海外FXのスプレッド比較!狭い・低スプレッドおすすめ業者ランキング【2024年最新】

海外FXのスプレッド比較!狭い・低スプレッドおすすめ業者ランキング【2024年最新】

海外FXスプレッド比較一覧表

海外FX業者
(口座タイプ)
3銘柄の
平均スプレッド
USDJPYGBPUSDEURJPY
Exness
ロースプレッド
0.830.700.801.00
XMTrading
KIWAMI極
0.870.700.701.20
MYFXMarkets
プロ
1.100.91.201.20
FBS
ECN
1.3141.061.141.74
Tradeview
ILC
1.351.371.251.44

この記事では、海外FX業者のスプレッドを具体的に測定し、その結果を基にスプレッドが狭いおすすめ業者をランキングでお見せします。

「最もスプレッドが狭い海外FX業者を知りたい」と考えている方は、この記事を最後までご覧ください。

各通貨ペアに最適な業者や口座、またトレードスキルに応じた海外FX業者・口座のおすすめは以下に紹介しています。

【目的別】スプレッドが狭いおすすめ海外FX口座

【スプレッドの測定方法】
この記事内に掲載しているスプレッドのデータは、MT4のインジケーター「spread_recorder」を使用して計測を行っています。 測定期間中における、1分毎のスプレッドを平均した値を「平均スプレッド」として掲載しています。

目次

狭いスプレッドの海外FX業者おすすめランキング

狭いスプレッドの海外FX業者おすすめランキング

それでは、実際に計測したスプレッドのデータに基づき作成した「スプレッドが狭い海外FX業者おすすめランキング」を早速ご紹介しましょう。

海外FXスプレッド比較ランキング

海外FX業者USDJPYEURUSDGBPUSDEURJPY
Exness
ロースプレッド
0.700.700.801.00
XMTradingKIWAMI極0.700.700.701.20
MYFXMarkets
プロ
0.900.901.201.20
FBS
ECN
1.060.871.141.74
Tradeview
ILC
1.370.891.251.44
AXIORY
ナノ/テラ
1.381.051.441.23
TitanFX
ゼロブレード
1.391.091.561.65
TradersTrust
プロ
1.411.141.501.65
LandPrime
ECN
1.371.161.491.81
HFM
ゼロ
0.80.71.01.4
BigBoss
プロスプレッド
1.961.532.182.05
※2024年5月6日(月) 9:00-17:00の平均スプレッド
※スプレッドに取引手数料を足したトータルコストで比較

【ランキング順位の決定方法】
各海外FX業者のECN口座における、主要通貨ペアの平均スプレッドに取引手数料を含めたトータルコストの合計で低い順にランキングを作成しています。

それでは、ランキング1位から順に、各海外FX業者のスプレッドとその特徴を詳しく見ていきましょう。

レバレッジや安全性を含む海外FX業者の総合的なおすすめランキングが気になる方は、以下の記事をチェックしてください。

関連記事:海外FX業者おすすめ最新ランキング23選!目的別に人気口座も徹底比較

1位 Exness(ロースプレッド口座)

1位 Exness(ロースプレッド口座)
引用元: Exness公式サイト

主要通貨の平均発生コスト

ロースプレッド口座プロ口座
USDJPY0.700.70
EURUSD0.700.60
GBPUSD0.800.70
EURJPY1.001.40
GBPJPY1.121.60
AUDUSD1.000.9
XAUUSD13.312.5

スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者ランキングでトップのExness(エクスネス)。

Exnessは「最大レバレッジ無制限」「ロスカット水準0%」という高性能なスペックで、中級者から上級者にも支持されるブローカーです。

口座タイプはスプレッドに特化した「プロ口座」と「ロースプレッド口座」の2種類があり、それぞれに異なる特徴が設定されています。

取引コストの削減方法を口座ごとに異ならせることで、取引コストを重視する様々なユーザーのニーズに対応しています。

プロ口座とロースプレッド口座の違い

ロースプレッド口座プロ口座
最低スプレッド0.0pips0.1pips
取引手数料固定往復7USDなし
おすすめな人・取引量が多めの方
・約定力にこだわりのある方
・取引回数が多くなる傾向にある方
・今スプレッドによる損失が気になっている方

簡単に解説すると、取引量の多い方はロースプレッド口座を、取引回数が多い方はプロ口座を利用することで業界最高水準の損失削減が可能です。

また、Exnessの両口座はストップレベルがゼロで全銘柄に適用されるため、無制限レバレッジを使ったハイレバスキャルピングが行えます。

取引コストを抑えたい方や現在の口座のスプレッドに不満がある方には、Exnessのプロ口座やロースプレッド口座での取引をおすすめします。

Exnessでは本人確認不要で入金・取引が可能で、口座開設から取引開始まで最短5分で行えます。

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2位 XMTrading(KIWAMI極口座)

主要通貨の平均スプレッド

XM KIWAMI極口座XM スタンダード口座
USDJPY0.702.04
EURUSD0.701.99
GBPUSD0.702.64
EURJPY1.203.13
GBPJPY1.404.82
AUDUSD0.902.21

スプレッドが狭い海外FX業者ランキングで第2位に挙げられるのはXMTrading(エックスエムトレーディング)です。

一般にスプレッドが広いとされるXMですが、KIWAMI極口座を導入したことで、本記事で取り上げる海外FX業者の中でExnessに次ぐ低コストの業者としての地位を確立しました。

XMはもともとの信頼性や人気が非常に高かったのですが、取引コストにも注力することで、さらに強力な選択肢となっています。

ドル円のスプレッドは0.7pips(記事内で最低)、ゴールドも1.3pips(同じく最低)で、これらの取引環境の優れさには多くの方が感動するでしょう。

取引手数料が無料なので、頻繁に取引する秒スキャなどの手法を用いる方には、Exnessよりもコスト削減が期待できます。

KIWAMI極口座では口座開設ボーナスも利用可能です。まずはボーナスを使ってトレードし、スプレッドの狭さをぜひ実感してみてください。

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3位 MYFXMarkets(プロ口座)

主要通貨の平均スプレッド

プロ口座スタンダード口座
USDJPY0.91.3
EURUSD0.90.9
GBPUSD1.21.3
EURJPY1.22.0
GBPJPY1.51.9
AUDUSD1.11.3

スプレッドが狭い海外FX業者ランキングで第3位にランクインしたのはMYFXMarkets(マイエフエックスマーケット)です。

2013年に設立されたこのブローカーは、セントビンセント・グレナディーン金融庁の規制を受けています。

プロ口座とスタンダード口座はいずれも平均スプレッドが狭く、特にプロ口座ではドル円やユーロドルを最低0.0銭から取引可能です。

多くの海外FX業者では初回入金額が高く設定されていますが、MYFXMarketsは初回の最低入金額制限がないため、少ない金額からプロ口座を始められます。

少ない資金から使える低スプレッド口座をお探しの方は、ぜひMYFXMarketsを使ってみてください。

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4位 FBS(ECN口座)

4位 FBS(ECN口座)
引用元: FBS公式サイト

主要通貨の平均スプレッド

ECN口座スタンダード口座
USDJPY1.061.61
EURUSD0.871.11
GBPUSD1.141.53
EURJPY1.742.14
GBPJPY3.124.73
AUDUSD1.171.85

スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者ランキングで第4位に位置するのはFBS(エフビーエス)です。

FBSは、STP口座とECN口座でドル円およびユーロドルのスプレッドが比較的狭く、これら流通量の多いメジャー通貨ペアを取引する方に向いています。

さらに、スキャルピングに対する制限がなく、スタンダード口座では最大3,000倍のハイレバレッジを利用してメジャー通貨でのスキャルピングが可能です。

メジャー通貨ペアのみを取引する方には、FBSでのハイレバスキャルピングがおすすめです。特にドル関連のペアのスプレッドは、海外FX業界で最も狭い部類に入ります。

ただし、証拠金のレバレッジ制限が厳しい点や、公式サイト及びカスタマーサポートの日本語表現が不自然な点など、使い勝手に難があることもあります。

これらのデメリットを理解した上で、低スプレッドとハイレバレッジの条件でトレードを希望する方には、FBSの利用が適しています。

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公式サイト:https://fbs.com/

5位 AXIORY(ナノ/テラ口座)

5位 AXIORY(ナノ/テラ口座)
引用元: AXIORY公式サイト

主要通貨の平均スプレッド

ナノ口座スタンダード口座マックス口座
USDJPY1.381.783.00
EURUSD1.051.461.90
GBPUSD1.441.802.20
EURJPY1.231.533.00
GBPJPY2.332.742.20
AUDUSD1.311.921.90

狭いスプレッドを含む、業界トップクラスの取引環境を誇る海外FX業者AXIORY(アキシオリー)。

AXIORYでは、STP口座・ECN口座共に主要通貨ペアのスプレッドが平均的に狭く、「スキャルピング無制限」「高い約定力」「cTrader対応」と、スキャルピング向けの優れた機能を提供しています。

さらに、資金の「信託保全」を採用し、公式サイトには役員陣の顔写真付きプロフィールや約定率の詳細データが公開されており、その安全性と透明性にも高い評価があります。

AXIORYでは証拠金残高1,000万円までレバレッジが制限されず、大きな金額での口座運用を考えている方にも適しています。

スキャルピングやデイトレードなどの短期売買を本格的に行いたい方には、快適な取引環境を提供するAXIORYがおすすめです。

\スキャルピングのプロも愛用!!/

公式サイト:https://www.axiory.com/jp/

6位 Tradeview(ILC口座)

主要通貨の平均スプレッド

ILC口座MT4 X Leverage口座
USDJPY1.372.67
EURUSD0.892.14
GBPUSD1.252.51
EURJPY1.443.07
GBPJPY2.143.94
AUDUSD1.332.44

スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者ランキングで第6位はTradeview(トレードビュー)です。

TradeviewのECN口座、ILC口座はスプレッドが一般的に狭く、特にユーロドルは取引手数料を含めても1pips未満と非常に狭いです。

また、「高約定力」「多様な取引ツール」「信託保全導入」といった高度なスペックを持ち合わせ、中上級者にも快適な取引環境を提供しています。

ケイマン諸島の金融ライセンスを取得しており、その取得が難しいことからも安全性と信頼性は海外FX業者の中でもトップクラスと言えます。

しかし、ILC口座の初回入金額は10万円からとやや高く設定されており、ロスカットレベルも100%で、初心者には扱いが難しいかもしれません。

そのため、元手資金に余裕のある方や、「本格的に海外FX業者でトレードを行いたい」「より良い取引環境でトレードを楽しみたい」と考えている方に向けた海外FX業者としておすすめします。

\業界最狭スプレッドのハイスペック業者!!/

公式サイト:https://www.tradeviewforex.com/ja/

7位 TitanFX(ブレード口座)

主要通貨の平均スプレッド

ゼロブレード口座ゼロスタンダード口座
USDJPY1.391.68
EURUSD1.091.45
GBPUSD1.561.82
EURJPY1.651.98
GBPJPY2.763.06
AUDUSD1.101.42

スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者ランキングで第7位はTitanFX(タイタンエフエックス)です。

TitanFXではSTP口座・ECN口座ともに主要通貨ペアの平均スプレッドが狭く設定されています。

この低スプレッドと高約定力に加え、最大500倍のレバレッジと証拠金に基づくレバレッジ制限がないため、大規模なスキャルピング取引を希望する方に最適な海外FX業者です。

自動売買(EA)に関する制限がないので、自動売買取引を行いたい方にもぴったりです。

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公式サイト:https://titanfx.com/jp

8位 TradersTrust(プロ口座)

主要通貨の平均スプレッド

プロ口座クラシック口座
USDJPY1.411.91
EURUSD1.141.66
GBPUSD1.501.97
EURJPY1.652.43
GBPJPY2.483.08
AUDUSD1.221.77

スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者ランキングで第8位はTradersTrust(トレーダーズトラスト)です。

TradersTrustではSTP口座・ECN口座共にスプレッドが特に狭いわけではありません。

その一方で、ドル円のスプレッドが0.4pips、取引手数料が往復0.3pipsと非常にコスト効率の良い「VIP口座」という別のECN口座がありますが、初回最低入金額が200万円からと、利用するためのハードルが非常に高いです。

資金に大きな余裕がない限り、他の海外FX業者の利用をおすすめします。

TradersTrustを利用する場合は、キャッシュバックや入金ボーナスを活用してコストを効果的に削減することをおすすめします。

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公式サイト:https://traders-trust.com/ja/

9位 LandPrime(ECN口座)

主要通貨の平均スプレッド

ECN口座Pro口座
USDJPY1.371.65
EURUSD1.161.06
GBPUSD1.491.45
EURJPY1.811.81
GBPJPY2.012.09
AUDUSD1.741.72

スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者ランキングで第9位はLandPrime(旧LAND-FX)です。

LandPrimeではSTP口座のスプレッドが狭く、特にユーロドルは1.06pipsと非常に狭いです。

Pro口座は最大2000倍のレバレッジで取引可能なため、高レバレッジでユーロドルを取引したい方にはLandPrimeが適しているかもしれません。

ただし、日本人向けの法人は金融ライセンスを持っていないため、失っても問題ない金額での利用を心掛けましょう。

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公式サイト:https://www.landprime.com/

10位 HFM(ゼロ口座)

10位 HFM(ゼロ口座)
引用元: HFM公式サイト

主要通貨の平均スプレッド

ゼロ口座プレミアム口座
USDJPY0.71.6
EURUSD0.71.2
GBPUSD0.91.9
EURJPY1.02.3
GBPJPY1.53.9
AUDUSD1.31.8

スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者ランキングで第10位はHFM(HotForex)のゼロ口座です。

HFM(HotForex)のゼロ口座のスプレッドは特に狭くはありません。

この口座はスキャルピングやデイトレードにはあまり適していませんが、スイングトレードのような中長期の取引には適しています。

キャッシュバックプログラムや入金ボーナスが提供されているので、これらを活用してコストを抑えることをおすすめします。

口座開設ボーナスが不定期に提供されるため、まずはボーナスを使って取引を始めることをおすすめします。

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11位 BigBoss(プロスプレッド口座)

主要通貨の平均スプレッド

プロスプレッド口座スタンダード口座
USDJPY1.962.17
EURUSD1.531.63
GBPUSD2.182.04
EURJPY2.052.34
GBPJPY2.592.99
AUDUSD1.562.56

スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者ランキングで第11位はBigBoss(ビッグボス)です。

BigBossのSTP口座とECN口座の両方で、平均スプレッドが比較的高いです。

特にECN口座では実測スプレッドが狭くない上に、取引手数料が0.9pipsも加わるため、トータルの取引コストが非常に高くなっています。

スプレッドが上位の業者に比べて広いので、スキャルピングや他の短期売買を考えている方は、他の海外FX業者を検討することをおすすめします。

コスト面で見ると、プロスプレッド口座の方が取引にかかるコストが低いです。

このプロスプレッド口座はECN口座であり、不定期に実施されるボーナスキャンペーンの対象になることが多いため、BigBossを利用する場合はこの口座がおすすめです。

また、BigBossではキャッシュバックプログラムも用意されているので、それを利用してコストをさらに削減することができます。

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初心者向け!少額投資可能な低スプレッド業者ランキング

初心者向け!少額投資可能な低スプレッド業者ランキング

次に、1万円以下の少額投資でスタートできる低スプレッドの海外FX口座をランキング形式でご紹介します。

少ない資金から低スプレッド口座で取引を始めたい方は、以下の業者の利用を検討してみてください。

少額から取引できるおすすめ低スプレッド業者

1位 XMTrading(KIWAMI極口座)

XMTradingのスプレッド

スプレッド
USDJPY0.70
EURUSD0.70
GBPUSD0.70
EURJPY1.20
GBPJPY1.40
AUDUSD0.90

少額から始められるおすすめ低スプレッド業者ランキングで、第1位はXMTradingのKIWAMI極口座です。

この口座は、最低入金額が5ドル(約740円)からと非常に低く設定されています。全体に狭いスプレッドが特徴で、特にドル円とユーロドルは平均0.7pipsと極めて狭いです。

取引手数料が無料なため、KIWAMI極口座は海外FXでトップクラスの低コストで取引可能です。

さらに、低スプレッド口座でありながら口座開設ボーナスの対象となるのは珍しく、13,000円のボーナスが口座開設だけで利用できます。これを使えば、自己資金を投入せずにすぐに取引を開始できます。

まだKIWAMI極口座を持っていない方は、13,000円のボーナスを利用して取引を始めるチャンスですよ!

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公式サイト:https://www.xmtrading.com/

2位 FXGT(プロ口座)

2位 FXGT(プロ口座)
引用元: FXGT公式サイト

FXGTのスプレッド

スプレッド
USDJPY0.9
EURUSD0.7
GBPUSD0.5
EURJPY0.9
GBPJPY1.4
AUDUSD0.6

少額投資に適した低スプレッド業者ランキングで、第2位はFXGTのプロ口座です。

FXGTのプロ口座は、最低入金額が5ドル(約740円)からで、取引を始めることができます。

この口座は、一部の通貨ペアにおいて第1位のXMTradingよりも狭いスプレッドを提供しています。そのため、取引する通貨ペアに応じてFXGTとXMを使い分けるのも良い選択です。

FXGTのプロ口座では取引手数料がかからず、スプレッド以外の追加コストは発生しません。

プロ口座ではFX通貨、ゴールド、株価指数などの多様な商品を最大6日間スワップフリーで持つことができるので、マイナススワップのコストを抑えることが可能です。

ただし、プロ口座では口座開設ボーナスを受け取ることができません。そのため、まだ口座を持っていない方は、先にスタンダード口座を開設してボーナスを利用し、その後プロ口座を追加開設することをおすすめします。

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公式サイト:https://fxgt.com/ja/

3位 AXIORY(ナノ/テラ口座)

3位 AXIORY(ナノ/テラ口座)
引用元: AXIORY公式サイト

AXIORYのスプレッド

スプレッド
USDJPY1.38
EURUSD1.05
GBPUSD1.44
EURJPY1.23
GBPJPY2.33
AUDUSD1.31

少額から取引可能な低スプレッド業者ランキングで、第3位はAXIORYのナノ口座/テラ口座です。

銀行送金の最小入金額は1,100円、クレジットカードでは5,000円からスタートできます。

AXIORYはスキャルピングに制限がなく、高い約定力とcTraderの使用可能性でスキャルピングトレーダーに非常に好評です。

少ない資金でハイスペックな取引環境を求める方に、AXIORYの口座開設を特におすすめします!

\スキャルピングのプロも愛用!!/

公式サイト:https://www.axiory.com/jp/

海外FXスプレッドの比較一覧表

海外FXスプレッドの比較一覧表

次に、口座タイプごとの比較で見る海外FX業者のスプレッド比較一覧を確認していきましょう。

海外FX業者のスプレッドは、選択する口座タイプによって大きく変わります。

口座タイプには主に、初心者向けの「STP口座」と中上級者向けの「ECN口座」の二つがあります。

「STP口座」と「ECN口座」のスペック傾向

STP口座ECN口座
最大レバレッジ高め低め
スプレッド普通~広め狭め
取引コストスプレッドのみスプレッド+手数料
ボーナスありなし
取引方式STP方式が多いECN方式が多い
最低入金額低め高め

STP口座はスプレッドが広めですが、高い最大レバレッジとボーナスの対象になることが多いため、海外FX初心者や中長期トレードを考えている方に適しています。

一方、ECN口座はスプレッドが狭いですが、取引手数料もかかります。

それでも、手数料を含めた全体のコストはECN口座の方が低くなることが多いため、中上級者やスキャルピング、デイトレードなど短期売買を好む方にECN口座がおすすめです。

STP口座比較(初心者向け)

まず、海外FX初心者やトレード経験の浅い方に向けた「STP口座」のスプレッド比較表から見ていきましょう。

以下に示す表では、主要通貨ペアの平均スプレッドを比較してまとめています。

海外FX業者のSTP口座スプレッド比較表

海外FX業者
(口座タイプ)
USDJPYEURUSDGBPUSDEURJPY
MYFXMarkets
スタンダード
1.30.91.32.0
LandPrime
Pro
1.651.061.451.81
AXIORY
スタンダード
1.781.461.81.53
FBS
スタンダード
1.611.112.032.14
TitanFX
ゼロスタンダード
1.681.451.821.98
TradersTrust
クラシック
1.911.661.972.43
HFM
プレミアム
1.61.21.92.3
Exness
スタンダード
1.711.432.392.54
BigBoss
スタンダード
2.171.632.042.34
XMTrading
スタンダード
2.041.992.643.13
Tradeview
MT4 X Leverage
2.672.142.513.07
FXGT
スタンダード
1.31.11.31.6
MiltonMarkets
スマート
2.11.21.71.7
IronFX
ライブ変動
1.81.81.72.2
IS6
スタンダード
1.61.62.42.7
FocusMarkets
スタンダード
1.61.11.31.9
FxPro
スタンダード
1.31.31.51.9
IFCMarkets
スタンダード
1.511.21.8
Axi
スタンダード
1.11.41.81.9
※2024年5月6日(月)9:00~17:00の平均スプレッド

比較の結果、「MYFXMarkets」のスタンダード口座と「LandPrime」のスタンダード口座が相対的に狭い平均スプレッドを提供しています。

また、「XMTrading」ではボーナスキャンペーンが魅力的ですが、STP口座のスプレッドが広いので、使用する際はその点を留意してください。

ECN口座比較(上級者向け)

次に、FXトレード経験者や中上級者に適した「ECN口座」のスプレッド比較表を確認しましょう。

以下に、主要通貨ペアの平均スプレッドを比較してまとめた表を示します。

海外FX業者のECN口座スプレッド比較表

海外FX業者USDJPYEURUSDGBPUSDEURJPY
Exness
ロースプレッド
0.700.700.801.00
XMTrading
KIWAMI極
0.700.700.701.20
MYFXMarkets
プロ
0.900.901.201.20
FBS
ECN
1.060.871.141.74
Tradeview
ILC
1.370.891.251.44
AXIORY
ナノ/テラ
1.381.051.441.23
TitanFX
ゼロブレード
1.391.091.561.65
TradersTrust
プロ
1.411.141.501.65
LandPrime
ECN
1.371.161.491.81
HFM
ゼロ
0.70.70.91.0
BigBoss
プロスプレッド
1.961.532.182.05
IronFX
アブソルトゼロ
1.31.31.31.3
FXGT
プロ
0.90.70.50.9
MiltonMarkets
エリート
1.60.61.41.1
FocusMarkets
プロ
1.10.71.11.7
FxPro
Raw+
10.80.91.3
Axi
プレミアム
1.30.911.7
※2024年5月6日(月) 9:00-17:00の平均スプレッド ※スプレッドに取引手数料を足したトータルコストで比較

ECN口座の比較において、「Exness」のロースプレッド口座が最狭の平均スプレッドを提供しています。

また、STP口座でスプレッドが広かった「XMTrading」は、ECN口座においては大幅にスプレッドが狭くなっています。

通貨ペア別の海外FXスプレッド比較

通貨ペア別の海外FXスプレッド比較

これからは、実際に計測したデータを基に、以下の5つの通貨ペアについて海外FX業者のスプレッドを比較していきます。

通貨ペアによっては、同一のペアでも異なる海外FX業者や口座タイプでスプレッドが大きく変わることがあります。自分が取引したい通貨ペアでスプレッドが狭い業者を探してみてください。

比較に使用するデータは2024年5月6日(月)9:00から17:00までの平均スプレッドです。
中上級者向けの海外FX口座では、取引手数料を含むトータルコストが記載されています。

海外FXドル円スプレッド比較

以下は、海外FX業者ごとの「ドル円(USD/JPY)」スプレッド比較表です。

海外FX業者ECN口座STP口座
Exness0.701.71
XMTrading0.702.04
MYFXMarkets0.91.3
MiltonMarkets0.991.28
FBS1.061.61
LandPrime1.371.65
Tradeview1.372.67
AXIORY1.381.78
TitanFX1.391.68
HFM0.71.6
TradersTrust1.411.91
BigBoss1.962.17

ECN口座での比較では、「XMTrading」のKIWAMI極口座と「Exness」のロースプレッド口座が最狭の0.7pipsのスプレッドを提供しています。

一方、STP口座では「Milton Markets」のスマート口座が1.28pipsで最も狭いスプレッドです。

1.00pips以下のスプレッドを提供する海外FX業者なら、秒スキャルピングもしやすいですよ。

海外FXポンド円スプレッド比較

以下は、「ポンド円(GBP/JPY)」のスプレッドを比較した海外FX業者別の表です。

海外FX業者ECN口座STP口座
XMTrading1.44.82
MYFXMarkets1.51.9
MiltonMarkets1.82.55
Exness1.92.15
LandPrime2.02.09
Tradeview2.13.94
HFM1.53.9
AXIORY2.32.74
TradersTrust2.53.08
BigBoss2.62.99
TitanFX2.83.06
FBS3.14.73

ECN口座においては、「XMTrading」のKIWAMI極口座が1.4pipsで最も狭いスプレッドを提供しています。

STP口座で最狭は、「MYFXMarkets」のスタンダード口座で、スプレッドは1.9pipsです。

海外FXユーロドルスプレッド比較

以下に「ユーロドル(EUR/USD)」のスプレッドを比較した海外FX業者別の表を示します。

海外FX業者ECN口座STP口座
XMTrading0.701.99
Exness0.701.01
MiltonMarkets0.771.13
MYFXMarkets0.90.9
FBS0.871.11
Tradeview0.892.14
HFM0.71.2
AXIORY1.051.46
TitanFX1.091.45
TradersTrust1.141.66
LandPrime1.161.06
BigBoss1.531.63

ECN口座では、「XMTrading」のKIWAMI極口座と「Exness」のロースプレッド口座が最狭の0.7pipsのスプレッドを提供しています。

次に、「Milton Markets」のエリート口座も0.77pipsで、比較的狭いスプレッドです。

STP口座については、「MYFXMarkets」と「Exness」のスタンダード口座が狭いスプレッドを提供しています。

海外FXでは、先に言及したUSD/JPYよりも、ここで挙げたEUR/USDのスプレッドが狭い傾向にあります。そのため、海外FXでスキャルピングを考えている方には、EUR/USDを主に取引することをおすすめします。

海外FXユーロ円スプレッド比較

以下は「ユーロ円(EUR/JPY)」のスプレッドを比較した海外FX業者別の表です。

海外FX業者ECN口座STP口座
Exness12.54
HFM12.3
MiltonMarkets1.11.7
MYFXMarkets1.22
XMTrading1.23.13
AXIORY1.231.53
Tradeview1.443.07
TitanFX1.651.98
TradersTrust1.652.43
FBS1.742.14
LandPrime1.811.81
BigBoss2.052.34

ECN口座では、「Exness」のロースプレッド口座と「HFM」のゼロ口座がスプレッド1pipsで最狭です。

STP口座では、「AXIORY」のスタンダード口座が1.53pipsで最も狭いスプレッドを提供しています。

海外FXポンドドルスプレッド比較

以下は「ポンド円(GBP/USD)」のスプレッドを比較した海外FX業者別の表です。

海外FX業者ECN口座STP口座
XMTrading1.44.82
MYFXMarkets1.51.9
MiltonMarkets1.82.55
Exness1.92.15
LandPrime2.02.09
Tradeview2.13.94
HFM1.53.9
AXIORY2.32.74
TradersTrust2.53.08
BigBoss2.62.99
TitanFX2.83.06
FBS3.14.73

ECN口座で「XMTrading」のKIWAMI極口座は1.4pipsのスプレッドで最狭です。

STP口座では、「MYFXMarkets」のスタンダード口座が1.9pipsで最も狭いスプレッドを提供しています。

海外FX業者のCFD銘柄スプレッド比較

海外FX業者のCFD銘柄スプレッド比較

これから、仮想通貨やゴールドなどのCFD銘柄について、海外FX業者のスプレッドを以下の順に比較していきます。

CFD取引に興味のある方は、こちらのスプレッドデータを参考にして、海外FX業者を選ぶ際の参考にしてください。

仮想通貨FXスプレッド比較

これから、仮想通貨FXのスプレッドを「円建て」「ドル建て」で区分して比較していきます。

最初に、円建てペアのスプレッドを確認してみましょう。

円建て仮想通貨ペア

仮想通貨FXのスプレッド一覧(JPY)

海外FX業者(口座タイプ)BTC/JPYETH/JPYXRP/JPYLTC/JPYBCH/JPY
FXGT
(スタンダード口座)
26002320.142261
CryptoGT28502400.151969
TitanFX
(ゼロスタンダード口座)
3899142821.4129.3168.7

円建てでビットコインなどの仮想通貨を取引できる海外FX業者は少ないです。

円建てビットコイン取引では、「FXGT」のスタンダード口座が最も狭いスプレッドを提供していることが比較から明らかになりました。

次に、ドル建てペアのスプレッド比較表を確認していきましょう。

ドル建て仮想通貨ペア

仮想通貨FXのスプレッド一覧(USD)

海外FX業者
(口座タイプ)
BTC/USDETH/USDXRP/USDLTC/USDBCH/USD
FXGT
(スタンダード口座)
1538304102421106
CryptoGT1893338110471110
TitanFX
(ゼロスタンダード口座)
3547.1120319.1118.2149.8
iFOREX6116192148270491372
HFM
(ゼロ口座)
56.03.90.0142.31.8
FBS
(仮想通貨口座)
300121500774600004080

ビットコインで最もスプレッドが狭いのは、円建てで見たときと同様に「FXGT」スタンダード口座です。

また、イーサリアムやリップルなどの他の仮想通貨ペアでも、FXGTが最狭のスプレッドを提供しています。

FXGTでは、仮想通貨の取引スプレッドが狭い上に、最大1000倍のハイレバレッジが可能です。

さらに、口座開設ボーナスや入金ボーナスが常に提供されており、これらのボーナスを活用すれば少額投資で大きな利益を目指すことが可能です。

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公式サイト:https://fxgt.com/ja/

ゴールド比較

以下の表では、海外FX業者のゴールドスプレッドを「ECN口座」と「STP口座」で分けてまとめています。

ゴールドのスプレッド一覧

海外FX業者ECN口座STP口座
XMTrading1.33.5
Exness1.42.1
TradersTrust1.52.5
Tradeview1.584.24
HFM0.280.28
LandPrime2.33.4
AXIORY2.53.8
MILTON MARKETS2.52.9
TitanFX4.23.6
FBS3.4
BigBoss4.6

ECN口座では、「XMTrading」のKIWAMI極口座がゴールドのスプレッドで1.3pipsと最狭を提供しています。続いて、「Exness」のロースプレッド口座も同様に狭いスプレッドを提供しています。

STP口座の場合、「Exness」のロースプレッド口座がゴールド取引において2.1pipsで最も狭いスプレッドです。

ゴールド取引に興味がある方にとって、「XMTrading」や「Exness」は狭いスプレッドでの取引やスキャルピングが可能ですね。

日経225比較

以下は、海外FX業者の日経225スプレッドの比較結果です。

株価指数CFD(日経225)のスプレッド一覧

海外FX業者名ECN口座STP口座
XMTrading76
AXIORY910
BigBoss14.113.3
HFM9.39.3
TitanFX95.6112.5
TradersTrust112.3111.3
Tradeview471.2471.2

ECN口座とSTP口座の両方で、XMTradingが最狭のスプレッドを提供しています。

XMTradingのスタンダード口座では為替通貨ペアのスプレッドが広いものの、株価指数CFD(日経225)に関しては、今回比較した中で最も狭いスプレッドが提供されています。

海外FXのスプレッドとは

海外FXのスプレッドとは

海外FXのスプレッドについての基本的な知識を解説します。

スプレッドとは売値と買値の価格差のこと

スプレッドは、売値(Sell)と買値(Buy)の間の価格差を意味します。

この価格差は海外FX取引の実質的なコストになるため、スプレッドが狭い海外FX業者や口座ほど、利益を得やすいと言えます。

特にスキャルピングのような短期間での頻繁な売買では、スプレッドの狭さが非常に重要です。

国内FX業者間ではスプレッド競争が激しく、各業者間でのスプレッドの違いはほとんどありません。

一方、海外FXでは業者によってスプレッドの幅が大きく異なり、スプレッド以外のサービス面でも各業者の特徴が異なります。

スペック重視の海外FX業者はスプレッドが狭い

海外FXにおいてスプレッドが狭い業者は「取引スペックを重視する」という傾向にあります。

スプレッドの狭い海外FX業者の傾向

  • ボーナスキャンペーンが少ない
  • 最大レバレッジは高くない
  • 約定力が高い
  • 取引制限が少ない(スキャルピングや両建ても可能)

スプレッドが狭い海外FX業者の多くはボーナスキャンペーンを行っておらず、実施している場合でもボーナスの金額は小さいことが一般的です。

その代わり、これらの業者はスプレッドの縮小、取引サーバーやインフラの強化、流動性プロバイダー(LP)の充実など、取引スペックの向上に注力しています。

多くの海外FX業者は最大レバレッジが400倍から500倍と比較的低い設定ですが、狭いスプレッドや高い約定力を備えているため、スキャルピングを通じて利益を得ることができます。

ここで解説した内容は一般的な「傾向」に過ぎませんが、自分で海外FX業者のスプレッドを比較する際には、これを参考にしてください。

ボーナスで高いコストを軽減できることもある

スプレッドが広い海外FX業者は、一般的に「豪華なボーナスと高い最大レバレッジを提供する」という特徴があります。

スプレッドの広い海外FX業者の傾向

  • ボーナスキャンペーンが豊富・豪華
  • 最大レバレッジが非常に高い
  • スプレッドが広い
  • スキャルピングや両建てに取引制限が設けられている

スプレッドが広い海外FX業者は、手数料やスプレッドが高いものの、豪華なボーナスや高レバレッジを提供しており、大きな利益を狙うことが大きな魅力です。

ボーナスを利用して自己資金の負担を減らし、ハイレバレッジを使って素早く利益を増やすことが可能です。

しかし、「Exness」のように海外FXでトップクラスの狭いスプレッドを提供しつつ、無制限レバレッジも利用可能な業者もあります。

さらに、「XMTrading」はボーナスとハイレバレッジを提供する一方で、キャッシュバック制度を通じて実質的なスプレッドや手数料を削減するオプションがある業者です。

そのため、ボーナス、最大レバレッジ、スプレッドの狭さなど、優れた取引スペックを求める方には、これら2社が特におすすめです。

海外FXと国内FXのスプレッドの比較

海外FXと国内FXのスプレッドの比較

これからは、「海外FXと国内FXのスプレッドの違い」について詳しく解説していきます。

海外FXと国内FXのスプレッドの主な違いは、以下の4点に集約されます。

「pips」は全通貨共通の単位

国内FX業者では円関連の通貨ペアで「銭」という単位を用いることが一般的ですが、海外FX業者では全ての通貨ペアに対して「pips(ピップス)」という単位を使用します。

1pipsの価値は通貨ペアにより異なり、円が絡むペアでは1pipsを0.01円(1銭)として扱います。円を含まないペアでは、1pipsが0.0001の通貨単位とされます。

ドル円の場合、1pipsは0.0001ドルを意味し、ポンドについては1pipsが0.0001ポンドです。

このため、各通貨のスプレッドを国ごとの通貨や詳細な数値で示すと複雑になりすぎるので、海外FXでは理解しやすい共通単位「pips」が採用されています。

海外FX業者は変動制が多い

次の違いはスプレッドの構造に関連しています。

FXのスプレッドには「固定スプレッド」と「変動スプレッド」の二つのタイプがあり、多くの海外FX業者は「変動スプレッド」を使用しています。

固定スプレッドと変動スプレッドの違い

スプレッドの動き
固定スプレッド
(原則固定)
・原則固定
・経済指標発表前後など相場の急変動時にだけ変動
変動スプレッド・平常時は狭いスプレッド
・相場の状況によって常に変動
・相場の状況によっては大きく拡大することもある

国内FX業者では多くが「原則固定スプレッド」を採用し、スプレッドが一定の値で固定されています。一方、海外FX業者の大部分は「変動スプレッド」を使用しており、スプレッドは常に変動します。

変動スプレッドの場合、スプレッドがゼロになることもあれば、非常に狭いスプレッドになる場面もありますが、常に狭いわけではありません。

そのため、海外FX業者のスプレッド比較では、変動を考慮した「平均スプレッド」を見ることが重要です。

また、海外FX業者の中には公式サイトに「最小スプレッド」のみを掲載しているところもありますが、口座選びにあたってはより実質に近い「平均スプレッド」を参考にすることが必要です。

海外FXを利用する際は、チャートのローソク足だけでなく、スプレッドが極端に広がっている状況にも注意を払う必要があります。

「DD方式」と「NDD方式」の違い

次に取引方式の違いを見てみましょう。国内FXでは「DD方式」を採用する業者が主流ですが、海外FXでは「NDD方式」を採用する業者が多く見られます。

この取引方式による違いが、国内FXと海外FXでスプレッドの構造が異なる原因となっています。

DD方式とNDD方式の比較

取引方式DD方式
(国内FXに多い)
NDD方式
(海外FXに多い)
スプレッドの狭さ狭い広い
スプレッド固定/変動固定変動
透明性低い高い
FX業者の利益トレーダーの損失スプレッド

国内のFX業者でDD方式を採用しているところは、通常スプレッドが狭く設定されています。

しかし、DD方式ではトレーダーの利益が業者の損失となるため、利益が相反することがあります。

これにより、FX業者がトレーダーの注文を意図的に遅延させたり、拒否することもあり得ます。

これが取引の透明性を低下させる一因となります。

一方で、NDD方式を採用している海外FX業者は、一般的に国内業者よりスプレッドが広いものの、取引の透明性はDD方式よりも高いです。

NDD方式では、トレーダーの損失が業者の利益とならず、取引に伴うスプレッドが業者の主な収益源となります。

したがって、NDD方式を採用している場合、トレーダーが利益を得て取引を継続すればするほど、海外FX業者も利益を得ることになるというのがその仕組みです。

このため、注文を意図的に遅延させる必要がなく、トレーダーが利益を出しやすい取引環境を整えることに積極的な海外FX業者が多いのです。

NDD方式はさらに取引方式が分かれる

NDD方式には「STP方式」と「ECN方式」の二種類があります。

これらはどちらもFX業者のディーラーを介さない取引方式ですが、それぞれに以下のような異なる特徴があります。

STP方式とECN方式の比較

取引方式STP方式ECN方式
スプレッドの狭さやや広い狭め
取引手数料不要必要
注文の流れFX業者のシステムを経由インターバンク市場に直行

ECN方式では注文が直接インターバンク市場へと送られますが、STP方式は注文がまずFX業者の取引システムによって処理されます。

ただし、STP方式であっても、NDD方式の業者は収益源がスプレッドのみなので、意図的な約定拒否の発生は少ないとされています。

海外FXのスプレッドは口座タイプによって異なる

3番目の違いは口座タイプに関するものです。

海外FXでは目的に応じて様々な口座タイプが提供されており、選択した口座タイプによってスプレッドが変わります。

大まかに口座タイプを分けると、「初心者向けのSTP口座」と「中上級者向けのECN口座」の2つがあり、それぞれ以下の特徴があります。

「STP口座」と「ECN口座」のスペック傾向

STP口座ECN口座
向いている人海外FX初心者
トレード経験が浅い方
海外FX中・上級者
ある程度取引してきた方
レバレッジ高い低め
スプレッド普通~広い狭め
取引コストスプレッドのみスプレッド+手数料
ボーナスありなし
取引方式STP方式が多いECN方式が多い
最低入金額低め高め

海外FXのSTP口座は、FX初心者や経験が少ない方に適した特徴を持っています。

スプレッドは普通からやや広いですが、高い最大レバレッジが利用でき、多くの場合ボーナスの対象となるため、海外FXのメリットをフルに活用してトレードが可能です。

ECN口座は、FX取引の経験がある方向けに設計されています。

取引ではスプレッドに加え手数料が発生することが一般的ですが、スプレッドは非常に狭く設定されているため、トータルコストはECN口座で低く抑えられる傾向にあります。

さらに、多くのECN口座では、インターバンク市場へ直接注文を送る「ECN方式」が採用されており、透明性が高い取引環境を提供しています。

このように、多くの海外FX業者は、口座タイプによって大きく異なる特徴を持っています。

海外FX業者のスプレッドを比較するときは、自分のトレーディングスタイルに適した口座のスプレッドをチェックすることが重要です。

海外FXの取引手数料

海外FXのECN口座では、スプレッドに加えて「取引手数料」が別途発生することが一般的です。

一方で、STP口座の取引コストはスプレッドのみで構成されており、そのスプレッドは通常やや広めです。

しかし、ECN口座では取引コストがスプレッドと取引手数料で構成されているものの、スプレッドが非常に狭い(ほぼゼロに近い)ため、全体のコストはECN口座でより低く抑えられることが多いです。

したがって、スプレッドの狭さを重視する場合は、ゼロpipsからの取引が可能なECN口座が適しています。

海外FXのECN口座スプレッド比較を見る

取引手数料は海外FX業者によって異なるため、ECN口座を選ぶ際は、この手数料を含むトータルの取引コストを確認することが重要です。

スプレッドで海外FX業者を選ぶ際の5つの注意点

スプレッドで海外FX業者を選ぶ際の5つの注意点

ここからは、スプレッドの狭さに焦点を当てて海外FX業者を選ぶ際の注意点を詳しく解説します。

海外FX業者のスプレッドを確認するときは、次の5つのポイントに特に注意してください。

「平均値」で必ず各海外FX業者を比較しておく

海外FX口座のスプレッド比較を行う際は、常に「平均スプレッド」を基準にしてください。

多くの海外FX業者の公式サイトには「平均」「最小」「リアルタイム」といった異なる種類のスプレッドが公表されていますが、中には「最小スプレッド」だけを表示している業者も存在します。

ただし、日常的にかかるコストを把握するには「最小」スプレッドではなく「平均」スプレッドでの比較が必要です。データを検討する際は、平均のスプレッドを参照することが重要です。

ECN口座は取引手数料込みでコストを比較しておく

海外FXのECN口座ではスプレッドが狭い設定ですが、取引時にはスプレッドに加えて「取引手数料」も発生することが一般的です。

ただし、多くの海外FX業者の公式サイトでは口座の詳細ページにスプレッド情報のみが掲載されており、取引手数料についての記載がない場合があります。そのため、比較を行う際には、取引手数料を含めたトータルコストを計算して、総額がどれくらいになるかを把握することが大切です。

ECN口座の初回入金額が高額になる場合がある

海外FXのECN口座はスプレッドが狭いため魅力的ですが、業者によっては初回入金額が高く設定されていることがあります。

初回入金額とは「口座を開設した後、最初に必要な最低入金金額」を指します。

海外FX業者によってこの金額は異なり、ECN口座を提供する一部の業者では数百万円という高額な入金が求められることがあります。そのため、業者を比較する際には、初回入金額も確認しておくことが重要です。

以下は初回入金額が特に高い海外FX業者の例です。

初回入金額が高額なECN口座

海外FX業者(口座タイプ)初回入金額
easyMarkets
(VIP口座)
100万円以上
TradersTrast
(VIP口座)
200万円以上
AceForex
(VIP口座)
550万円以上

取引したい通貨ペアを比較しておく

自分が主に取引する通貨ペアに応じて、スプレッドが狭い海外FX口座を選択することが重要です。

一般にスプレッドが広いとされる海外FX業者であっても、特定の通貨ペアではスプレッドが狭い場合があります。そのため、取引を考えている通貨ペアのスプレッドを比較し、最もコストが低く取引できる業者を見つけることが大切です。

さらに、同一の海外FX業者内で同じ通貨ペアを扱っても、口座タイプによってスプレッドが変わることがあります。口座タイプごとのスプレッドの違いも確認し、適切な口座選択を行なうことをお忘れなく。

海外FXでは約定力の高さも必ず確認・比較しておく

海外FX業者をスプレッドの狭さで選ぶ際は、約定力の高さも同時に確認することが重要です。

もし選んだ海外FX業者でスリッページが発生すると、狭いスプレッドのメリットが失われ、結果として取引コストが増大してしまいます。

ですから、スプレッドの狭さだけでなく、高い約定力を持つ業者を選ぶことが、取引コストを効果的に抑えるためのポイントです。

海外FX業者が公開している約定データや、約定率に関するユーザーの評判や口コミを調べ、約定力が優れている業者を選定することをおすすめします。

約定力が高い海外FX業者を比較して選びたい方は、「海外FXの約定力を比較!スリッページや約定拒否が少ない業者一覧」をご参照ください。

海外FXでスプレッドが広がる主なタイミング

海外FXでスプレッドが広がる主なタイミング

海外FXでは変動スプレッドを使用しており、多くの外部要因によりスプレッドが広がることがあります。

このセクションでは、海外FXでスプレッドが広がりやすい状況を解説していますので、スキャルピングやその他の短期取引を考えている方はぜひ参考にしてください。

①早朝・深夜などの流動性の低い時間帯

早朝や深夜のような流動性が低い時間帯には、スプレッドが拡大することが多いです。

特に朝の5時から8時の間は、ロンドンやニューヨークの市場が閉まっているため、この時間が一日の中でスプレッドが最も広がりやすい時期です。

早朝は約定しにくくなることが多いので、その時間帯の取引は避けることをおすすめします。

一方、欧州・ロンドン市場とニューヨーク市場の営業時間が重なる22時から翌日2時の間は流動性が高まり、スプレッドが安定して狭まります

スキャルピングを最小のスプレッドで行いたい方には、この時間帯が最適ですので、特にこの時間を利用しての取引がおすすめです。

②重要経済指標の発表直後

重要な経済指標が発表された直後も、海外FXでスプレッドが広がることが多いです。

特に重要な指標の発表直前は、多くのトレーダーが様子見になるため流動性が落ち、スプレッドが広がります。

指標発表後は、取引が急激に活発化し、結果に基づいた価格の急激な動きが注文の約定を難しくし、流動性が低下してスプレッドが拡大します。

各国中央銀行の政策金利決定や米国の雇用統計のような重要な経済指標の発表の前後では、スプレッドが大きく変動することがありますので注意しましょう。

「気づかないうちに経済指標が発表され、スプレッド負けや手数料負けをしてしまう」ことを避けるためにも、取引を行う前には経済指標カレンダーを必ずチェックしましょう。

③突発的なイベント

米国大統領やFRB議長のような要人の発言時にも、スプレッドが拡大することがあります。

要人の発言による為替の変動が不確実なため、インターバンクではスプレッドを広げて市場の波を穏やかにします。

テロや紛争などの緊急事態が発生した際もスプレッドが広がることがありますので、常に最新のニュースを確認しておくことが重要です。

海外FXのスプレッドに関するよくある質問

海外FXのスプレッドに関するよくある質問

これからは、海外FXのスプレッドに関連する一般的な質問とその回答をご紹介します。

スプレッドについての疑問がある方は、この情報を参考にしてください。

海外FXのスプレッドに関するよくある質問
  • 海外FXで最小取引コストの業者は?
  • 海外FXで固定スプレッドを提供する業者は?
  • 海外FXでゴールドスキャルピングにおすすめな業者は?
  • 海外FXスプレッドが広い理由は?
  • リアルタイムスプレッドをどうやって確認する?
  • 海外FXでスプレッドが狭い口座はどこにありますか?
  • 為替スプレッドと為替手数料の違いは?
  • 最小スプレッドと平均スプレッドとは何でしょうか?
  • ダウ平均株価のスプレッドが狭い海外FX業者はどこにありますか?
  • 海外FXでスプレッド以外にも手数料はかかりますか?
  • 海外FXのスプレッドは経費として計上できますか?
  • 海外FXでスプレッドがゼロの業者は存在しますか?

海外FXで最小取引コストの業者は?

Exnessのロースプレッド口座は、大部分の時間スプレッドがゼロに近いため、事実上取引手数料だけで取引が可能です。これにより、取引コストが非常に低いトップクラスの口座と言えます。

海外FXで固定スプレッドを提供する業者は?

多くの海外FX業者が変動スプレッドを採用していますが、「easyMarkets(イージーマーケット)」ではMT4口座に限り固定スプレッドを提供しています。

海外FXでゴールドスキャルピングにおすすめな業者は?

XMTradingのKIWAMI極口座やExnessのロースプレッド口座は、ゴールドのスキャルピングに適しています。

これらの口座は、海外FX業者の中でも特に狭いスプレッドを提供し、ゴールド取引に最適です。

海外FXスプレッドが広い理由は?

海外FX業者のスプレッドが国内業者より広い主な理由は、多くの海外業者が「NDD方式」を採用しているためです。

国内のFX業者では「DD方式」が一般的で、この方式ではFX業者がトレーダーと市場の間に介在し、トレーダーの注文が業者を通じて処理されます。この際、業者は不利な注文を通さず、通さなかった注文の損失分が業者の利益となります。

そのため、国内業者は狭い固定スプレッドを提供しやすいのです。

一方で、海外FXの「NDD方式」では、業者を介さずにトレーダーの注文が直接市場へ送られます。これにより、スプレッドは変動制となり、業者の利益は純粋にスプレッドに限られるため、海外FXのスプレッドが広がる傾向があります。

リアルタイムスプレッドをどうやって確認する?

海外FX業者の臨時スプレッドを確認するためには、実際にMT4/MT5を深くオープンし、直接スプレッドを見る必要があります。

リアルタイムスプレッドを公式ホームページで公開している海外FX業者には以下のようなものがあります。

リアルタイムスプレッドを公式ホームページで公開している海外FX業者

多くの海外FX業者では公式サイトで即日スプレッドを公開していないので、詳細を知りたい場合は口座開設して確認しましょう。

海外FXでスプレッドが狭い口座はどこにありますか?

海外FXでスプレッドが狭い口座としては、Exnessのロースプレッド口座やXMTradingのKIWAMI極口座が挙げられます。

Exnessのロースプレッド口座は、非常に狭いスプレッドと無制限のレバレッジが特徴的で、海外FX業者の中でもトップクラスです。

XMTradingのKIWAMI極口座もExnessと同様に狭いスプレッドを提供し、さらに豪華なボーナスやキャッシュバックのオプションがあります。

為替スプレッドと為替手数料の違いは?

為替スプレッドは、通貨ペアの買値と売値の間の差です。

為替手数料は、スプレッド以外に発生する取引のサービス料を意味します。

最小スプレッドと平均スプレッドとは何でしょうか?

最小スプレッドは、海外FX業者が提供するスプレッドの最低値を示します。

平均スプレッドは、変動するスプレッドの平均的な値を指します。

ダウ平均株価のスプレッドが狭い海外FX業者はどこにありますか?

ダウ平均株価のスプレッドが狭い海外FX業者としてExnessのロースプレッド口座があります。

この口座のダウ平均株価におけるスプレッドは、平均して9.2pipsです(※2024年5月6日(月)9:00-17:00のデータに基づく)。

海外FX業者の平均スプレッドが15pips程度であることを考慮すると、Exnessのロースプレッド口座は、より狭いスプレッドでスキャルピングが行える選択肢と言えます。

海外FXでスプレッド以外にも手数料はかかりますか?

多数の海外FX業者が提供するECN口座では、スプレッドに加えて取引手数料が必要です。

そのため、ECN口座を使用する際は、「スプレッド + 取引手数料」が実際の取引コストとなるので、この点には注意しましょう。

海外FXのスプレッドは経費として計上できますか?

国内外を問わず、FX取引で発生するスプレッドは損益計算に含まれるため、別途経費として計上することはできません。

海外FXでスプレッドがゼロの業者は存在しますか?

以下の海外FX業者は、公式サイトにてECN会員の最小スプレッドがゼロとされています。

海外FXでスプレッドがゼロの業者

しかし、これらのECN口座ではスプレッド以外に取引手数料もかかります。

したがって、スプレッドがゼロでも取引しても、全体のコストがゼロになるわけではないので注意しましょう。

海外FXスプレッド比較まとめ

海外FXスプレッド比較まとめ

これまで、具体的なスプレッドデータを基に「スプレッドが狭い海外FX業者ランキング」を詳述してきました。

最後に、改めてスプレッドが狭い海外FX業者のランキングをおさらいしましょう。

海外FXスプレッド比較ランキング

海外FX業者USDJPYEURUSDGBPUSDEURJPY
Exness
ロースプレッド
0.700.700.801.00
XMTradingKIWAMI極0.700.700.701.20
MYFXMarkets
プロ
0.900.901.201.20
FBS
ECN
1.060.871.141.74
Tradeview
ILC
1.370.891.251.44
AXIORY
ナノ/テラ
1.381.051.441.23
TitanFX
ゼロブレード
1.391.091.561.65
TradersTrust
プロ
1.411.141.501.65
LandPrime
ECN
1.371.161.491.81
HFM
ゼロ
0.80.71.01.4
BigBoss
プロスプレッド
1.961.532.182.05
※2024年5月6日(月) 9:00-17:00の平均スプレッド
※スプレッドに取引手数料を足したトータルコストで比較

是非、この比較ランキングを活用して、自身に適したスプレッドの狭い海外FX業者を選ぶことをおすすめします。

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