MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) | 5,000円 | 100万円まで55%(不定期開催) | 〇 |
FXGT | 最大15,000円 | 初回:8万円まで100% 2回目:15万円まで50% 3回目以降:120万円まで25% | 〇 |
XM | 最大13,000円 | 500ドルまで100% 10,000ドルまで20% | 〇 |
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の「ボーナス」は、利用可能な期間が限定されており、他の海外FX業者と比較して見劣りする面があります。
また、提供される「口座開設ボーナス」も他社と比べて5,000円以上低い金額です。
なお、高額な口座開設ボーナスがもらえる業者については、下記の記事で比較していますのでぜひご確認ください。
出金拒否や出金遅延の口コミが多数ある
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)には、出金拒否に関する「口コミ」が多く寄せられています。
ただし、これらの出金拒否の事例について、ユーザーやMiltonMarketsのどちらに責任があるのか明確には分かりません。
もし利益の没収や出金拒否が懸念される場合、安全性を最優先に考える海外FX業者の利用を検討してください。
親会社の倒産時に社長が逮捕された事がある
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)は過去にその信頼性に疑問符がつけられる事件を経験しています。
2017年、MiltonMarketsの親会社「GCM」が経営破綻し、その社長が詐欺とマネーロンダリングの疑いで逮捕されるという不祥事が発生しました。
この事件の影響で、MiltonMarketsは今でも一部でネガティブなイメージを持たれています。
ただし、MiltonMarketsは現在、親会社から独立して運営されており、公式サイトには「親会社の破綻は運営に影響しない」と記載されています。
このように、親会社の問題にも関わらずサービスの提供が継続されていることから、経営の安定性は保たれていると言えます。
信託保全がなく資産保証がない
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)は、信託保全を提供していないため、顧客資産の保証がありません。
MiltonMarketsでの顧客資金の管理方法は、分別管理に限られています。
分別管理とは、海外FX業者が運営資金と顧客資金を別々の銀行口座で扱う方式です。
この方法は基本的には安全ですが、運営会社が倒産する場合には、顧客の資産は保証されないことになります。
そのため、MiltonMarketsでは、資金の管理には自己の判断が求められるので注意が必要です。
最低入金額が高額
MiltonMarketsの最低入金額は、他の海外FX業者に比べて高い設定です。
MiltonMarketsの最低入金額 | |||
---|---|---|---|
フレックス口座 | スマート口座 | エリート口座 | |
国内銀行送金 | 10,000円 | 500,000円相当額 | |
仮想通貨(USDT) | 5,000円相当額 | 10,000円相当額 | 500,000円相当額 |
bitwallet | 5,000円相当額 | 10,000円相当額 | 500,000円相当額 |
このように、国内銀行からの入金では、最低10,000円以上の入金が必要です。
bitwalletや仮想通貨では最低入金額が5,000円、スマート口座を使用する場合は銀行送金と同様に10,000円からとなりますが、これは比較的高額です。
また、どの出金方法も、2回目以降の出金では3,000円の手数料がかかるため、注意が必要です。
このため、少ない資金での運用を希望する方にはMiltonMarketsは向かない海外FX業者と言えます。
入出金方法が3種類
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)では入出金方法が限られています。
- 国内銀行送金
- bitwallet
- 仮想通貨(USDT)
この海外FX業者では、国内銀行送金、bitwallet、仮想通貨(USDT)のみで入金が可能で、クレジットカードや他のオンラインウォレットを使った入出金はできません。
しかし、bitwalletを利用すると入金手数料が0.5%、出金手数料が824円と低く抑えられます。
クレジットカードを間接的に使用して入出金する方法もあるので、bitwalletアカウントの開設がおすすめです。
ロスカット水準が50%と高め
MiltonMarketsのロスカット水準は、50%と高く設定されています。
MiltonMarketsと他の海外FX業者のスタンダード口座とのロスカット水準を比較してみると、この違いが明確です。
【比較】MiltonMarketsと他の業者のロスカット水準 | ||
---|---|---|
ロスカット水準 | マージンコール | |
MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) | 50% | 100% |
XM | 20% | 50% |
AXIORY | 20% | 50% |
このため、MiltonMarketsのロスカット水準が高い設定になっているため、ロスカットされるリスクも増加します。
特に高レバレッジでの取引を行う方は、ロスカット水準を慎重に確認する必要があります。
さらに、資金管理に自信がない場合は、ロスカット水準がより低い海外FX業者を選択することをおすすめします。
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の良い評判と口コミ
以下に、MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の良い「評判・口コミ・メリット」を紹介します。
日本語サポートが充実 それでは、MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の良い「評判・口コミ・メリット」を見ていきましょう。
ボーナスにクッション機能がある
MiltonMarketsの「ボーナス」にはクッション機能が備わっています。
このクッション機能のおかげで、「ボーナス」だけを使っても取引が可能です。
さらに、クッション機能により入金した額以上の証拠金を保持できるため、ロスカットされにくいという「メリット」があります。
業界トップクラスの狭いスプレッドと手数料無料の口座あり
MiltonMarketsは、業界内でトップクラスの狭いスプレッドを提供しています。
【比較】MiltonMarketsと他の業者のスプレッド
海外FX業者 | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | EUR/JPY |
---|---|---|---|---|
MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) | 1.3pips | 1.1pips | 1.6pips | 1.5pips |
FXGT | 1.8pips | 1.7pips | 2.0pips | 2.3pips |
IS6FX | 2.2pips | 2.6pips | 3.9pips | 2.6pips |
BigBoss | 2.2pips | 1.6pips | 2.0pips | 2.3pips |
MiltonMarketsではフレックス口座とスマート口座で取引手数料が無料です。
特に、低スプレッド口座で手数料を課す海外FX業者が多い中、これらの「口座タイプ」で手数料が免除されるのは大きな「メリット」です。
ただし、エリート口座を利用する場合は取引手数料がかかり、スプレッドの狭さと手数料の免除というメリットを享受できません。
約定力が高くスリッページ補償も完備
MiltonMarketsの「約定率」は非常に高く、迅速な「約定スピード」に関する「口コミ」が数多く寄せられています。
公式HPでも「約定スピード0.03秒」と公表しており、MiltonMarketsはその「約定率」に大きな自信を示しています。
また、MiltonMarketsではスリッページ保証制度を導入しています。
この制度では、「スリッページ幅が1pipsを超える」や「約定時間が500msを超える」などの条件が満たされた場合、取引が返金されます。
これまでの取引で約定に関してストレスを感じたことがないため、非常に安心して利用できます。
狭いスプレッドと組み合わせることで、スキャルピングトレーダーには特に適した海外FX業者です。
スキャルピングの制限なし
MiltonMarketsではスキャルピングに関する制限が全くないため、取引制限の心配なくスキャルピングを行うことができます。
加えて、MiltonMarketsはスプレッドが狭く「約定率」も高いため、スキャルピングに非常に適した海外FX業者と言えます。
最大1000倍のハイレバレッジ
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)では、最大1,000倍の高レバレッジでの取引が可能です。
【比較】MiltonMarketsと他の業者のレバレッジ
海外FX業者 | レバレッジ |
---|---|
MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) | 1,000倍 |
XM | 1,000倍 |
TitanFX | 500倍 |
AXIORY | 400倍 |
iFOREX | 400倍 |
海外FX業者の最大レバレッジは一般に400倍から500倍程度ですが、MiltonMarketsでは最大1,000倍のレバレッジが利用可能で、これは比較的高い部類に属します。
ただし、MiltonMarketsでは口座残高が15万円を超えた場合、最大レバレッジが500倍に制限されますので、この点には注意が必要です。
【レバレッジ制限】MiltonMarketsと他の業者の比較
口座残高 | MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) | Exness | XM | AXIORY |
---|---|---|---|---|
〜2万円 | 1,000倍 | 条件達成で無制限 2000倍 | 1,000倍 | 400倍 |
〜10万円 | ||||
〜20万円 | 500倍 | 2000倍 | ||
〜50万円 | ||||
〜100万円 | 1000倍 | |||
〜200万円 | 200倍 | |||
〜300万円 | ||||
〜500万円 | ||||
〜1,000万円 | 500倍 | 500倍 | ||
〜1,500万円 | ||||
〜2,000万円 | 100~200倍 | 50〜300倍 |
MiltonMarketsでは、口座残高が20万円まで1,000倍の高レバレッジを提供していますが、10万円を超えると他の競合に比べてレバレッジが低くなります。
このため、10万円以上の大きな運用には向かないかもしれませんが、少額資金を増やす目的には適した海外FX業者です。
ただし、少額運用であっても「ボーナス」が少ないため、ボーナスを活用して運用資金を増やすことができる「XM」をおすすめします。
ゼロカットで追証がない
MiltonMarketsでは、ゼロカットシステムにより追加証拠金の心配がありません。
ゼロカットシステムとは、市場の急激な変動でロスカットに間に合わず、口座残高がマイナスに転じても、その損失をFX業者が補填する仕組みです。
ゼロカットのないFX業者の場合、ロスカットが間に合わない状況で追加証拠金が必要になることがあります。
しかし、MiltonMarketsを利用すれば、ゼロカットにより借金リスク無しでハイレバレッジ取引を安心して行うことができます。
日本語サポートが充実
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)は完全な日本語サポートを提供しています。
MiltonMarketsのカスタマーサポート
曜日 | 時間帯 | |
---|---|---|
メール | 平日 | 9:00〜17:00 |
ライブチャット | 平日 | 9:00〜17:00 |
多くの海外FX業者が日本語サポートを充分に提供していない中、MiltonMarketsは日本人スタッフが対応しています。
これにより、機械的な片言の日本語ではなく、理解しやすいクリアな回答が得られるため、非常に使いやすいです。
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の安全性・信頼性
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の安全性と信頼性について、以下の4つの項目で詳しく解説します。
さて、MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の安全性と信頼性について、詳しく見ていきましょう。
MiltonMarketsの企業情報
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)は、2015年に設立された海外FX業者です。
運営会社 | Milton Markets Ltd.(バヌアツ) |
---|---|
本社所在地 | 2nd Floor, Transpacific Haus Lini Highway Port Vila, Vanuatu |
代表者 | 不明 |
金融ライセンス | FSA(セーシェル共和国) CySEC(キプロス共和国) |
設立 | 2015年 |
資本金 | 不明 |
MiltonMarketsは、過去に数回運営会社が変更され、親会社の「GCM」の倒産後は独立して運営されています。
親会社が一度倒産したにも関わらず、現在もサービスの提供が継続されているため、経営に重大な問題はないと考えられます。
セーシェル・キプロスの金融ライセンスを取得
MiltonMarketsは、セーシェル共和国のFSAとキプロスのCySECから金融ライセンスを取得しています。
ただし、日本向けのサービスにはFSAのライセンスのみが適用されており、CySECのライセンスは活用されていないと考えられます。
かつてはニュージーランドの金融ライセンスも保有していましたが、親会社「GCM」の倒産後に独立し、新しくセーシェル共和国の金融サービス庁からライセンスを取得しました。
FSAの金融ライセンスの概要
正式名称 | Financial Services Authority Seychelles |
---|---|
日本語名 | セーシェル共和国金融サービス庁 |
略称 | FSA |
公式ページ | https://fsaseychelles.sc/ |
前身機関であるSIBA(セーシェル国際ビジネス局)が1994年に設立された後、FSA(セーシェル共和国金融サービス庁)は2013年の金融サービス庁法に基づき設立されました。
FSAの金融ライセンスは、「XM」「LAND-FX」など、日本でも高い認知度を持つ海外FX業者が取得しています。
FSAのライセンス取得には金融機関の資本基盤、経営陣の信頼性、顧客保護など、厳しい審査基準があり、MiltonMarketsはこれらの要件をクリアしてライセンスを取得しています。
このため、FSAのライセンスを持つMiltonMarketsは、安全性と信頼性において問題がないと評価されています。
親会社「GCM」社長の逮捕歴と影響
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)は過去に大きな困難を克服した実績があります。
親会社のGCMが倒産し、その社長Jiri Kubicek氏が詐欺とマネーロンダリングの疑いで逮捕された事件が発生しました。
参照:LeapRate.com『GCMFX posts bankruptcy reasons, which tell just half the story』
それにも関わらず、MiltonMarketsは大きな危機に直面した際、速やかに公式HPで声明を発表しました。
親会社のGCMが倒産したが、MiltonMarketsには影響がない
GCMとはテクノロジー提供の契約があったが、すでに他の提供者に移行済み
MiltonMarketsは親会社から独立して自己の管理下で運営を行っている
顧客の資産には影響がなく、すべての顧客資金は保全されている
親会社の経営問題が表面化した際、MiltonMarketsは顧客への早急な通知と共に、顧客の預け入れ資金の保全に関する不安を解消しました。
これにより、顧客や取引先との信頼関係を維持することができました。
この対応は、MiltonMarketsが顧客を最優先に考える経営方針を持っていることを示しています。
親会社の破綻という重大な危機に直面しても、迅速な行動で事業の正常運営を続けているのです。
分別管理を実施しているものの信託保全なし
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)では、分別管理は行われていますが、信託保全は提供されていません。
信託保全とは、トレーダーの預かり資金や損益などの顧客資産を自社資産と分け、さらに信託銀行による管理を受けるシステムのことです。
この制度があれば、運営会社が倒産しても顧客資産は保護されます。
しかし、MiltonMarketsには信託保全がないため、万一の倒産時には預けた資金が返還される保証がありません。
そのため、重要な資金はMiltonMarketsに預けるのを避け、万が一のリスクを考慮した運用がおすすめされます。
日本の金融庁から警告を受けている
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)は、2018年1月に「無登録で金融商品取引業等を行う者」として日本の金融庁から警告を受けました。
日本で金融ライセンスを持たない海外FX業者は、このように金融庁から警告を受けることがあります。
ただし、日本の金融ライセンスを取得すると、レバレッジが25倍に制限されたり、ゼロカットシステムが禁止されるなど、取引条件に厳しい制限が課されます。これはMiltonMarketsだけでなく、顧客にとってもメリットが少ない場合があります。
そのため、MiltonMarketsを含む多くの海外FX業者は、日本以外の国でライセンスを取得しています。
また、この「警告」には法的な強制力はなく、MiltonMarketsを利用しているトレーダーに罰則が課されることはありませんので、使用に際して安心していただければと思います。
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)のボーナス・キャンペーン
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)では、定期的に「ボーナスキャンペーン」を実施しています。
それでは、MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の「ボーナスキャンペーン」について見ていきましょう。
口座開設ボーナスは5000円
MiltonMarketsで5,000円の「口座開設ボーナス」を受け取ることができます。
以下に、MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の「口座開設ボーナス」の詳細を説明します。
MiltonMarketsの口座開設ボーナスの概要 | |
---|---|
条件 | MiltonMarketsで新規口座開設 |
対象口座 | フレックス口座・スマート口座 |
ボーナス額 | 5,000円 |
開催期間 | 終了日未定 |
利益の出金 | 出金可能 |
ボーナスの出金 | 出金可能(条件あり) |
また、MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)での「口座開設ボーナス」は出金可能です。
- 30日以内に30,000円(相当額)を入金
- 90日以内にメジャー通貨またはマイナー通貨ペアで10lotの取引を完了
多くの海外FX業者では、「口座開設ボーナス」そのものを出金することはできませんが、MiltonMarketsでは出金可能であり、これが非常に魅力的な「ボーナスキャンペーン」です。
ボーナス単体では出金できない場合でも、クッション機能によりボーナスだけで取引が行えます。
入金ボーナスは期間によって変わる
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)では、「入金ボーナスキャンペーン」が一年中行われています。
ただし、「入金ボーナス」の内容は期間ごとに異なるため、最新情報は公式サイトやX(旧:Twitter)でチェックすることをおすすめします。
例として、2024年4月には以下のような「入金ボーナス」が提供されています。
例) MiltonMarketsの入金ボーナスの概要 | |
---|---|
条件 | プロ―モーションコードと共に入金※1 |
対象口座 | フレックス口座・スマート口座 |
ボーナス付与率 | 入金額の55% |
ボーナス上限額 | 55万円 |
開催期間 | 2024年4月1日(月)〜2024年4月15日(月) |
※1: プロモーションコードは、期間中公式サイトに掲載されています。
MiltonMarketsで「入金ボーナス」を受け取るためには、入金時にプロモーションコードを使用する必要があります。
また、出金や資金の移動を行うと「ボーナス」が無効になるため、これには注意が必要です。
MiltonMarketsではこのように独自の「入金ボーナスキャンペーン」を提供しているので、詳細は公式サイトで確認してください。
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の口座開設方法・入出金方法
次に、MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の「口座開設」方法や入出金方法について説明します。
それでは、MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の「口座開設」方法と入出金方法について見ていきましょう。
MiltonMarketsの 口座開設方法
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)での「口座開設」は、以下の手順に従って行えます。
- 口座開設フォームを開く
- クイック口座開設画面で入力
- 認証コードの入力
- 本人確認書類のアップロード
- 口座の有効化
また、「口座開設」後に取引を開始するには、本人確認書類の提出が必要です。
MiltonMarketsで取引前に必要な本人確認書類
写真付き本人確認書類 | パスポート マイナンバーカード 運転免許証など |
---|---|
住所確認書類 | 公共料金請求書 銀行明細書 健康保険証など (過去3か月以内) |
本人確認書類を事前に準備しておくことをおすすめします。
次に、MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の「口座開設」方法を詳しく説明します。
クイック「口座開設」画面で、メールアドレスや氏名などの必要情報を入力します。
この際、提出予定の本人確認書類と情報が一致するように注意してください。
入力項目は以下の通りです。
入力項目 | 記入例 |
---|---|
名前 | Taro |
名字 | Yamada |
誕生日 | 28-09-1980 |
メールアドレス | miltonmail@gmail.com |
登録したメールアドレスに認証コードが送られてくるので、そのメールを開いて認証コードを入力してください。
認証コードを入力後、「次へ」をクリックすると、「口座開設」が完了します。
「口座開設」完了後、自動的にマイページにログインされます。
ログイン後には「写真付き本人確認書類」と「住所確認書類」の提出画面が表示されます。ここでボタンをクリックし、事前に準備した本人確認書類をアップロードしてください。
写真付き本人確認書類 | パスポート マイナンバーカード 運転免許証など |
---|---|
住所確認書類 | 公共料金請求書 銀行明細書 健康保険証など (過去3か月以内) |
本人確認書類の提出後、口座を有効化するためには個人情報の入力が必要です。
必要入力事項のボタンをクリックして入力画面を開きます。
次に、要求された個人情報を入力してください。
入力する内容は以下になります。
入力項目 | 記入例 |
---|---|
出生国 | 日本 |
誕生日 | 28-09-1980 |
国籍 | 日本 |
所在国 | 日本 |
番地 | 4-5-1 11Floor |
市町村 | Chiba city |
都道府県 | Chiba |
郵便番号 | 2608511 |
すべての必要事項を入力し情報を送信すると、「口座の有効化」が完了します。
MiltonMarketsの入金手順
MiltonMarketsの入金方法には「銀行送金」、「bitwallet」、そして「USDT」の3種類があります。
MiltonMarketsの入金方法
入金手数料 | 最低入金額 | 反映時間 | |
---|---|---|---|
銀行送金 | 無料 ※1 | 30,000円 | 3~5営業日 |
bitwallet | 無料 | フレックス口座:5,000円相当額 その他口座:30,000円相当※2 | 1営業日 |
USDT | 無料 | フレックス口座:10,000円相当額 その他口座:30,000円相当※2 | 1営業日 |
※1:2万円以下の入金時は1,500円の手数料が必要
※2:初回入金時のみ10,000円相当額の入金が必要
銀行送金を使用して2万円以下の入金をする場合、1,500円の手数料が発生しますのでご注意ください。
通常、2万円以上の入金を行う方には影響はありませんが、少額を頻繁に入金したい場合は「bitwallet」を利用することをおすすめします。
さらに、「bitwallet」は入出金のスピードが速いため、一般的には「bitwallet」での入金が適しています。
MiltonMarketsの出金手順
MiltonMarketsの出金方法には、入金時と同じく「銀行送金」、「bitwallet」、そして「USDT」の3種類があります。
MiltonMarketsの出金方法
出金手数料 | 最低出金額 | 反映時間 | |
---|---|---|---|
銀行送金 | 出金額の3.5% | 2,400円 | 3~5営業日 |
bitwallet | 無料 | なし | 1営業日 |
USDT | 無料 | なし | 1営業日 |
また、入金時に使用した方法と同じ方法でのみ出金が可能ですので、この点には注意が必要です。
例として、bitwalletを使って入金した場合、出金もbitwalletを通じて行う必要があります。
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の取引条件とルール
MiltonMarketsの取引条件とルールを6つの項目に分けて説明します。
それでは、MiltonMarketsの取引条件とルールを詳しく見ていきましょう。
MiltonMarketsの各口座タイプのスペック
MiltonMarketsの各口座タイプのスペック
スマート口座 | フレックス口座 | エリート口座 | |
---|---|---|---|
口座開設 | 無料 | ||
維持手数料 | 無料 | ||
取引手数料 | 無料 | 片道0.2pips/1ロット | |
スプレッド(USD/JPY) | 1.0pips | 1.7pips | 0.2pips |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 500倍 | |
通貨ペア | 71 | ||
最小ロット数 | 0.01ロット | ||
最大ロット数 | 50ロット | 100ロット | 50ロット |
最大保有ポジション数 | 200 | 100 | |
マージンコール | 100% | ||
ロスカット水準 | 50% | ||
最低入金額 | 10,000円相当額 | 5,000円相当額 初回のみ10,000円相当額 | 500,000円相当額 |
両建て | ◯ | ||
ゼロカット | ◯ | ||
分別管理 | ◯ | ||
信託保全 | × | ||
コールセンター | × | ||
メールサポート | ◯ | ||
ライブチャット | 〇 | ||
パソコン | MT4 | ||
スマホアプリ | MT4 | ||
注文方法 | ワンクリック 成行 指値 逆指値 IFD OCO IFO |
フレックス口座では、最初は10,000円相当額、その後は5,000円相当額から入金が可能です。
このため、少額投資を考えている方にはフレックス口座が適しています。
ただし、フレックス口座ではスプレッドが広がり、最大レバレッジが500倍に制限される点には注意が必要です。
一方で、最低入金額が30,000円以上で問題ない場合はスマート口座を利用します。
ただし、スマート口座ではロスカット水準が50%と設定されており、これが高いと感じるかもしれません。
MiltonMarketsのスプレッド
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)のスプレッドを「口座タイプ」別に詳しくまとめています。
MiltonMarketsのスプレッド
スマート口座 | フレックス口座 | エリート口座 | |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.5pips | 1.8pips | 0.9pips |
EUR/USD | 1.5pips | 1.8pips | 1.0pips |
GBP/USD | 1.5pips | 2.1pips | 1.4pips |
EUR/JPY | 1.5pips | 1.9pips | 1.1pips |
AUD/USD | 1.9pips | 2.0pips | 1.1pips |
USD/CAD | 2.0pips | 2.3pips | 1.5pips |
フレックス口座のスプレッドは比較的広く設定されています。
初回の入金額が低いものの、広いスプレッドがフレックス口座の主なデメリットです。
一方、スマート口座のスプレッドは業界内でトップクラスの狭さを誇ります。
IS6FXやBigBossとの比較では、スマート口座のスプレッドが明らかに狭いことが確認できます。
【比較】MiltonMarketsと他の業者のスプレッド
海外FX業者 | USD/JPY | EUR/USD | GBP/USD | EUR/JPY |
---|---|---|---|---|
MiltonMarkets (ミルトンマーケッツ) | 1.3pips | 1.1pips | 1.6pips | 1.5pips |
FXGT | 1.8pips | 1.7pips | 2.0pips | 2.3pips |
IS6FX | 2.2pips | 2.6pips | 3.9pips | 2.6pips |
BigBoss | 2.2pips | 1.6pips | 2.0pips | 2.3pips |
また、MiltonMarketsは「約定率」が高いため、スキャルピングトレーダーにとって最適な海外FX業者です。
スキャルピングに対する制限が一切ないので、スキャルピングを主に行うトレーダーには、MiltonMarketsの利用がおすすめされます。
MiltonMarketsの取引銘柄
以下に、MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)で取り扱う取引銘柄を挙げます。
MiltonMarketsの取引銘柄
銘柄 | 銘柄数 |
---|---|
メジャー通貨ペア | 7 |
マイナー・エキゾチック | 35 |
メタル・エネルギー | 4 |
仮想通貨 | 3 |
株式 | 22 |
合計 | 71 |
MiltonMarketsのスワップポイントは標準的
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)では、スワップポイントが主にマイナスとなっています。 その結果、スワップポイントを目的としたトレードは行いにくいと言えます。
MiltonMarketsの主要通貨ペアのスワップポイント【1万通貨あたり】
通貨ペア | ロング | ショート |
---|---|---|
USD/JPY | -17.64 | -31.53 |
EUR/USD | -51.49 | -4.21 |
GBP/USD | -33.02 | -33.63 |
AUD/USD | -34.64 | -24.40 |
GBP/JPY | -26.24 | -40.19 |
EUR/JPY | -43.85 | -18.97 |
TRY/JPY | -0.25 | -43.91 |
MiltonMarketsではスワップポイントが低めに設定されているため、スワップポイントを狙ったトレードには向いていないと言えます。
さらに、高スワップポイントで知られる南アフリカランドの取引ができないため、これも注意が必要です。
取引ツールはMT4のみ
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)では取引ツールとしてMT4のみが提供されています。
このため、MiltonMarketsでMT5を使用することはできません。
多くの海外FX業者がMT4とMT5を両方提供している中、MT4のみの提供は、一部のトレーダーにとってはデメリットかもしれません。
MiltonMarketsの情報サービス
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)が提供する情報サービスは「経済指標カレンダー」のみです。
このため、他の海外FX業者に比べて提供される情報の量は少ないと言えます。
より広範な情報を求める場合は、国内FX業者が提供するツールやニュースを利用することをおすすめします。
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)のよくある質問
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)でよくある質問を紹介します。
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)の評判・口コミまとめ
MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)では、スプレッドが狭く、特定の「口座タイプ」では取引手数料が免除されるため、取引コストを低く抑えることが可能です。
しかし、出金拒否のウワサもあり、安全性に疑問が残る業者とされています。
このような特性から、MiltonMarkets(ミルトンマーケッツ)が適している人とそうでない人の情報は以下のとおりです。
- スキャルピングトレーダー
- 日本語サポートが充実していることを重視する方
- 安全性を最優先する方
- 口座開設ボーナスを多く得たい方
安全性やボーナスよりもスキャルピング環境を優先する方には、MiltonMarketsが最適です。
また、海外FX業者の中で日本語サポートが不完全なところが多い中、MiltonMarketsでは日本人スタッフが全面的にサポートを行っています。これにより、カタコトの日本語ではなく、理解しやすい回答が得られます。
しかし、出金拒否に関するウワサがあるため、安全性を最も重視する方にはおすすめしません。
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