AXIORY(アキシオリー)は両建てOK?禁止事項や注意点を解説

AXIORY(アキシオリー)は両建てOK?禁止事項や注意点を解説

両建てとは、同一銘柄において売りと買いのポジションを同時に保有する取引スタイルです。

AXIORY(アキシオリー)は、両建てに対する制限が少なく、約定力やレバレッジ水準も優れていることから、両建て戦略を取り入れやすい海外FX業者として知られています。

この記事では、AXIORYで両建てを行う際のメリットや注意点、さらには証拠金計算や他社との比較まで詳しく解説します。

他の海外FX業者と両建て条件を比較したい方にも役立つ内容なので、ぜひ参考にしてください。

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公式サイト:https://www.axiory.com/jp/

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口座タイプ特徴
【取引手数料なし】 スタンダード口座手数料がゼロで使いやすいAXIORYの定番口座タイプ。手数料が一切かからないこの口座は、取引コストを抑えたい方や、まずはAXIORYを体験したい方に最適です。
【極狭スプレッド】 ナノ/テラ口座業界で最も狭いスプレッドを提供する特別な口座タイプ。
多くのトレーダーに評判が良く、高機能なプラットフォーム「cTrader」も利用可能で、上質な取引環境を求める方に最適な口座です。

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AXIORY(アキシオリー)の評判は?口コミ・デメリットまですべて暴露

目次

AXIORYで両建てを行うメリット

AXIORYで両建てを行うメリット

はじめに、AXIORYで両建てを活用するメリットを確認しておきましょう。

AXIORYの両建てには、以下の特徴があるためおすすめです。

両建てに関する禁止事項が少ない

多くの海外FX業者では、両建てに対して厳しいルールを設けており、とくに複数口座や他業者を使った両建ては制限されがちです。

しかし、AXIORYでは両建てに関する明確な禁止事項が少なく、自由な取引スタイルが許容されています。

AXIORYで認められている両建て手法は以下のとおりです。

AXIORYで認められている両建て手法

  • 同一口座内での両建て
  • 複数口座間での両建て
  • 他社口座との併用による両建て
  • 自動売買(EA)による両建て

このように、AXIORYでは両建てを理由とする口座凍結や出金拒否のリスクが低く、裁量・システム問わず柔軟な取引が可能です。

AXIORYはレバレッジ制限が緩い

両建て手法では、売りと買い両方のポジションを維持しなければならず、ロスカットを回避するための十分な証拠金残高が必要です。

ここで重要になるのが、証拠金残高に応じたレバレッジ制限です。

AXIORYは証拠金残高30万円以上でレバレッジ制限がかかるものの、1,400万円までなら400倍までレバレッジをかけられます。

そのため、大口取引や含み益が膨らんでいる場合でも、レバレッジ制限による予期せぬロスカットを避けやすくなります。

各口座タイプの証拠金によるレバレッジ制限

全口座の有効証拠金マックス口座ナノ口座
スタンダード口座
テラ口座
ゼロ口座
~30万円2,000倍1,000倍
~50万円1,000倍1,000倍
~70万円800倍800倍
~140万円600倍600倍
~700万円500倍500倍
~1,400万円400倍400倍
~2,800万円300倍300倍
~4,200万円200倍200倍
~7,500万円100倍100倍
7,500万円~50倍50倍

AXIORYのレバレッジの詳細は、「AXIORYのレバレッジ|制限・規制ルールや計算方法まで解説」の記事でまとめていますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

スプレッドが狭く取引コストを抑えやすい

両建てでは、買いと売りの両方でスプレッドが発生するため、決済時にはスプレッドが実質的に二重でかかることになります。

そのため、なるべくスプレッドが狭く、相場急変時のスプレッド拡大リスクが少ない海外FX業者を選ぶことが重要です。

その点で、AXIORYは安定した取引環境を提供しており、両建てにも適した業者といえます。

とくにECN方式を採用したナノ口座・テラ口座はスプレッドが非常に狭く、取引コストを大きく抑えられるのが特徴です。

以下は、代表的なECN口座とのスプレッドおよび取引手数料の比較です。

ECN口座とのスプレッドおよび取引手数料の比較

通貨ペアAXIORY
ナノ/テラ口座
TitanFX
ゼロブレード口座
XM
ゼロ口座
往復手数料6ドル7ドル10ドル
USD/JPY0.3pips0.3pips1.1pips
EUR/USD0.7pips0.3pips1.1pips
GBP/USD1.0pips0.6pips1.27pips
EUR/JPY0.2pips0.8pips1.4pips

このように、AXIORYのスプレッド水準は他社と比較しても非常に競争力があり、コストを抑えたいトレーダーにとって大きなメリットとなります。

AXIORYのスプレッドについては、「AXIORY(アキシオリー)のスプレッド一覧|ゴールドや口座タイプ別の手数料も比較」で詳しく解説しています。

AXIORYで両建て取引する際の必要証拠金計算方法

AXIORYで両建て取引する際の必要証拠金計算方法

AXIORYで両建て取引を行う場合、使用する取引ツールによって必要証拠金の算出方法が異なります。

ここからは、各プラットフォームごとの計算方法を詳しく見ていきましょう。

AXIORYで両建て取引する際の必要証拠金計算方法

MT4・MT5での必要証拠金の計算方法

MT4およびMT5では、同じ数量で売りと買いのポジションを持つ両建てを行った場合、ポジション同士が相殺されるため、必要証拠金はゼロになります。

【MT4/MT5 両建ての例①】

同じ通貨ペアで「売り3ロット・買い3ロット」の両建てを実行
→ この場合、必要証拠金は0円

ただし、売りと買いのロット数が異なる場合は、差分のロット数に対してのみ証拠金が必要です。

【MT4/MT5 両建ての例②】

同じ通貨ペアで「売り3ロット・買い2ロット」の両建てを実行
→ この場合、必要証拠金は1ロット分

このように、MT4・MT5では同数量での両建てにおける証拠金負担が発生しないため、資金効率の高い取引が可能です。

cTraderでの必要証拠金の計算方法

cTraderを利用して両建てを行う場合、同一ロット数でポジションを保有しても、片側のポジションに対する証拠金が必要となります。

【cTrader 両建ての例①】

同じ通貨ペアで「売り3ロット・買い3ロット」の両建てを実行
→ この場合、必要証拠金は3ロット分

また、売りと買いのロット数が異なるケースでは、より大きいロット数のポジションに対して証拠金が発生します。

【cTrader 両建ての例②】

同じ通貨ペアで「売り3ロット・買い2ロット」の両建てを実行
→ この場合、必要証拠金は3ロット分(売りポジションに対して)

このように、MT4/MT5とは異なり、cTraderでは両建て時でも証拠金が軽減されないため、資金管理には十分注意が必要です。

AXIORYで両建てを使う際の注意点

AXIORYで両建てを使う際の注意点

ここからは、AXIORYで両建て取引を行う上で押さえておきたい注意点を紹介します。

スワップポイントの合計がマイナスだとコストが増える

両建てを行う際は、売りと買いのスワップポイントの合計がマイナスになると、その分だけ日々の運用コストが発生する点に注意が必要です。

AXIORYでは、同一通貨ペアの売りと買い両方がプラススワップとなる組み合わせは存在しないため、スワップ狙いでの両建てには向いていません

スワップによる利益を狙う場合は、複数の業者や口座を活用したり、値動きの相関が高い通貨ペアを用いて、実質的な両建てのような戦略を取るのが効果的です。

【値動きが似ている通貨ペアの例】

  • AUD/JPY と EUR/JPY
  • EUR/USD と EUR/GBP
  • NZD/JPY と AUD/JPY

このような通貨ペアの組み合わせでスワップ差を活かせば、間接的に両建て戦略を展開することも可能です。

AXIORYのスワップポイントについてもっと詳しく知りたい方は、「AXIORY(アキシオリー)のスワップポイント一覧!計算方法や付与時間も解説」の記事をあわせてお読みください。

片方のポジションが決済されると必要証拠金が変わる

AXIORY(アキシオリー)で両建て取引を行う際に注意すべき3つ目のポイントは、「片方のポジションを決済したときの必要証拠金の変化」です。

両建て中に一方のポジションを決済すると、もう一方のポジションに対して新たに証拠金が必要になり、不意に証拠金維持率が低下してロスカットの危険が生じるケースがあります。

使用する取引ツールごとに影響の出方が異なるため、それぞれの特徴を把握しておくことが重要です。

【MT4/MT5のケース】

両建て状態では売りと買いが相殺されて証拠金がほぼゼロですが、片方を決済すると残ったポジションの全ロット分の証拠金が必要になります。

そのため、決済のタイミングによっては証拠金不足でロスカットされるリスクが高まります。

【cTraderのケース】

cTraderでは常に片側(またはロット数の大きい方)に対して証拠金が発生しているため、片方を決済しても影響は比較的小さく済みます。

ただし、決済後に証拠金維持率が低下する可能性はあるため、状況確認は欠かせません。

特にMT4/MT5を利用している場合は、両建てを解除する際に証拠金の急増が起きないよう、あらかじめ十分な資金を確保しておくことが大切です。

AXIORYの両建て対応や条件を他社と比較

AXIORYの両建て対応や条件を他社と比較

ここからは、AXIORYと他の代表的な海外FX業者における、両建て取引の対応状況や取引条件を比較していきます。

両建てに適した取引環境を求めている方は、ぜひ本比較を参考にして、自分に合った業者を見つけてみてください。

AXIORYの両建て対応や条件を他社と比較

XMTradingとの違い

AXIORYとXMTradingの違い

比較項目AXIORYXMTrading
複数口座・複数業者での両建て可能不可
スワップポイントの有利さやや有利通貨ペアにより異なる
スプレッド水準狭い改善されつつある
最大レバレッジ最大2,000倍最大1,000倍
レバレッジ制限の開始基準約30万円以上約200万円以上

XMTradingは、AXIORYと同様に長年の運営実績がある人気の海外FX業者で、約定力や信頼性にも定評があります。

ただし、両建てに関してはXMの方がやや制限が厳しく、複数口座や他社との併用による両建ては禁止されている点に注意が必要です。

最大レバレッジはAXIORYが2,000倍とXMより高く、少額から大きなポジションを持ちたいトレーダーには魅力です。

近年では、低スプレッドを実現したXMの「KIWAMI極口座」も登場しており、以前よりもコスト面の環境は改善されつつあります。

両建て戦略をXMで試す場合は、KIWAMI極口座を選ぶとよいでしょう。

関連記事:XMの両建てのやり方と禁止ルールまとめ!解除方法や活用法も紹介

TitanFXとの違い

AXIORYとTitanFXの違い

比較項目AXIORYTitanFX
複数口座・複数業者での両建て可能可能
スワップポイントの条件有利な水準有利な水準
スプレッド水準狭い狭い
最大レバレッジ最大2,000倍最大1,000倍
レバレッジ制限の開始基準約30万円以上なし

TitanFXは、AXIORYと非常に近い取引スペックを持つ海外FX業者で、特にスプレッドの狭さや約定力の高さに強みがあります。

両建てに関する制限はAXIORYと同様に設けられておらず、複数口座や他社口座を活用した両建ても問題なく行える点が共通しています。

TitanFXの特徴として、最大レバレッジは1,000倍ですが、AXIORYと違って証拠金残高によるレバレッジ制限がありません

そのため、資金が増えてもレバレッジ低下の心配なく取引を継続できます。

スプレッドについては、通貨ペアによってAXIORYの方が有利なケースもあれば、TitanFXが勝る場合もあるため、取引通貨によって両社を使い分けるのも有効な選択肢です。

関連記事:TitanFX(タイタンFX)の評判は?口コミ・デメリットまですべて暴露

Tradeviewとの違い

AXIORYとTradeviewの違い

比較項目AXIORYTradeview
複数口座・複数業者での両建て可能可能
スワップポイントの条件有利な水準やや不利な場合あり
スプレッド水準狭い非常に狭い
最大レバレッジ最大2,000倍STP:500倍/ECN:200倍
レバレッジ制限の開始基準約30万円以上STP:1,000万円以上で制限/
ECN:100万円以上で100倍

Tradeviewは、日本国内では知名度がそれほど高くないものの、低スプレッド・高い透明性・大口取引対応といった点で高スペックな海外FX業者です。

AXIORYと同様にcTraderを利用できる環境が整っており、取引方式も完全NDDとなっているため、約定スピードや透明性を重視する中上級者からの支持を集めています。

両建てに関する明確な取引制限はなく、スプレッドの狭さではAXIORY以上に優れている場合もあるため、両建て用口座としても有力な選択肢となります。

一方で、ECN口座の最低入金額が10万円以上と高めで、ロスカット水準が国内FXと同様の100%に設定されている点は、初心者にとってやや扱いにくい要素といえるでしょう。

総合的に見ると、Tradeviewはより高度な資金管理と経験を求められる、上級者向けのブローカーと位置づけられます。

関連記事:Tradeview(トレードビュー)の評判・口コミ!特徴や安全性を辛口評価

AXIORYの両建てまとめ

AXIORYの両建てまとめ

AXIORYは、両建てに関する制限が少なく、スプレッドやレバレッジなどの取引条件も優れているため、両建て取引に適した海外FX業者のひとつです。

特に、ナノ口座やテラ口座はスプレッドが狭く、取引コストを抑えながら安定した両建て戦略を実践できます。

また、MT4/MT5では両建て時の証拠金が相殺される仕組みとなっており、資金効率を重視するトレーダーにも有利な環境です。

一方で、スワップポイントの合計がマイナスになるケースや、片方のポジションを決済した際の証拠金変動には注意が必要です。

これらのポイントを踏まえたうえで、AXIORYの両建て環境をうまく活用すれば、柔軟かつ戦略的な取引が可能になるでしょう。

\スキャルピングのプロも愛用!!/

公式サイト:https://www.axiory.com/jp/

※本記事は海外在住の日本人の方を対象に作成しており、日本国内在住の方は対象外です。また、投資に関する助言・勧誘を目的としたものではありません。当サイトのコンテンツは、無登録の海外FX業者の利用を推奨するものではありません。日本国内在住の方は、金融庁へ届出を行っている国内FX業者をご利用ください。

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