スキャルピングは、数秒から数分の短期間で小さな価格変動を利用して利益を得るトレード手法です。
この方法では、他のトレーディング手法に比べて取引の頻度が高まり、トータルの取引量も増加することが特徴とされます。
スキャルピングにおいては、スプレッドや手数料、小さな価格変動を利用するための約定力やストップレベルが重要な要素です。
スキャルピングはハイレバレッジを活用すると効果的ですが、国内FXでは最大25倍のレバレッジ制限があり、一回のトレードでの大きな利益を得るのが難しいです。
しかし、海外FXでは数百倍から数千倍のレバレッジが可能で、1度のスキャルピングで大幅な利益を追求できます。
海外FXは国内のものに比べてスプレッドが広い場合が多いですが、そのデメリットを上回る収益性を持ち、国内FXを超える利益を期待できます。
本記事では、スキャルピングに適した、利益を得やすいおすすめの海外FX業者を紹介していきます。
スキャルピング向けのおすすめ海外FX業者
海外FX業者 | 平均スプレッド (ドル円) | 取引手数料 | 約定力 | レバレッジ | 公式HP |
---|---|---|---|---|---|
(ロースプレッド) | 0.70pips | 最大7USD/往復 | ○ | 無制限 | 公式HP |
(KIWAMI極) | 1.39pips | 手数料なし | ○ | 1,000倍 | 公式HP |
(ナノ) | 1.38pips | 6USD/往復 | ◎ | 400倍 | 公式HP |
※スプレッドに取引手数料を足したトータルコストで比較
※業者名をタップすると解説へジャンプします
海外FXでは、500倍や1,000倍のハイレバレッジでスキャルピングが可能なのが魅力的です。
さらに、ロスカット水準が0%の業者や、スプレッドが狭くスキャルピングに最適な業者も存在します。
本記事では、各推奨海外FX業者の取引条件と共に、スキャルピングに適した海外FX業者の選び方についても詳しく説明しています。ぜひ参考にしてください!
すぐ知りたい人向け
スキャルピング特化のおすすめ口座
- 玄人トレーダーも使っている最高の取引環境で利益を狙うなら ⇒ Exness – ロースプレッド口座
- 経済指標発表時も取引できる人気No.1業者を使うなら ⇒ XMtrading – KIWAMI極口座
- 約定力と取引の透明性が売りの定番業者を使うなら ⇒ Axiory – ナノ/テラ口座
- 大きめのロットを張ったスキャルピングをしたいなら ⇒ Titan FX – ゼロブレード口座
- 仮想通貨でスキャルピングするなら ⇒ FXGT.com – ECN口座
スキャルピング以外の取引方法や最大レバレッジ、ロスカット水準なども含めたおすすめの海外FX業者を知りたい方は、「海外FX業者おすすめ最新ランキング24選!目的別に人気口座も徹底比較」もあわせてご覧ください。
海外FXでスキャルピングにおすすめの口座10選
まずは、スキャルピングに適したおすすめの海外FX口座10選を紹介します。
スキャルピングにおすすめな海外FX定番口座4選
- 狭いスプレッドや業界最高レベルのレバレッジで効率よく稼ぎたい ⇒ Exness(ロースプレッド口座)
- さくさく約定する海外FX業者を使いたい ⇒ AXIORY(ナノ口座)
- 手数料ゼロの業者で細かく取引したい ⇒ XM(KIWAMI極口座)
- 制限なく大口取引したい ⇒ Titan FX(ゼロブレード口座)
目的別におすすめな海外FX業者6選
- 経済指標発表時を狙いたい人には ⇒ XM(KIWAMI極口座)
- 仮想通貨FXでスキャルピングなら ⇒ FXGT.com(ECN口座)
- ゴールドや株価指数などのCFDなら ⇒ HFM(ゼロ口座)
- 運用資金に余裕があるなら ⇒ Tradeview(ILC口座)
- ボーナスでスキャルピングするなら ⇒ BigBoss(プロスプレッド口座)
- 知名度・安全性よりもスペック優先なら ⇒ IC Markets(Rawスプレッド口座)
リンクをクリックして興味のあるセクションから読むこともできますし、上から順に閲覧するのも問題ありません。
それでは、各海外FX業者の詳細について解説していきます。
Exnessのロースプレッド口座|超低スプレッド×ハイレバ環境
Exnessロースプレッド口座の特徴
スキャルピング | OK(禁止事項なし) |
---|---|
平均スプレッド (ドル円) | 0.70pips |
最大レバレッジ | 無制限(21億倍) |
ロスカット水準 | 0% |
約定力 | シンガポール・香港にサーバー設置 |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | 0 |
Exnessの平均スプレッド
通貨ペア | ロースプレッド口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 0.70pips | 1.71pips |
EUR/USD | 0.70pips | 1.43pips |
GBP/USD | 0.80pips | 2.39pips |
EUR/JPY | 1.00pips | 2.54pips |
まずご紹介する海外FX業者はExness(エクスネス)です。
Exnessは本記事で取り上げる業者の中で特に推奨するもので、その多機能性によりプロのトレーダーにも人気があります。
当サイトがExnessを特に推奨する理由を説明します。
Exnessがスキャルピングにおすすめな理由
- スプレッドが狭いことで有名なAXIORYなどよりも狭いスプレッドを実現
- 貴重なロスカット水準0%&ストップレベル0業者
- 最大レバレッジが無制限(21億倍)で業界最大級
- 多くの玄人トレーダーも利用している折り紙付き業者
Exnessは、上記の特徴から最もスキャルピングに適した業者と言えます。
Exnessはが最もスキャルピングに適した業者言える理由
- ストップレベルが0で、どれだけ小さな値幅でも指値設定が可能
- 今回紹介するFX業者の中で、スプレッドが非常に狭い
これらの点から、スキャルピングで求められる「細かい値幅での取引が可能」「取引コストが低い」という要件を充足しており、他の業者よりも高い収益が見込めます。
さらに、業界最高水準の最大レバレッジを提供しているため、必要な証拠金が少なく済み、結果として多くのポジションを保有できるようになります。
つまり、他の海外FX業者よりも多くのトレーディングチャンスを活用できるわけです。
単に取引条件が良く、トレードの機会も他社に比べて豊富です。そのため、月に数百ロットを取引し、約100万円の利益を上げるトレーダーにも支持されています。
スキャルピングで利益を追求したい方は、Exnessでの取引を試してみる価値があります。最大レバレッジが高いため、少ない資金からでも大きな利益を目指せます。
また、取引回数が多くなる秒スキャルピングなどには手数料のかからないスタンダード口座を、それ以外のトレードにはプロ口座の使用がおすすめです。
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公式サイト:https://www.exness.com/
AXIORYのナノ/テラ口座|定番人気
AXIORYナノ口座の特徴
スキャルピング | OK(禁止事項なし) |
---|---|
平均スプレッド (ドル円) | 1.38pips |
最大レバレッジ | 400倍 |
ロスカット水準 | 20% |
約定力 | 約定率99.99% 公式サイトで約定実績を公開 EQUINIX社(London)にサーバー設置 |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | 0 |
Axioryの平均スプレッド
通貨ペア | ナノ/テラ口座 | スタンダード口座 | マックス口座 |
---|---|---|---|
USD/JPY | 1.38pips | 1.78pips | 3.00pips |
EUR/USD | 1.05pips | 1.46pips | 1.90pips |
GBP/USD | 1.44pips | 1.80pips | 2.20pips |
EUR/JPY | 1.23pips | 1.53pips | 3.00pips |
スキャルピングに適した海外FX業者の2社目はAXIORY(アキシオリー)です。
AXIORYが推奨される理由とその特徴を簡潔に説明すると次のようになります。
AXIORYがスキャルピングにおすすめな理由
- ナノ/テラ・スタンダード口座のスプレッドが狭い
- 約定力が高く約定実績が公開
- スキャルピングに制限がない
- 信託保全に対応
- cTradeに対応
「cTrader」とは?
イギリスのSpotware System社が開発した取引プラットフォームです。
このプラットフォームはマーケットに直接注文を送る「ECN方式」に特化しており、MT4よりもスキャルピングやデイトレードに適した設計となっています。
AXIORYは最大レバレッジ400倍、ロスカット水準20%とスキャルピングに適したスペックを持っています。
取引手法に制限がなく、指標発表後の高速トレードも自由に行えます。
一部の海外FX業者は「指標発表後のスキャルピング禁止」や「月曜早朝の窓埋めスキャルピング禁止」などの制約を設けていますが、AXIORYではスキャルピングに関する制限が全くないため、いかなるタイミングでもスキャルピングが可能です。
公式ホームページに記載されている約定率は99.99%で、海外FXの中でもトップクラスの環境を提供しています。
資金の信託保全を国内FXと同様に採用しているため、資金管理の安全性も高く、海外FX初心者にも安心です。
これらの点から、スキャルピングを主な戦略とする国内トレーダーに人気があり、「スキャルピングで評判の良い海外FX業者を使ってみたい」と考える方にはAXIORYが最適です。
取引コストを抑えたい場合は、スプレッドが低いナノ口座がおすすめです。
\スキャルピングのプロも愛用!!/
公式サイト:https://www.axiory.com/jp/
XMTradingの極口座|経済指標発表時の取引に最適
XMTrading
KIWAMI極口座の特徴
スキャルピング | OK(禁止事項なし) |
---|---|
平均スプレッド (ドル/円) | 0.70pips |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
約定力 | 全取引の99.35%が1秒以下で執行 |
取引方式 | NDD(STP) |
ストップレベル | 0 |
XMTradingの平均スプレッド
通貨ペア | KIWAMI極口座 | スタンダード口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 0.70pips | 2.04pips |
EUR/USD | 0.70pips | 1.99pips |
GBP/USD | 0.70pips | 2.64pips |
EUR/JPY | 1.20pips | 3.13pips |
3つ目に紹介するのはXMTrading、日本で非常に人気のある海外FX業者です。
特に、XMは指標発表時でもスキャルピングが可能な、珍しい特徴を持っています。
多くの海外FX業者が経済指標発表時の取引を制限している中、XMTradingはこの時だけのスキャルピングを許可しています。
ストップレベルが0なので、XMでは短時間のハイレバレッジスキャルピングを利用して大きな利益を狙うことができます。
そのため、指標発表時に大きな値幅でスキャルピングを行いたい方には、口座凍結や出金拒否のリスクなしでXMTradingがおすすめです。
XMでは、特に注目される経済指標発表時には最大レバレッジが制限されることもあるので、資金管理には慎重に行う必要があります。
XMTradingのKIWAMI極口座は、平均スプレッドが狭く、取引手数料が無料です。
また、この低スプレッド口座で珍しく、13,000円の口座開設ボーナスが利用可能です。
XMの取引コストの低さや初期投資額の手頃さは、海外FX業者の中でトップクラスです。そのため、資金に余裕がない方でも、XM KIWAMI極口座を利用してスキャルピングを始めるのがおすすめです。
海外FX人気No.1👑
\いまだけ13,000円の資金がもらえる!!/
公式サイト:https://www.xmtrading.com/
ThreeTraderのRawゼロ口座|最狭スプレッド
ThreeTrader
Rawゼロ口座の特徴
スキャルピング | OK(禁止事項なし) |
---|---|
平均スプレッド(ドル円) | 0.47pips |
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカット水準 | 20% |
約定力 | EQUINIX社(NY)にサーバー設置 |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | 0 |
ThreeTraderの平均スプレッド
通貨ペア | Rawゼロ口座 | Pureスプレッド口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 0.47pips | 0.50pips |
EUR/USD | 0.47pips | 0.50pips |
GBP/USD | 0.70pips | 0.70pips |
EUR/JPY | 0.60pips | 0.70pips |
ThreeTraderのRawゼロ口座は、ドル円(USD/JPY)での平均スプレッドが0.47pipsと、非常に狭いことが特徴で、海外FX業者の中でも随一です。(取引手数料含む)
この口座ではスプレッドと手数料が低く抑えられており、スキャルピングに関する取引制限がないため、海外FXでトップクラスの取引環境を提供しています。
レバレッジは最大500倍と控えめですが、口座残高に応じたレバレッジ制限がないので、大規模なハイレバレッジ取引も可能です。
さらに、ThreeTraderは取引ごとにポイントが貯まる「ThreeTraderポイントプログラム」を提供し、これをキャッシュバックなどに交換することもできます。
海外FX業者の中で珍しいことに、キャッシュバックだけでなく、Apple WatchやiPhoneなどの高価な景品と交換することも可能です。
Rawゼロ口座は初回入金が10万円とやや高めですが、狭いスプレッドでスキャルピングを望む方にはThreeTraderのRawゼロ口座が最適です。
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Titan FXのゼロブレード口座|大口取引が無制限
Titan FXゼロブレード口座の特徴
スキャルピング | OK(禁止事項なし) |
---|---|
平均スプレッド(ドル円) | 1.39pips |
最大レバレッジ | 1,000倍(マイクロ口座) 500倍(スタンダード口座、ゼロブレード口座) |
ロスカット水準 | 20% |
約定力 | 全取引の99.99%が0.78秒以内に執行 |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | 0 |
Titan FXの平均スプレッド
通貨ペア | ゼロブレード口座 | ゼロスタンダード口座 |
---|---|---|
USD/JPY | 1.39pips | 1.68pips |
EUR/USD | 1.09pips | 1.45pips |
GBP/USD | 1.56pips | 1.82pips |
EUR/JPY | 1.65pips | 1.98pips |
次にご紹介する海外FX業者はTitan FX(タイタンエフエックス)です。
Titan FXとAXIORYは仕様が似ているため、比較されることが多いですが、人気のあるAXIORYが選ばれる傾向にあります。
【Titan FXとAXIORYの違い】
Titan FX | AXIORY | |
---|---|---|
スキャルピング | OK | OK |
資金管理方法 | 分別管理 | 信託保全 |
最大レバレッジ | 500倍 | 400倍 |
取引手数料 | 0.7pips | 0.6pips |
取引ツール | MT4 MT5 | MT4 MT5 cTrader |
通貨ペア数 | 70種類 | 61種類 |
Titan FXの利点は、AXIORYよりも高い最大レバレッジと、口座残高に基づくレバレッジの制限がないことです。
このため、大規模な取引やハイレバレッジ取引を望む方にとって、TitanFXはより適した選択肢となるでしょう。
Titan FXでは自動売買(EA)の使用が可能です! スキャルピング用のEAを積極的に使用したい方にも、Titan FXがおすすめです。
Titan FXでは、低取引コストのゼロブレード口座が特におすすめです。
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FXGTのECN口座|仮想通貨取引もできる
FXGT
ECN口座の特徴
スキャルピング | OK(禁止事項なし) |
---|---|
平均スプレッド(BTC/JPY) | 2,600 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
約定力 | ドイツにサーバー設置 |
取引方式 | NDD(STP) |
ストップレベル | 440 (BTC/JPY) |
次におすすめする海外FX業者はFXGT.com(エフエックスジーティー)です。
FXGTの主な利点は、通貨ペアだけでなく、多様な仮想通貨でスキャルピングが可能であることです。
近年、話題性と高ボラティリティで注目を集める仮想通貨FXをスキャルピングする場合、FXGTが最も適していると言えます。
特に、FXGTの仮想通貨FXの取引条件は優れています。
FXGTが仮想通貨スキャルピングにおすすめの理由
- 仮想通貨主要ペアのスプレッドが最安クラス
- 仮想通貨最大レバレッジは1000倍で業界トップ
- 仮想通貨銘柄数は業界トップの73種類
仮想通貨FXの特徴は、1日に数十万単位で価格が変動するほどの高いボラティリティです。このボラティリティをうまく利用すれば、一気に大きな利益を得ることも可能です。
通貨ペアを超える利益を目指す仮想通貨トレードに興味がある方は、FXGTでの取引をお試しください。
現在、口座開設で15,000円のボーナスが提供されているため、このボーナスを使ってスキャルピングを始めるのも良いでしょう。
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HFMのゼロ口座|ゴールドなどのCFD商品取引に最適
HFMゼロ口座の特徴
スキャルピング | OK(禁止事項なし) |
---|---|
平均スプレッド(XAU/USD) | 0.28pips |
最大レバレッジ | 2,000倍 |
ロスカット水準 | 20% |
約定力 | 非公開 |
取引方式 | NDD(STP) |
ストップレベル | 2.0pips~ |
次にご紹介する海外FX業者はHFM(エイチエフエム)です。
HFMの特徴は、2000倍の高レバレッジと狭いスプレッドを提供することです。
この業者では、FX通貨ペアだけでなく、ゴールドやインデックスなどの多様なCFD商品でもスキャルピング取引が可能です。
HFMで取引できる商品
商品 | 通貨ペア数 |
---|---|
FX | 53 |
貴金属 | 6 |
エネルギー(先物含む) | 4 |
株価指数(先物含む) | 23 |
株式 | 95 |
仮想通貨 | 40 |
コモディティ(商品先物) | 5 |
債権 | 3 |
ETFs | 33 |
合計 | 262 |
HFMでは、200種類以上のCFD商品を取り扱っており、海外FX業者の中でも特に豊富な商品ラインナップが魅力です。
最大2000倍のレバレッジでこれらのCFD商品を取引できるため、ゴールドや原油などでハイレバレッジスキャルピングを行いたい方にはHFMが非常におすすめです。
HFMでは不定期に入金ボーナスキャンペーンも行っていますので、興味がある方はHFMの公式ホームページを確認してみてください。
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TradeviewのILC口座|資金に余裕がある方向け
Tradeview
ILC口座の特徴
スキャルピング | OK(禁止事項なし) |
---|---|
平均スプレッド(ドル円) | 0.88pips |
最大レバレッジ | 200倍 |
ロスカット水準 | 100% |
約定力 | EQUINIX社(London,NY)にサーバー設置 |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | 0 |
次に紹介する海外FX業者はTradeview(トレードビュー)です。
Tradeviewは信託保全に対応しており、安全性は海外FX業者の中でもトップクラスに位置します。
特にスプレッドが狭いためスキャルピング向けの取引スペックを持っていますが、最もスプレッドが狭いILC口座の初回入金は1,000ドル(約15万円)となっています。
また、最大レバレッジが200倍と海外FX業者の中では比較的低いため、資金に余裕のある方にはTradeviewのILC口座の利用をおすすめします。
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BigBossのプロスプレッド口座|ボーナスでスキャルピング
BigBossプロスプレッド口座の特徴
スキャルピング | OK(禁止事項なし) |
---|---|
平均スプレッド(ドル円) | 1.30pips |
最大レバレッジ | 1111倍 |
ロスカット水準 | 20% |
約定力 | Equinixのサーバーを採用 |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | 1.0pips |
次にご紹介する海外FX業者はBigBoss(ビッグボス)です。
BigBossの魅力は、不定期に行われるボーナスキャンペーンです。
海外FX業者の中で珍しく、スキャルピングに適した上級者向けのプロスプレッド口座もボーナスキャンペーンの対象になっています。
そのため、ボーナスを活用してスキャルピングを効率的に行いたい方には、BigBossのプロスプレッド口座が特におすすめです。
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IC MarketsのRawスプレッド口座|スペック重視ならこれ
IC Markets
Rawスプレッド口座の特徴
スキャルピング | OK(禁止事項なし) |
---|---|
平均スプレッド(ドル円) | 0.96pips |
最大レバレッジ | 1000倍 |
ロスカット水準 | 50% |
約定力 | EQUINIX社(London,NY)にサーバー設置 |
取引方式 | NDD(ECN) |
ストップレベル | 0 |
次に紹介する海外FX業者はIC Markets(アイシーマーケッツ)です。
IC Marketsは2015年に日本市場から一時撤退しましたが、2023年から再び日本人トレーダー向けにサービスを提供しています。
最大レバレッジが1000倍で、口座残高に基づく制限がなく、cTraderが利用可能、平均スプレッドが狭いなど、スキャルピングに最適な環境を提供しています。
月間取引量が1兆ドルを超える大規模業者でありながら、市場への復帰が新しいため、評判や安全性についてはまだ不確かです。
スキャルピングの取引条件は優れているので、少額投資から始めてみることをおすすめします。
公式HPは日本語に対応していませんが、マイページやカスタマーサポートは日本語で利用できます。
スキャルピング向け海外FX口座選びのポイント
次に、スキャルピングに最適な海外FX口座(業者)を比較するための重要な10のポイントについて説明します。
①取引規約によるスキャルピングの可否
最初にチェックすべき海外FX口座の基準は、「スキャルピングが利用規約で禁止または制限されていないか」です。
多くの海外FX業者が公式サイトで「スキャルピング可」とアナウンスしていますが、すべての業者が許可しているわけではありません。
「スキャルピングOK」と謳っている業者でも、無制限にスキャルピングできるわけではないので注意しましょう。
また、AXIORYは公式サイトで「スキャルピングの回数に制限はない」と明言しています。
スキャルピング(超短期売買)はできますか?
引用元:公式「取引条件全般 – FAQ」
スキャルピング(超短期売買)は可能です。また、スキャルピングの回数に制限は設けておりません。
「スキャルピングOK」と表示している海外FX業者が多いですが、細かい規定を調べると、業者によって条件が異なることがあります。スキャルピングを積極的に行いたい場合は、それぞれの海外FX業者がスキャルピングにどう対応しているかを事前にしっかり確認してください。
海外FX業者の中には、利用規約が英語版のみの提供の場合もありますので、翻訳サイトを利用して日本語に訳してから内容を確認することが重要です。
主要な海外FX業者のスキャルピングへの対応を、以下の一覧表にまとめて示しています。
海外FX業者のスキャルピング可否
海外FX業者 | スキャルピング |
---|---|
(Exness) | 制限なし |
(XMTrading) | 制限なし |
(AXIORY) | 制限なし |
(Titanfx) | 制限なし |
(FXGT.com) | 制限なし |
(ThreeTrader) | 制限なし |
(HFM) | 制限なし |
(Tradeview) | 制限なし |
禁止 | |
制限なし | |
一部制限 | |
制限なし (非推奨) | |
(BigBoss) | 制限なし |
(IC Markets) | 制限なし |
スキャルピングを禁止している海外FX業者がDD方式であることが多いです。これは、DD方式の業者のディーラーが迅速な取引に対応できず、それが業者の損失につながる可能性があるためです。
②スプレッドの狭さ
次の重要なポイントは、「スプレッドが狭く、手数料が低い」海外FX業者を選ぶことです。
国内FX業者のスプレッドは似通っていますが、海外FXでは業者によってスプレッドの幅が広く、2pips以上の差が生じることが普通です。
また、ハイレバレッジの使用によりポジションサイズが増加することも多いため、スキャルピングにはスプレッドが狭い海外FX業者を選ぶことが極めて重要です。
「スキャルピングOKの海外FXで取引しても、スプレッドが広すぎて利益が出ない…」という状況にならないよう、事前にスプレッドの確認も行いましょう。
次に、スプレッドの差がトレードコストにどれほど影響を与えるか、具体的な例を用いて説明します。
スプレッドと取引コスト
例えば、2万通貨のドル円を10回スキャルピングトレードする場合、スプレッドが1pips異なると、その差額は2,000円になります。
(1通貨あたり1pips、2万通貨なので2万pips、2万pips=2万銭=200円。それを10回取引するので2000円。)
スキャルピングは、短期間で頻繁に売買を行い、小さな利益を積み上げていくトレード手法です。例えば、トレードする度に2,000円の損失が出ることを考えると、スキャルピングを行う際にはできるだけスプレッドが狭い海外FX業者を選ぶべきです。
さらに、海外FXではスプレッド以外に「取引手数料」が必要な場合があります。これは、トレードを行うごとに固定で発生する手数料で、レート変動には影響されません。
本記事で紹介する4つの海外FX口座のうち、3つはスプレッドとは別に取引手数料がかかります。以下の表に取引手数料の情報をまとめています。
海外FX業者の取引手数料比較
海外FX業者 | 取引手数料 | pips換算 |
---|---|---|
(XM KIWAMI極) | なし | なし |
(ナノ) | 往復6ドル | 0.6pips/lot |
(ロースプレッド) | 往復7ドル | 0.7pips/lot |
(Rawゼロ) | 往復4ドル | 0.4pips/lot |
(ゼロブレード) | 往復7ドル | 0.7pips/lot |
(ECN) | 往復6ドル | 0.6pips/lot |
(ゼロ) | 往復6ドル | 0.6pips/lot |
(ILC) | 往復5ドル | 0.5pips/lot |
(プロスプレッド) | 往復9ドル | 0.9pips/lot |
(Rawスプレッド) | 往復7ドル | 0.7pips/lot |
取引手数料と変動スプレッドの合計が、海外FXでの実際の取引コストになります。
海外FX口座を選ぶ際は、スプレッドの狭さだけでなく、取引手数料を含む全体のコストの低さも重要です。
海外FXのスプレッドについてもっと詳しく知りたい方は、「海外FXのスプレッド比較!狭い・低スプレッドおすすめ業者ランキング」もあわせてお読みください。
下記の表で、主要な海外FX業者のスプレッドと取引手数料を合わせたトータルコストを一覧にしています。
海外FX業者のトータルコスト比較
海外FX業者 (口座タイプ) | USD /JPY | EUR /USD | GBP /USD | EUR /JPY |
---|---|---|---|---|
(ナノ口座) | 1.38 | 1.05 | 1.44 | 1.23 |
(ロースプレッド口座) | 0.70 | 0.70 | 0.80 | 1.00 |
(Rawゼロ口座) | 0.47 | 0.47 | 0.70 | 0.60 |
(ゼロブレード口座) | 1.06 | 0.87 | 1.14 | 1.74 |
(XM KIWAMI極口座) | 0.70 | 0.70 | 0.70 | 1.20 |
(ECN口座) | 0.70 | 0.90 | 1.00 | 1.50 |
(ゼロ口座) | 1.39 | 1.00 | 1.68 | 1.87 |
(ILC口座) | 1.37 | 0.89 | 1.25 | 1.44 |
(ECN口座) | 1.06 | 0.87 | 1.14 | 1.74 |
(ECN口座) | 1.37 | 1.16 | 1.49 | 1.81 |
(プロスプレッド口座) | 1.10 | 1.40 | 1.80 | 1.50 |
(Rawスプレッド口座) | 1.04 | 0.92 | 1.19 | 1.32 |
また、スプレッド(手数料)が低いことのもう一つのメリットは、より早く利益確定が可能になることです。
海外FXでスキャルピングを行う場合、手数料を上回る利益を目指すのが一般的です。
例えば、スプレッドが1.6pipsの場合は、少なくとも1.6pips以上の利益がないと利益確定ができません。しかし、スプレッドが0.6pipsの場合、利益確定のハードルが下がり、取引の回転率も向上します。
③最大レバレッジの高さ
スキャルピングに適した海外FX業者を選ぶ際の第三のポイントは、「最大レバレッジの高さ」です。
スキャルピングでは非常に短期間で取引を繰り返すため、大きなpips数を獲得することが困難になりがちです。
少ないpipsで利益を出すためには、取引のロット数を増やすことが重要です。
この場合、最大レバレッジが高い海外FX業者を選ぶことで、少ない証拠金でもロット数を増やすことができます。
さらに、必要証拠金が減少すると余剰証拠金が増え、資金管理がより柔軟に行えます。
海外FX業者は国内FX業者と違い、レバレッジの制限がないため、業者ごとにレバレッジ設定が異なります。
また、口座タイプによってレバレッジが変わることもあるので、スキャルピングに使用する海外FX口座のレバレッジを確認することが重要です。
海外FX業者最大レバレッジ比較ランキング
海外FX業者 | レバレッジ |
---|---|
Exness ロースプレッド口座 | 無制限 |
HFM ゼロ口座 | 2000倍 |
BigBoss プロスプレッド口座 | 1,111倍 |
XMtrading KIWAMI極口座 | 1,000倍 |
FXGT.com ECN口座 | 1,000倍 |
LandPrime ECN口座 | 1,000倍 |
ICMarkets Rawスプレッド口座 | 1,000倍 |
ThreeTrader Rawゼロ口座 | 500倍 |
TitanFX ゼロブレード口座 | 500倍 |
FBS ECN口座 | 500倍 |
AXIORY ナノ口座 | 400倍 |
TradeView ILC口座 | 200倍 |
海外FXのレバレッジについてもっと詳しく知りたい方は、「海外FXのレバレッジ比較一覧!無制限レバレッジが魅力の口座を紹介」の記事もあわせてお読みください。
④ロスカット水準の低さ
海外FX口座の比較基準の第四は、「ロスカット水準の低さ」です。
スキャルピングは本質的に短期売買であり、ロスカットされることは少ないですが、市場が急変した際には大きな含み損が生じることもあります。
このような状況でロスカット水準が高い業者を使用していると、許容される損失が少なく、すぐにロスカットされるリスクがあります。
ロスカット水準が低いほど損失を耐える能力が増し、勝率を向上させたい場合は、ロスカット水準の低い海外FX業者を選ぶことが望ましいです。
海外FXロスカット水準比較ランキング
ロスカット水準が低い海外FX業者を利用すれば、大きな利益のチャンスにハイレバレッジでの大規模な取引が容易になります。
⑤約定力の高さとスリッページの少なさ
海外FX口座を比較する際の第五の基準は、「約定力の高さとスリッページの少なさ」です。
スキャルピングは短時間での取引が基本であるため、スリッページやリクォートは大敵とされます。そのため、高い約定力が求められます。
約定力はしばしば見過ごされがちですが、必要な時に約定できないと、利益が減少し、損失が拡大するリスクがあります。
海外FX業者の約定力を評価するには、各業者がどのデータセンター会社のサーバーを使用しているかを確認することが重要です。
海外FX業者はそれぞれ異なるデータサーバーの管理会社を利用していますが、中でも特に優れていると評価されているのが「EQUINIX(エクイニックス)社」のデータサーバーです。
EQUINIX社は世界の主要な銀行や金融機関が使用しており、速度や安全性において世界トップクラスのデータセンター会社です。信頼性が高く評価されています。
約定力を重視する海外FXブローカーは、通常公式サイトにEQUINIX社のサーバーを使用していることを明記しています。これを確認することがおすすめです。
さらに、データセンターの所在地以外にも、約定率や約定実績といった約定力を示すデータを公開している業者もあります。これらの情報が公開されていれば、それらも併せてチェックすると良いでしょう。
ここでは、主要な海外FX業者が公開している約定に関する情報を次の表にまとめています。
海外FX業者の約定力比較
海外FX業者 | 約定力 |
---|---|
約定率99.99% 公式サイトで約定実績を公開 EQUINIX社(London)にサーバー設置 | |
非公開 | |
EQUINIX社(NY)にサーバー設置 | |
ミリ秒単位の超高速決済 EQUINIX社(NY)にサーバー設置 | |
全取引の99.35%が1秒以下で執行 リクオートは一切なし 執行率100%、注文拒否なし | |
ドイツにサーバー設置 | |
EQUINIX社(London,NY)にサーバー設置 | |
非公開 | |
95%以上のオーダーが0.4秒以内に実行 | |
非公開 | |
0.29秒以内に99.46%の注文が執行 | |
約定速度0.035秒 | |
EQUINIX社のサーバーを採用 | |
EQUINIX社(London,NY)にサーバー設置 |
海外FX業者の約定力をより詳しく知りたい方は、「海外FXの約定力を比較!スリッページや約定拒否が少ない業者一覧」の記事もあわせてお読みください。
⑥「NDD方式」を採用しているか
海外FX口座を選ぶ際の6番目の基準は、取引方式が「NDD方式」であるかです。
FXブローカーにはDD方式とNDD方式の2つの取引方式が存在し、スキャルピングを実施する場合はNDD方式がおすすめです。
以下のイラストでは、DD方式とNDD方式の違いを分かりやすく説明しています。
これら二つの方式の主な違いは、取引時に仲介業者としてディーラーが介在するかどうかです。
DD方式では、トレーダーとインターバンク市場の間に海外FX業者がディーラーとして介在し、トレーダーの注文を承認するかを判断する仕組みです。スキャルピングにはNDD方式がおすすめですが、DD方式はスキャルピングを好まない傾向にあります。
DD方式を採用している場合、海外FXの高レバレッジを使った超高速取引でディーラーが追いつかず、ブローカーが損失を被ることがあります。
その結果、海外FX業者によっては約定を拒否したりスプレッドを恣意的に拡大させることがあるため、DD方式でのスキャルピングは避けるべきです。
NDD方式では、ディーラーを介さずトレーダーの注文が直接インターバンク市場に送られます。
この方式により、トレーダーはインターバンク市場と直接取引が可能となり、DD方式に比べて透明性が高く、より有利なトレードが行えます。
さらに、海外FXのNDD方式には、「STP方式」と「ECN方式」という2つのサブタイプが存在します。
この部分は少し技術的な内容になりますが、スキャルピングに適した海外FX口座を選ぶ際には、「STP」と「ECN」の違いを理解しておくことがとても重要です。これらの概念をしっかり把握しておいてください。
STP方式とECN方式
ディーラーを介さないNDD方式は、「STP方式」と「ECN方式」に大別されます。これらはどちらもNDD方式で顧客の注文がディーラーを通さずに市場に流されますが、流れる先が異なります。
STP方式では、海外FX業者が提携しているリクイディティプロバイダーへ注文が送られ、ECN方式では電子証券取引ネットワークと呼ばれる取引所に注文が流れます。
スキャルピングには、以下の3つの理由からECN方式の海外FX口座がおすすめです。
海外FXのスキャルにECNがおすすめな理由
- よりスプレッドが狭くなる
- 約定スピードが速い
- 約定拒否が発生しない
しかし、ECN方式では流動性の低い市場条件(例えば早朝の取引やマイナー通貨ペアでの取引)でスプレッドが広がることがあるので、この点には注意しましょう。
海外FX業者の取引方式
取引方式 | 海外FX口座 |
---|---|
NDD | AXIORY ナノ口座(ECN) exness ロースプレッド口座(ECN) ThreeTrader Rawゼロ口座(ECN) TitanFX ブレード口座(ECN) XMTrading KIWAMI極口座(ECN) FXGT.com ECN口座(ECN) TradeView ILC口座(ECN) HFM ゼロ口座(ECN) LandFX ECN口座(ECN) BigBoss プロスプレッド口座(ECN) ICMarkets Rawスプレッド口座(ECN) |
DD | 無し |
話が難しかったという方は「NDD方式かつECN方式の口座を選ぶと良い」とだけでも覚えておきましょう。
⑦ストップレベルが狭い
海外FX口座を選ぶ際の7番目の基準は、ストップレベルが狭いかどうかです。
ストップレベルとは、予約注文を設定する際に現在の市場価格からどれだけ離れた位置に設定する必要があるかの最小値幅です。
たとえば、ストップレベルが2.0pipsの場合、現在の価格から最低2.0pips離れた位置に指値や逆指値注文を設定しなければなりません。
ストップレベルが広く設定されていると、意図した通りに注文を出すことが難しくなり、取引の自由度が制限されます。
特に、少しの値幅を狙って利益を積み上げるスキャルピングでは、ストップレベルの狭さが海外FX口座選びの重要なポイントとなります。
指値注文を設定することで損失を限定し、利益を確定できるため、特に不安定な相場でスキャルピングを行う際は、ストップレベルが狭い口座が取引に有利です。
ストップレベルは海外FX業者ごとに異なる設定がされており、さらには通貨ペアによってもその値が変わります。
海外FX業者のストップレベル比較
海外FX業者 | USDJPY | EURUSD | GBPUSD | EURJPY |
---|---|---|---|---|
AXIORY | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
Exness | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
ThreeTrader | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
TitanFX | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
XMTrading | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
FXGT.com | 6.2 | 5.2 | 8.4 | 8.0 |
HFM | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 2.0 |
TradeView | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
FBS | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
LandPrime | 1.2 | 1.2 | 1.7 | 5.0 |
BigBoss | 1.0 | 1.0 | 1.0 | 1.0 |
ICMarkets | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
本記事で取り上げた海外FX業者「AXIORY」「Exness」「ThreeTrader」「TitanFX」「XMTrading」「Tradeview」「ICMarkets」の7社は、全通貨ペアにおいてストップレベルがゼロです。これにより、予約注文における値幅の制限が一切なくなります。
ゼロの設定により、非常に小さい値幅での設定が可能ですので、高い自由度でスキャルピングを行いたい方は、これらのストップレベルがゼロの海外FX業者を選ぶことをおすすめします。
⑧ゼロカットシステムあり
海外FX口座の8番目の比較基準は、ゼロカットシステムが導入されているかどうかです。
海外FXではハイレバレッジを用いたスキャルピングが一般的ですが、市場の急激な変動時にはロスカットが間に合わないこともあり得ます。
このため、ゼロカットシステムの有無は、海外FX業者でスキャルピングを行う際の重要な比較点です。
多くの海外FX業者がゼロカットシステムを採用していますが、中には非対応であったり、申請が必要な業者も存在するので注意しましょう。
本記事で取り上げている海外FX業者は全てゼロカットシステムを採用しているため、ハイレバレッジを利用したスキャルピングも安心です。
⑨過去に出金拒否やトラブルは無い
海外FX口座を選ぶ際の重要な比較基準の一つは、過去に悪質な出金拒否やトラブルの記録がないかです。
スキャルピングに適した海外FX業者でも、頻繁に出金拒否やトラブルが発生している場合は利用価値がありません。
海外FX業者の評判はSNSで簡単に調べられますが、ユーザーに起因する出金拒否を業者のせいにしているケースも多いため、口コミの確認には慎重になる必要があります。
利用規約違反のスキャルピングにより出金拒否される場合もあるため、必ず利用規約を確認することが大切です。
⑩cTrader対応かどうか
海外FX口座を選ぶ際の10番目の基準は、cTraderに対応している業者かどうかです。
cTraderはECN取引に特化したプラットフォームであり、スキャルピング向けに最適化されています。
特に裁量取引でスキャルピングを行う場合に推奨され、EA(自動売買)を使用しない予定の方にはcTraderの利用が適しています。
ただ、cTrader対応の海外FX業者は限られているため、選択肢が狭まる点には注意しましょう。
海外FX口座がスキャルピングに適している5つの理由
これから「海外FX口座がスキャルピングに最適な理由」について詳しく説明します。
スキャルピングに海外FX口座が適している理由は5つあります。
①ほとんどの業者でスキャルピングが許可されている
国内FXではスキャルピングが禁止されている業者が多いため、「スキャルピングOK」の業者の選択肢が限られています。
しかし、海外FXではほとんどの業者がスキャルピングを許可しており、一部の業者に取引制限があることもありますが、一般的にはスキャルピングに対して寛大です。
さらに、海外FX業者の多くが低スプレッド口座を提供しているため、選んだ業者でスキャルピングを行うことが可能です。
②ハイレバレッジによる資金効率の向上
国内のFXでは法律により最大レバレッジが25倍に限定されているため、スキャルピングで大きな利益を得るのが難しいです。
一方、海外FXにはレバレッジの上限がなく、500倍や1000倍といったハイレバレッジが利用可能です。これにより、国内と比較して資金効率が良く、大きくスキャルピングで稼ぐことが可能になります。
例えば、10pipsの利益を出す際、10倍のレバレッジと100倍のレバレッジを比較すると、収益に10倍の差が生じます。
つまり、同じ利益を得るために必要な取引回数が1/10になるということです。
元々、海外FXのハイレバレッジ取引は、長時間のポジションを保持するのに適していません。
ハイレバレッジ取引では小さな為替変動も大きな損益に影響を与えるため、長期間ポジションを保有するとロスカットのリスクが高まるのです。
③ゼロカット対応で追証がない
ゼロカットシステムは、証拠金を超える損失を海外FX業者が全額負担する、海外FX特有のメカニズムです。
国内FXではゼロカット制度がなく、追加証拠金(追証)の支払いが必要であり、どれだけ損失が拡大しても支払い義務はなくなりません。
海外FXではハイレバレッジにより大きな損失が生じる可能性もありますが、ゼロカット対応のため、証拠金以上の損失に対する責任が発生しない点も、海外FXの大きな安全性を提供する特徴です。
④ボーナスを活用したスキャルピングの可否
海外FXでは、「最大1万円の口座開設ボーナス」や「総額100万円以上の入金ボーナス」といった国内FXと比べ物にならないほど豪華なボーナスキャンペーンを提供しています。
これらのボーナスは証拠金として使用可能で、その資金を利用してスキャルピングを行うことができます。
特に、口座開設ボーナスは開設のみで無料で受け取れるため、自己資金を投じずにボーナスのみで取引が可能です。
これらの点から、海外FXは短期売買に最適で、スキャルピング向けと言えます。
また、海外FXの口座開設ボーナスについては「海外FXの口座開設ボーナスおすすめ徹底比較」で紹介していますので、興味のある方は併せてご確認ください。
⑤取引可能な通貨ペアが多い
海外FXがスキャルピングに適している一つの理由は、取扱い通貨ペアの豊富さです。
国内FX業者では通常20~30種類の通貨ペアが扱われることが多いのに対し、海外FXでは50種類以上の通貨ペアで取引が可能です。
このため、トレードの機会が増え、スキャルピングによる収益機会もより多くなると考えられます。
通貨ペアによっては最大レバレッジが異なることもあるので、スキャルピングを始める前には最大レバレッジをチェックすることが重要です。
海外FXでスキャルピング向けの3つのおすすめ手法
これから、海外FXを利用したスキャルピングの推奨手法をご紹介します。
スキャルピングに興味がある海外FX初心者の方は、これから示す方法から始めてみると良いでしょう。
ボリンジャーバンドを使用した手法
初めに推奨するスキャルピング手法は、ボリンジャーバンドを使用したものです。
ボリンジャーバンドは統計学に基づき、価格の変動範囲を予測するテクニカル指標です。
このボリンジャーバンドの活用方法としては、「バンドウォーク」があります。
バンドウォークとは、ボリンジャーバンドの±2σの範囲をキャンドルが追従していく動きを指します。
トレンドが形成されているとき、バンドウォークが起こりやすくなります。そのトレンドを追いながらスキャルピングを行うのが、安全で効果的なアプローチです。
押し目・戻り目の取引手法
トレンド中に見られる押し目や戻り目を狙うスキャルピングは、推奨される戦略の一つです。
これらのポイントを効果的に利用すれば、トレンドを活用して大きな利益を上げることも可能です。
ただし、押し目や戻り目での取引は逆張りに該当し、タイミングを誤ると利益を得られないこともあります。
そのため、トレード時には実効レバレッジを控えめに設定し、ロット数を抑えるなどしてリスクを管理することが、より安全な取引につながります。
指標発表直後や市場開始時の取引手法
指標発表直後の市場の急激な変動を利用したスキャルピングは効果的な手法です。
特に米雇用統計のような重要な指標が発表されると、市場は大きく動き、少ない投資で高い利益を得やすい状況になります。
しかし、指標発表の直後はスプレッドの拡大や新規ポジションに対するレバレッジの制限が入ることがあるため、慎重な対応が求められます。
市場のセッション変更時もスキャルピングに適した時です。例えば、東京市場からロンドン市場への移行時刻、夏時間では16時、通常は17時の市場開始時は、為替が活発に動きます。
これらの時刻では、指標発表時ほどの大規模な変動は少ないものの、レバレッジ制限がないため、高レバレッジを活用しての迅速な利益獲得が可能です。
スキャルピングを禁止している海外FX業者一覧
国内FXと異なり、海外FXでは多くの業者がスキャルピングを許可しています。しかし、スキャルピングが禁止されている海外FX業者も存在します。
次に、スキャルピング禁止の海外FX口座(業者)について説明します。
iFOREXは利用規約で禁止されている
iFOREX(アイフォレックス)、この海外FX業者は、規約によりスキャルピングを禁止しています。
iFOREXの公式サイトにある取引規約の「許可されない取引行為」セクションには、次のように記載されています。
許可されない取引行為
iFOREXは公正な取引をサポートし、遅延価格での取引や価格操作、時間操作など不正な取引や、違法または不当な優位性を得るために利用されるその他の行為などの行為を容認しません。このような行為の例を以下に示します。(ここに記載されるものがすべてではありません)
スキャルピングはわずかな価格の動きで大きな利益を出そうと試みる取引戦略です。この戦略を実行するトレーダーは、小さな価格変動は大きなものに比べて捉えやすいという考えに基づき、1日に10から数百に及ぶ取引を行います。
引用元:iFOREX公式サイト「取引条件」
さらに、実際にiFOREXのカスタマーサポートにスキャルピングの可否を問い合わせてみたところ、
規約に記載されている通り、「許可されない取引行為である」との回答を受け取りました。
お客様は、市場濫用と定義される方法またはその他の不正な方法で取引プラットフォームを使用したり、注文をしたり、取引を開始したりしないことに、同意します。これには時間差取引やサーバーの遅延の利用、価格操作、時間操作、スキャルピング、他のすべての不法行為、お客様に不当な利益をもたらす行為、もしくは当社が本契約の範囲外で独自の裁量により不適切、もしくは不公正とみなした行為が含まれます。
引用元:Formula Investment House Ltd.「CLIENT AGREEMENT」
それでも、ネットで調べてみると「iFOREXでスキャルピングを行っている」と報告するトレーダーのコメントがいくつかあります。
下記のサイトでは、iFOREXで実際にスキャルピングを試した際の体験が共有されています。
5時間の間に24回エントリーして、
最長の保有時間は5時間49分
最短の保有時間は14分24秒
利益は+26,550円
この場合、短期間に多くのポジションを持っていますが、
エントリーから決済までの時間は最低でも14分はあります。
このトレード手法はiFOREXから指摘されることはありませんでした。
出金も済んでいます。
引用元:iFOREX(アイフォレックス)でスキャルピングは出来るか?基準は?※現在非公開
どうやら、「トレーダーが大きく勝利するのを防ぐために規約に書かれている」というのが実際の理由のようで、少々のスキャルピングでは特に問題が起こることはないようです。
しかし、規約やカスタマーサポートでもスキャルピングは「許可されない取引行為」とされていますので、iFOREXでスキャルピングを行うべきではありません。
LandPrimeでは非推奨
Land Prime(LAND-FX)ではスキャルピングの禁止は具体的に言及されていませんが、利用規約には「サーバーに過度な負荷を与える取引は不可」と記載されています。
LandPrimeの利用規約(和訳)
Land Prime Ltd.のサイトを他の利用者の使用を妨げるような方法で使用してはなりません。Land Prime Ltd.のサーバーまたはLand Prime Ltd.のサーバーに接続された任意のネットワークが損傷を受けたり過負荷をかけられたりする可能性があります。
引用元:LandPrime公式サイト「利用規約」
スキャルピングが明確に禁止されているわけではありませんが、サーバーへの負荷をかける取引が許可されていないため、スキャルピングが制限されている可能性があります。
このような不確定な状況の海外FX口座を使用する必要はなく、スキャルピングが許可されている他の海外FX口座の利用がおすすめです。
海外FXのスキャルピングの4つの注意点
次に、海外FXでスキャルピングを行う際の重要な注意点について説明します。
スキャルピングが可能でも取引制限がある
スキャルピングが許可されている海外FX業者でも、規約により一部の取引が制限されていることがあります。
たとえば、XMはスキャルピングを許可している海外FX業者の一つですが、以下のような取引は禁止されています。
XMの禁止取引(一部抜粋)
- 窓埋めのみを狙った取引
- 経済指標発表時のみを狙ったハイレバレッジ取引
- 複数口座間での両建て取引
- 裁定取引(アービトラージ)
禁止取引に該当すると規約違反とみなされ、結果として口座が凍結されたり出金が拒否されることがあります。そのため、海外FXで禁止されているスキャルピング取引は避けるようにしましょう。
国内FX業者と比較して高い取引コスト
海外FXでは国内FXと比較してスプレッドが広い点に注意しましょう。
国内FXでは相対取引が主で、トレーダーの損失が業者の利益と直結します。
しかし、海外FXでは相対取引ではなく、スプレッドや取引手数料が業者の収益源となっています。
このため、スプレッドが広い海外FXよりも、取引コストが低い国内FXの利用を検討するのが良いでしょう。
海外FX業者のスプレッドは変動する
国内FXではスプレッドが固定されており、どの時間でも一定のスプレッドで取引が行えます。
しかし、海外FXではスプレッドが変動制であり、時間帯によってスプレッドが変わるため、流動性の影響を受けやすいです。
この変動により、タイミングによっては不利なスプレッドでの約定リスクがあります。
そのため、国内FXと比較すると、エントリーや決済のタイミングに特に注意しましょう。
EA(自動売買)の利用は可能
海外FXではEA(自動売買)を使用したスキャルピングが許可されています。
主にMT4やMT5といったプラットフォームが用いられており、これらに対応するEAであればスキャルピングが自由に行えます。
ただし、規約違反に該当する取引や外部ツールを使用した取引は禁止されていますので、EAの取引手法やロジックには慎重に対応する必要があります。
海外FXのスキャルピングに関するよくある質問
このセクションでは、海外FXのスキャルピングに最適な手法、おすすめの業者、そして通貨ペアについて、一問一答形式で詳しく解説していきます。
- 海外FXでおすすめのスキャルピング口座は?
- ハイレバスキャルピングに最適な海外FX業者は?
- 高速スキャルピングでおすすめの海外FX業者は?
- 海外FX業者のXMでのスキャルピングは難しい?
- 海外FXのスキャルピングにおすすめの通貨ペアは?
- スキャルピングでおすすめの取引プラットフォームは?
- スキャルピングに最適な海外FX取引手法はどれ?
- スキャルピングは国内FXか海外FXどっちがいい?
- どの海外FX業者がスキャルピングを禁止している?
- スキャルピングが禁止されている海外FX業者を見分ける方法はある?
- 海外FXでスキャルピングが成功しない主な理由は?
海外FXスキャルピング向けおすすめ口座のまとめ
本記事で紹介した「スキャルピングにおすすめの海外FX口座7選」と「スキャルピングに適した海外FX口座の選び方」を参考にすれば、自分に最適なスキャルピング口座を選択できるでしょう。
最後に、本記事で触れた内容をもう一度おさらいしておきましょう。
2024年版
スキャルピングおすすめ海外FX業者
海外FX業者 | 平均スプレッド (ドル円) | 取引手数料 | 約定力 | レバレッジ | 公式HP |
---|---|---|---|---|---|
(ロースプレッド) | 0.70pips | 最大7USD/往復 | ○ | 無制限 | 公式HP |
(KIWAMI極) | 1.39pips | 手数料なし | ○ | 1,000倍 | 公式HP |
(ナノ) | 1.38pips | 6USD/往復 | ◎ | 400倍 | 公式HP |
※スプレッドに取引手数料を足したトータルコストで比較
※業者名をタップすると解説へジャンプします
また、スキャルピングに適した海外FX口座は、以下のようなトレーダーに特におすすめです。
スキャルピングに適した海外FX口座10選
- 狭いスプレッドや業界最高レベルのレバレッジで効率よく稼ぎたい ⇒ Exness(ロースプレッド口座)
- さくさく約定する海外FX業者を使いたい ⇒ AXIORY(ナノ口座)
- 手数料ゼロの業者で細かく取引したい ⇒ XM(KIWAMI極口座)
- 制限なく大口取引したい ⇒ Titan FX(ゼロブレード口座)
- 経済指標発表時を狙いたい人には ⇒ XM(KIWAMI極口座)
- 仮想通貨FXでスキャルピングなら ⇒ FXGT.com(ECN口座)
- ゴールドや株価指数などのCFDなら ⇒ HFM(ゼロ口座)
- 運用資金に余裕があるなら ⇒ Tradeview(ILC口座)
- ボーナスでスキャルピングするなら ⇒ BigBoss(プロスプレッド口座)
- 知名度・安全性よりもスペック優先なら ⇒ IC Markets(Rawスプレッド口座)
さらに、スキャルピングに適した海外FX口座を選定する際の主な比較基準やチェックポイントは次の10つになります。
- スキャルピングが禁止・制限されていない
- スプレッドが狭い(手数料が安い)
- 最大レバレッジが高い
- ロスカット水準が低い
- 約定力が高く、スリッページが起きにくい
- 取引方式が「NDD方式」
- ストップレベルが狭い
- ゼロカットシステムに対応している
- 悪質な出金拒否・トラブルの過去が無い
- cTrader対応の海外FX会社かどうか
本記事で紹介したスキャルピング向けの海外FX口座は、選定基準を全て高い水準で満たしています。10個の口座から選べば、間違いはほとんどないでしょう。
本記事を活用して、自分に合ったスキャルピングに最適な海外FX口座の開設を検討してみてください。
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