IS6FXのロスカット水準は20%です。
以前は証拠金維持率50%でしたが、2021年の見直しにより現行の水準へ改善されました。
証拠金額維持率が20%を下回った場合に自動的にロスカット執行をさせて頂いております。(プロゼロ口座は10%、EX口座は残高以上の含み損が発生した場合)
IS6FX公式サイト|取引条件
複数のポジションを保有されております場合には、損失額の大きなポジションから順次執行させて頂き、証拠金維持率20%を上回るまで行われる形となっております。
本記事では、IS6FXのロスカットの仕組みや特徴、他社との比較も加えてわかりやすく解説します。
なお、IS6FXのゼロカットについては「IS6FXはゼロカットシステムあり!仕組みやリセットのタイミングを解説」の記事でご紹介していますので、ぜひあわせてお読みください。
IS6FXの最新情報
IS6FXのロスカット水準を国内FXと海外FXで比較

IS6FXのロスカット水準を、まずは国内・海外FX業者と比較して確認してみましょう。
国内FX業者との比較
国内FXの平均ロスカット水準はおよそ100%前後です。
IS6FXのロスカット水準は20%のため、国内業者よりかなり低い設定となっています。
海外FX業者との比較
次に、海外FX業者と比べてみます。
海外FX業者との比較
| 海外FX業者 | 最大レバレッジ | ロスカット水準 |
|---|---|---|
| IS6FX | 2,000倍 | 20% |
| Vantage | 2,000倍 | 0〜10% |
| XM | 1,000倍 | 20% |
| FXGT | 5,000倍 | 20〜40% |
| AXIORY | 2,000倍 | 0〜20% |
| Exness | 無制限 | 0% |
| BigBoss | 2,222倍 | 20% |
| Titan FX | 1,000倍 | 20% |
多くの海外FX業者がロスカット水準20%を採用しており、IS6FXもこれに合わせて改善された形です。
以前はIS6FXの高いロスカット水準が弱点でしたが、現在では他の海外FX業者と同等になりました。
ただし、ここにはレバレッジの違いも影響します。
IS6FXは最大2,000倍と非常に高いレバレッジを提供しており、レバレッジが高いほどロスカットは発生しにくくなるのです。
この点については後ほど詳しく解説します。
IS6FXのロスカットとは

IS6FXのロスカット水準を理解したところで、ここからは「ロスカット」と「証拠金維持率」をどのように捉えるべきかを解説していきます。
FX初心者やロスカットの仕組みが曖昧な方は特に押さえておきたいポイントなので、しっかりと確認しましょう。
ロスカットの仕組み
ロスカットとは、口座に預けた証拠金を超える損失が出ないよう、一定のラインを下回った時点で自動的に決済が行われる仕組みのことです。
どれだけ優れたEA(自動売買ツール)を使っても、相場を完璧に読み切ることは不可能で、FXでは必ず損失が発生する局面があります。
証拠金以上の損失が広がると、負債が膨らみ借金になる可能性もあります。
そのリスクを防いでくれるのがロスカットというわけです。
ロスカットが発動するまでの流れ
ロスカットがどのように執行されるのか、簡単に流れを整理すると次の通りです。
ロスカットが発動するまでの流れ
- 「買い」でポジションを保有
- 予想と反してレートが下落し、含み損が増加
- ロスカット水準に到達
- 自動でポジションが強制決済される
この例では、上昇を見込んでエントリーしたものの値動きが逆方向へ進み、ロスカット水準に触れたため強制ロスカットが発動しました。
ロスカットはトレーダーを保護するための重要な仕組みですが、一度発動すると損失が確定し、その時点で取引も継続できなくなります。
そのため、可能な限りロスカットを回避することが基本戦略となります。
ロスカット発動のタイミング
ロスカットが発動するタイミングは、各ブローカーが定める「証拠金維持率」によって決まります。
証拠金維持率とは、現在の有効証拠金が必要証拠金に対してどれほど余裕があるかを示す割合で、以下の計算式で求められます。
証拠金維持率の計算式
証拠金維持率=有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100
この計算が理解できれば、「どれくらいの損失でロスカットになるのか」を把握できるようになります。
海外FXでの3つの証拠金
FXでは次の3つの証拠金が重要です。
- 必要証拠金:取引を行うために最低限必要な資金
- 有効証拠金:必要証拠金+余剰証拠金(ボーナスも含む)
- 余剰証拠金:自由に使える証拠金
IS6FXの場合、計算式に当てはめると、有効証拠金に対する必要証拠金の割合が50%を下回った時点でロスカットが実行されます。
必要証拠金は最大レバレッジによって変動する
実は必要証拠金は、口座の最大レバレッジによって変化します。
必要証拠金の計算式
必要証拠金=取引金額 ÷ 最大レバレッジ
この式から分かるように、最大レバレッジが高いほど必要証拠金が少なくなり、より少額でトレードができ、ロスカットも発生しにくくなる仕組みです。
最大レバレッジ2,000倍を使えるIS6FXは、この点で大きなメリットがあるといえます。
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公式サイト:https://is6.com/ja
IS6FXでロスカットを避ける方法

IS6FXで取引をする上で、ロスカットは資金を守る重要な仕組みですが、できることなら発動は避けたいものです。
ロスカットを防ぐための主な方法は次の3つです。
レバレッジを抑えて取引する
ロスカット対策として最も効果的なのが、実効レバレッジを下げて取引することです。
レバレッジには以下の2種類があります。
レバレッジの種類
- 最大レバレッジ:口座で利用できる上限の倍率
- 実効レバレッジ:実際の取引に対してかかっている倍率
最大レバレッジは高いほどロスカットは起きにくいという特徴がありますが、実効レバレッジは逆で「低いほどロスカットされにくい」のがポイントです。
以下の条件で取引したと仮定して、実効レバレッジ100倍と実効レバレッジ1,000倍の場合を比較してみましょう。
- ドル円取引
- 1ドル=100円でエントリー
- 元手10万円
- 決済時1ドル=90円
実効レバレッジ100倍の場合の証拠金維持率
- 有効証拠金:10万円
- 取引額:10万円×100倍=1,000万円
- 必要証拠金:1万円
→証拠金維持率:1,000%(10万円÷1万円×100)
IS6FXのロスカット水準(50%)まで余裕があります。
実効レバレッジ1,000倍の場合の証拠金維持率
- 有効証拠金:10万円
- 取引額:10万円×1,000倍=1億円
- 必要証拠金:10万円
→証拠金維持率:100%(10万円÷10万円×100)
実効レバレッジ1,000倍では、先ほどより維持率が低く、ロスカット水準に近づいているのがわかります。
このように、実効レバレッジを抑えるほど証拠金維持率が高くなり、ロスカットは発生しにくくなります。
IS6FXの最大レバレッジについて詳しく知りたい方は、「IS6FXのレバレッジは最大2,000倍!制限・規制ルールや他社比較まで徹底解説」を参考にしてみてださい。
損切り注文を設定する
2つ目の方法は、あらかじめ損切り注文を入れておくことです。
損切り注文とは、一定の損失額に達した時点で自動的に決済し、損失を最小限に抑えるための機能です。
ロスカットより早い段階で損失を確定できるため、結果的に被害を小さく抑えられます。
証拠金を追加して余裕を持たせる
もうひとつの手段として、証拠金を追加して維持率を上げる方法もあります。証拠金が増えれば証拠金維持率が上がり、ロスカットを一時的に回避できます。
ただし、この方法はあまりおすすめできません。
というのも、追加資金でロスカットのタイミングを延ばしただけで、負けた取引が好転するとは限らないためです。
利益につながらないポジションを引き延ばすほど損失が膨らむ可能性が高まり、「撤退すべき時は潔く撤退する」ことも長くFXを続けるコツといえます。
IS6FXのロスカットまとめ

IS6FXのロスカット水準は海外FXの標準よりやや高めですが、高い最大レバレッジが使えるため、実際にはロスカットが起こりにくい環境です。
- IS6FXのロスカット水準は20%
- 最大レバレッジが高くロスカットされにくい
- ロスカット対策の要は「実効レバレッジ管理」と「損切り設定」
ロスカットはFX全般で必須の知識なので、日々のトレードで計算に慣れながら理解を深めていくと良いでしょう。
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