海外FXの約定力を比較！スリッページや約定拒否が少ない業者一覧

海外FXにおける「約定力」は、注文がどれだけスムーズに約定されるかを指します。

約定力が高い海外FX業者ではスリッページによる利益減少が少なく、他の業者よりも多くの利益を得やすくなります。

この約定力は、業者が「〇〇秒以内に〇〇%の注文が約定」といったデータを公開することがありますが、実際の状況とは異なることもあります。

そこで当サイトでは、真の約定力を見極めるために重要な5つのポイントをまとめ、優れた海外FX業者を紹介します。

これら5つのポイントとSNSの口コミを合わせて確認すれば、約定力の高いFX業者が見つかるでしょう。

これらの基準で調査した結果、以下の業者が約定力に優れていると判明しました。

約定力を重視するなら、ランキング1位のAXIORYがおすすめです。

海外FXの約定力とは？

約定とは、取引が成立することを指します。

つまり、約定力とは「取引が確実に成立する能力」を意味します。

海外FX業者はスプレッドの狭さや豪華なボーナスをアピールすることが多いですが、約定力を強調する業者はそれほど多くありません。

しかし、海外FX業者を選ぶ際には、スプレッドの狭さと同じくらい、約定力も非常に重要な要素です。

約定力が重要な理由

約定力とは「取引がきちんと成立する能力」であると以前説明しました。

約定力が低いと「取引が意図通りに成立しない」ということになります。

スプレッドが狭くても、注文を出してから約定までに数秒かかるとどうでしょう？

その間に価格が変動し、特にスキャルピングなどの短期取引では損失を被る可能性があります。

約定力が低い海外FX業者では、このように意図した価格で約定しないことがよく起こります。

意図した価格で注文を通して利益を最大化し、損失を抑えるためにも、約定力をしっかり確認して海外FX業者を選ぶことが重要です。

海外FX業者と国内FX業者の約定力の違い

海外FX業者と国内FX業者の約定力には大きな違いがあります。

矢野経済研究所の調査によれば、国内FXの大手業者でも約定率は80%台で、約定拒否率が7%～9%、スリッページ率が18%～20%のところが多くあります。

つまり「100回取引すると、18回～20回はスリップして希望通りの価格で取引できず、7回は注文が拒否される」ということで、約定力はあまり高くありません。

しかし、海外FX業者は約定率が軒並み90％台後半で、意図的な約定拒否やリクォートはなく、執行スピードも1秒未満で、非常に高い約定力を持っています。

では、なぜ国内FX業者と海外FX業者でこのような約定力の差があるのでしょうか。

国内業者はDD方式（OCT方式）を採用し、トレーダーとインターバンク市場の間にブローカーを介在させるため、トレーダーとブローカーが利益相反の関係にあります。

その結果、業者側がリクォートや約定拒否を起こしやすく、トレーダーが不利になりやすいのです。

一方、海外FX業者ではNDD方式を採用してトレーダーとインターバンクを直結させ、リクォートや約定拒否を起こりにくくしています。

NDD方式ではトレーダーの取引が増えるほどブローカーの利益になるため、利益相反がなく、意図的な約定拒否は必要ありません。

この取引方式の違いが、海外FX業者の高い約定力の秘密なのです。

海外FX業者の約定力を評価するポイント

FX取引で重要な約定力ですが、どのように判断すればよいのでしょうか。

海外FXの約定力は、以下の5つのポイントで判断できます。

約定率

約定率とは、注文が正常に執行される確率を指します。

例えば、100回注文を出して90回が執行された場合、約定率は90%です。

約定率が高いほど注文は通りやすいので、できるだけ約定率が高い海外FX業者を選びましょう。

ただし、約定率が高くても、必ずしも注文が正確に執行されるわけではないので注意が必要です。

トレーダーの意図通りに約定するためには、次に説明する「約定スピード」が重要です。

約定スピード

約定スピードとは、「約定が執行される速さ」のことです。

特に相場の変動が大きくなるNY市場の時間帯で取引する場合、この約定スピードが非常に重要です。

たとえ約定率が99%の海外FX業者でも、約定スピードが遅いとトレーダーが意図した価格で注文が通りません。

このように、約定しても注文時の価格と実際に約定した価格が異なることを「スリッページ」といいます。

スリッページ

スリッページの確率が高いと、注文が正確に執行されないことを意味します。

例えば、「約定率が99%でスリッページの発生確率が20%」という海外FX業者があるとします。

これは、「100回注文したうち99回は約定し、そのうち20回は意図した価格とは異なる価格で注文が執行される」ということです。

スリッページが発生すると、注文が正確に通らず、損失が大きくなり、利益が小さくなる可能性があります。

したがって、約定率や約定スピードと共に「スリッページ」も確認するようにしましょう。

取引方式

海外FXの取引方式は、注文が業者のディーラーを通さずに約定するNDD方式が主流です。

NDD方式はさらに次の2つの方式に分かれています。

NDD STP方式では、スプレッドが上乗せされる代わりに流動性が低くてもスリッページしにくい約定方式で、狙った価格での約定が期待できます。

一方、NDD ECN方式はスプレッドが狭いという利点がありますが、流動性の低い時間帯や大きな取引サイズの場合にはスリッページが起きやすいです。

どちらも一長一短がありますが、「流動性の低い時間や小ロットの取引はSTP方式」、「流動性の高い時間や大ロットの取引はECN方式」が適しているので、自分のスタイルに合った取引方式を選びましょう。

取引インフラ

「取引インフラ」とは、FX業者が取引に利用するサーバーのスペックや設置場所など、取引を行うための通信環境を指します。

通信環境が悪いと、正確な価格レートが取得できなかったり、注文が集中する時間帯にサーバーがダウンする可能性があります。

優れた取引インフラを持つ海外FX業者は、多くの場合「EQUINIX」という会社のサーバーを利用しています。

EQUINIX（エクイニクス）は、データセンターを管理する企業で、AmazonやGoogleも利用する大手のインフラ管理企業です。

したがって、EQUINIXのサーバーを利用しているかどうかは、海外FX業者の取引インフラを評価する指標となります。

約定力が低い海外FX業者のデメリット

ここでは、約定力が低い海外FX業者を利用する際のデメリットを紹介します。

約定力が低いことによって生じるデメリットは、以下の3つです。

計画通りのトレードが難しい

まず最初に挙げられるのは、戦略通りのトレードができない点です。

ポジションを持つ際は、「テクニカル分析でこうだから」「このポジションで○○pipsの利益を狙いたい」など、事前に戦略を立てるものです。

しかし、約定力が低いとスリッページで意図しないレートで約定したり、約定拒否でエントリーできないことがあります。

このようなことが頻繁に起こると、事前の戦略通りに取引できず、行き当たりばったりのトレードになってしまいます。

冷静なトレードの妨げになる

スリッページや約定拒否が頻繁に起こる環境では、冷静なトレードが難しくなります。

FX取引では感情を排除し、機械的にトレードを行うことが勝利の秘訣です。

しかし、約定力の低さに対して感情的になると、冷静な判断が難しくなり、エントリーサインを見落としたり、決済のタイミングを誤ることが増えてしまいます。

小さな利益と大きな損失が発生しやすい

戦略的にトレードできず、冷静さを欠いてしまうと、結果的に「小利大損」になりやすくなります。

約定力が低いと意図したレートで約定できず、スリッページや約定拒否が続くと、トレードで勝つのが難しくなります。

小利大損を避けて損小利大を目指すためには、必ず約定力の高い海外FX業者を選ぶようにしましょう。以上が約定力の低い海外FX業者を利用するデメリットの説明でした。

海外FX業者を選ぶ際に約定力はあまり注目されませんが、海外FXで利益を伸ばすためには約定力がとても重要です。

次に、約定力の高いおすすめの海外FX業者をランキング形式で紹介しますので、約定力の高い業者をお探しの方は参考にしてください。

約定力が高いおすすめの海外FX業者ランキング

約定力について理解を深めたところで、次は約定力の高い海外FX業者をランキング形式で紹介していきます。

ここで紹介する海外FX業者は約定力が高く、スキャルピングなどの短期売買にも適しているので、業者選びの参考にしてください。

第1位 AXIORY

約定率	99.95%
約定スピード	平均 0.202秒
取引方式	NDD STP / NDD ECN
スキャルピング	制限無し

最初に紹介するのはAXIORY（アキシオリー）です。

AXIORYは、約定率、約定スピード、スリッページ発生率など、約定力に関する実際のデータを公式サイトで公開している、透明性の高い海外FX業者です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※引用：AXIORY公式サイト

取引インフラにはEQUINIX社のサーバーを使用しており、その約定力の高さは海外FX業者のトップクラスと言えます。

STP方式を採用したスタンダード口座を利用すれば、約定力とスリッページ対策は完璧でしょう。

米ドル円のスプレッドも0.7pipsからと非常に狭く、スキャルピングの制限もないため、「ストレスなくスキャルピングしたい」方にはAXIORYがおすすめです。

第2位 TitanFX

約定率	99.98%
約定スピード	平均 0.338秒
取引方式	NDD STP / NDD ECN
スキャルピング	制限無し

次に紹介するのはTitanFX（タイタンFX）です。

TitanFXは、AXIORYのように約定力に関する具体的なデータを公表してはいませんが、約定率が99.98%、約定スピードが0.338秒と非常に高い約定力を誇る海外FX業者です。

スプレッドが狭く、スキャルピング制限もないため、先述のAXIORYと非常に似た取引スペックを持っています。

AXIORYとTitanFXの相違点

海外FX業者	TitanFX	AXIORY
最大レバレッジ	500倍	400倍
レバレッジ制限	なし	～1000万円：400倍 1000万円～：300倍 2000万円～：200倍 3000万円～：100倍
取引手数料	0.7pips	0.6pips
資金管理	分別管理	信託保全

両社の大きな違いは、最大レバレッジとレバレッジ制限にあります。

TitanFXは証拠金残高によるレバレッジ制限がないため、大口取引をする方でも最大レバレッジ500倍の環境でトレードが可能です。

一方、AXIORYでは証拠金残高が1000万円を超えると、最大レバレッジが300、200、100倍と段階的に制限されます。

約定力業界トップクラスの王道FX業者を利用したい場合はAXIORYを、

1000万円以上の資金を投入する予定がある、または最大レバレッジにこだわりたい場合はTitanFXを選ぶとよいでしょう。

約定力にこだわるか、最大レバレッジの高さを重視するかで、AXIORYとTitanFXのどちらを利用するかを決めるのがよさそうですね。

第3位 XMTrading

約定率	100%
約定スピード	平均 1秒未満
取引方式	NDD STP / NDD ECN
スキャルピング	制限なし

3つ目にご紹介する海外FX業者はXMTrading（エックスエムトレーディング）です。

XMTradingは2010年から、他の海外FX業者に先駆けてリクォートや約定拒否なしに努め、100％の注文執行を達成しています。

また、注文の99.35%を1秒以内に執行しており、約定スピードも安定しています。

平均スプレッドが広いため、スキャルピングには向きませんが、荒れた相場でも強い約定力を求めるならXMがおすすめです。

海外FX人気No.1👑
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公式サイト：https://www.xmtrading.com/

以上が約定力の高さで選ぶ海外FX業者ランキングでした。

約定力の高い海外FX業者を利用したい方は、ぜひ参考にしてください。

ちなみに、海外FX業者を選ぶ際には、約定力以外にもさまざまな基準があります。

レバレッジや運営会社の信頼性など、複数の基準で比較して作成した「海外FX業者おすすめランキング」もぜひ参考にしてみてください。

海外FX業者の約定力に関するよくある質問

最後に、海外FX業者の約定力に関するよくある質問をご紹介します。

海外FX業者の約定力のまとめ

この記事では、海外FX業者における約定力の重要性とおすすめの海外FX業者について解説しました。

最後にもう一度、約定力が高いおすすめの海外FX業者ランキングを確認しておきましょう。

海外FX業者では1,000倍などの高いレバレッジが一般的で、少ない資金でも短期間で大きく増やせる環境があります。

しかし、約定力の低い業者を利用すると、最悪の場合、約定拒否が続いてゼロカットになることもあります。

安全に海外FX業者を利用するためには、業者を選ぶ際にレバレッジやボーナスだけでなく、「約定力」にも注目しましょう。