FXGTは両建て取引を認めている海外FX業者ですが、他社と比較して制約や注意点が多い点が特徴です。
悪質な取引には厳しく、ペナルティを受ける可能性があるため注意が必要です。
他の業者と同じ感覚で両建てを行うと、出金拒否や口座凍結といった処置を受けるリスクがあります。
そこで今回は、FXGTの両建てに関するルールや注意点、効率的な両建て手法について解説します。
FXGTで規約違反にならないためにも、ぜひ参考にしてください。
本記事の内容
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FXGTの両建てとは?

両建てとは、同じ通貨ペアで買い(ロング)と売り(ショート)のポジションを同時に保有する取引手法です。
両建てを行うと、ロングポジションとショートポジションの必要証拠金が相殺されるため、証拠金を減らさずにポジションを維持することが可能です。
これにより、強制ロスカットを回避したり、新規ポジションを追加することができます。
ただし、スプレッドやスワップポイントといったコストが2倍になる点には注意が必要です。
両建ては、含み損や含み益を固定し、トレンドの動きを長期的に観察しながら取引したい場合に有効な手法とされています。
両建て取引の具体例
- 状況: 1ドル=130円の時点で同じ数量のポジションを両建て
- ロング: 1ドル=135円で決済(+5円)
- ショート: 1ドル=133円で決済(-3円)
この例では、ロングで+5円、ショートで-3円、合計+2円の利益を得られます。
相場の方向性が読みにくい状況でも、決済タイミングを誤らなければ、このように利益を出すことが可能です。
ただし、この例では「130円 ⇒ 135円 ⇒ 133円」と7円分の為替変動が発生しています。
方向性を見極めて適切なポジションを取れていれば、さらに大きな利益を得ることも可能です。
そのため、両建て取引は「一時的な損失拡大を防ぎたい」「つなぎ売買を行いたい」といった特定の状況でのみ活用するのが望ましいでしょう。
FXGTの両建て取引の特徴

FXGTの両建て取引の特徴は以下の通りです。
FXGTの両建て取引の特徴
これらの特徴について詳しく解説していきます。
証拠金が相殺される
FXGTでは、同じlot数で両建てのポジションを保有すると証拠金が相殺されます。
多くの業者では、両建てをすると単純に2ポジション分の証拠金が必要になったり、ロット数が大きい方のポジションが優先される場合があるため、FXGTのこの仕組みは珍しいといえます。
証拠金が相殺されることで、証拠金維持率を気にせずに新規ポジションを並行して取引できるのは、FXGT独自の大きなメリットです。
ただし、売り買いで保有するLot数が異なる場合は、その差額分の証拠金が必要になる点に注意しましょう。
トレンド転換に対応しやすい
FXGTで両建てをしていると、相場変動に強く柔軟な対応が可能になります。
現在のポジションで含み益が出ている場合でも、転換タイミングを正確に読むのは難しいものです。
しかし、転換時に損失を最小限に抑えられる点は、両建ての大きなメリットといえます。
また、含み損がある場合でも、一方のポジションがロスカットされた際に、もう一方を適切なタイミングで決済することで利益を得やすくなります。
相場のトレンドが不明瞭な状況では、特に効果を発揮する有用な手法といえるでしょう。
FXGTでは同一口座内での両建てのみ可能
FXGTで許可されている両建ては、同一口座内に限定されています。
つまり、「FXGT内の複数口座間」や「FXGTの口座と他社業者間」での両建ては行えません。
FXGTで許可されている両建て
同一口座内 | 複数口座間 | 異業者間 |
---|---|---|
また、FXGTで禁止されている両建てを行うと、出金拒否や口座凍結といったペナルティを受ける可能性があるため注意が必要です。
FXGTで禁止されている両建て取引

FXGTでは、以下の両建て取引が規約違反とされています。
FXGTで禁止されている両建て取引
これらの禁止された両建てを行うと、出金拒否や口座凍結のリスクがあることを覚えておきましょう。
FXGTの出金拒否の真相については、「FXGTで出金拒否はある?出金できない原因と対処法を解説」を参考にしてください。
それでは、FXGTで禁止されている両建てについて詳しく解説していきます。
複数口座間での両建て
FXGTでは、複数口座間での両建ては規約で禁止されています。
複数口座間での両建てとは?
- FXGTのA口座でドル円のロングを保有
- FXGTのB口座でドル円のショートを保有
口座タイプやロット数が異なっていても、両建て状態であれば規約違反となるため注意が必要です。
FXGTと他業者間での両建て
FXGTでは、他業者間での両建ても禁止されています。
なお、このような他業者間での両建ては、FXGTに限らず多くの業者で禁止されています。
そのため、複数業者で同時に運用している場合、それぞれの業者でペナルティを受けるリスクがあります。
ルール違反は取引履歴から簡単に発覚するため、他業者間での両建ては絶対に避けましょう。
ゼロカットを悪用した両建て
ゼロカットを目的とした両建ては、FXGTだけでなく多くの海外FX業者で禁止されています。
ゼロカット目的の両建てとは
- 雇用統計直前にハイレバレッジでポジションを持つ
- 別のFX業者で同様にポジションを持ち両建て状態にする
- 雇用統計後、片方のポジションがゼロカットされても、もう片方で利益を得る
このような取引は、出金拒否や口座凍結の原因になるため絶対に避けましょう。
窓開けを狙った取引とは
- 窓開けを狙った取引は、土日に予定されている重要な政治・経済イベントに合わせて行われるギャンブル性の高い手法です。
窓開け取引の例
- 金曜日の市場クローズ直前にハイレバレッジでポジションを持ち越す
- 週明けの市場オープン時、大きな窓が開けば利益を得られる
ただし、思惑が外れるとゼロカットが発生し、大きな損失につながります。
ゼロカットが頻発すると、損失補填は業者の負担となり、業者のリスクが増大します。
そのため、ゼロカット目的の両建てや窓開けを狙った取引は、FXGTを含む多くのFX業者で禁止されているのです。
グループ間での両建て
FXGTを含む多くの海外FX業者では、グループ間での両建て取引が禁止されています。
過去には、あるFX業者でグループによる両建てが発覚し、該当グループの利益が全額取り消された事例もあります。
少額の取引でも簡単に発覚するため、グループ内での両建ては絶対に避けましょう。
FXGTで禁止された両建てはバレる?

「ECN方式では注文がそのままインターバンクに流れるから、異なる口座で両建てしてもFXGTにはバレないだろう」
「別のFX業者を使っているし、FXGTと他社間で両建てしても大丈夫なはず」
こう考えている方もいるかもしれません。
しかし、取引額に関わらず、海外FX業者の禁止取引はほぼ確実に発覚します。
禁止されている両建て取引がバレる理由
- MT4/MT5の取引履歴は業者間で共有可能
- 同じLP(リクイディティプロバイダー)や仲介業者を利用しているケースが多い
MT4/MT5の取引履歴は業者側で確認できるため、取引情報が共有されると両建てがすぐに発覚します。
また、複数の業者が同じLPやブリッジ(売買注文を仲介する業者)を利用している場合、同一サーバーで取引が処理されるため、これも両建てがバレる原因になります。
このように、業者間で両建ての情報が共有される仕組みが整っています。規約違反が発覚すると、出金拒否や口座凍結といったペナルティが課される可能性があります。
さらに、異なる業者間で両建てを行った場合、それぞれの業者からペナルティを受けるリスクがあるため、絶対に避けましょう。
FXGTの両建てでおすすめのやり方

それでは、FXGTで効率的な両建て方法はあるのでしょうか?
FXGTで効率的な両建て方法
ここからは、これらの効率的な両建て方法について詳しく解説していきます。
経済指標発表を狙う
経済指標発表時やその直前を狙った両建ては、効率的な手法といえるでしょう。
両建てを行えば、売りポジションがゼロカットされても、買いポジションで利益を出せる可能性が高く、決済タイミングを誤らなければ利益につながる可能性が高まります。
トレンド発生時のサポートラインを狙う
トレンドが発生しそうなサポートラインでの両建ても効果的な手法といえるでしょう。
仮にトレンドが発生せずレンジ相場が続いた場合でも、両建てによって損失を抑えつつ、利益を得られる可能性が高まります。
一方で、トレンドが発生した場合は、ポジションの決済タイミングが重要となるため、ダマシに惑わされないよう慎重に決済を行いましょう。
FXGTで両建て取引を行う際の注意点

FXGTで両建てを行う際の注意点は以下の通りです。
FXGTで両建てを行う際の注意点
ここからは、これらの注意点について詳しく解説していきます。
決済後の証拠金変動を確認する
FXGTで両建てを行う際は、決済時の証拠金変動に注意が必要です。
FXGTでは、両建てを行うとポジション間で必要証拠金が相殺されます。
しかし、片方のポジションを決済すると、相殺されていた必要証拠金が元に戻る仕組みです。
例えば、両建てをしている状態で証拠金維持率がロスカット水準ギリギリの場合、片方のポジションを決済した瞬間に証拠金維持率が低下し、強制ロスカットに至る可能性があります。
そのため、片方のポジションを決済する際は、ロスカットを避けるために事前に必要証拠金を確認しておきましょう。
「同時決済」機能を活用する
両建ての買いポジションと売りポジションを同時に決済したい場合は、「同時決済」機能を活用しましょう。
標準のMT4/MT5では同時決済ができないため、無料ツール「OneClickClose」をインストールして使用する必要があります。
⇒OneClickCloseのインストールページ(外部サイト)
両建てポジションを個別に決済すると、タイムラグで含み益が減少したり、含み損が増えるリスクがあるため、同時決済を利用するのがおすすめです。
スプレッドとスワップはFXGT内で2倍かかる
FXGTで両建てを行う際は、スプレッドやスワップポイントなどの手数料が2ポジション分発生する点に注意が必要です。
FXGTの両建ては証拠金が相殺される仕組みですが、他の海外FX業者と同様に、ポジションを増やした分だけスプレッドやスワップポイントが発生します。
特に、FXGTを含む海外FX業者ではマイナススワップが大きい傾向があるため、長期トレードになるほど手数料による損失が増えやすくなります。
FXGTのスワップポイントについては、「FXGTのスワップポイント完全ガイド|計算方法・確認方法・付与時間を徹底解説」を参考にしてください。
FXGTは悪質な両建てに厳しい
FXGTは悪質な両建てに対しての対応が厳しいです。
複数口座間の両建てやゼロカットを目的とした両建てなど、規約違反が発覚した場合には、出金拒否や口座凍結といった厳しいペナルティが科されます。
少額であっても規約違反は簡単に発覚するため、絶対に行わないようにしましょう。
FXGTで悪質な両建てをすると利益・ボーナスが没収される
FXGTで悪質な両建てを行うと、利益やボーナスが没収される可能性があります。
さらに、悪質な両建てが発覚した場合、利益やボーナスの没収に加え、出金拒否や口座凍結といった厳しいペナルティが科されるリスクもあるため、十分に注意しましょう。
FXGTの両建てルールを事前に確認しておく
FXGTは他のFX業者に比べて悪質な両建てに厳しいため、利用規約を事前に確認しておくことが重要です。
FXGTの利用規約はFXGT公式サイトの下部に掲載されています。
知らずに規約違反の両建てを行ってしまうと、ペナルティが科されるリスクがあるため、必ず一度目を通しておきましょう。
FXGTの両建てに関するよくある質問

FXGTの両建てに関する質問を以下にまとめました。
FXGTの両建て まとめ

FXGTでは、同一口座内での両建てのみ許可されており、複数口座間や他業者との間での両建ては厳しく禁止されています。
悪意がなくてもルール違反をしてしまうと、出金拒否や口座凍結などの重いペナルティを受ける可能性があるため注意が必要です。
また、両建てに関するルールは海外FX業者ごとに異なるため、取引する業者を変更する際には、必ずその業者の両建て取引に関する規約を確認するようにしましょう。
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