Exness(エクスネス)の取引時間は、取り扱う銘柄や時期によって異なります。
「決済しようと思ったのに時間外だった…」といった事態を避けるためにも、あらかじめ取引可能な時間を日本時間で把握しておくことが大切です。
そこで本記事では、Exnessでの取引時間を日本時間ベースでわかりやすく解説していきます!
この記事でわかる内容
- Exnessの取引時間に関する基本ルール
- 銘柄別の具体的な取引可能時間
- 時間帯ごとのFX市場の特徴
- 時間帯別のおすすめトレード戦略
- 取引時間に関する注意点まとめ
取引時間を一覧で整理しているだけでなく、各時間帯に適したトレード手法もご紹介しているので、ぜひブックマークして今後の取引にお役立てください!
また、Exnessについて詳しく知りたい方は、「Exnessの評判は?各口座タイプのデメリットや口コミまで徹底解説」の記事をあわせてお読みください。
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Exnessの取引時間で知っておきたいルール

まずは、Exness(エクスネス)における取引時間の基本ルールについて解説していきます。
それでは、Exnessの取引時間のルールを一つずつ確認していきましょう!
夏時間・冬時間の切り替えがある
Exness(エクスネス)ではサマータイムを採用しているため、夏時間と冬時間で取引可能な時間帯が異なります。
サマータイムとは、欧米諸国を中心に導入されている、夏の間に時計を1時間進める制度のことです。
Exnessでもこのサマータイムに合わせて、年間で夏時間・冬時間の切り替えを実施しています。
では、具体的な適用期間と、為替FXにおける取引時間を確認してみましょう。
適用期間と為替FXにおける取引時間
時間区分 | 適用期間 | 取引時間(日本時間) |
---|---|---|
夏時間 | 3月第2日曜~11月第1日曜 | 月曜6:05~土曜5:59 |
冬時間 | 11月第1日曜~3月第2日曜 | 月曜7:05~土曜6:59 |
なお、体感的には1年のうち約3分の2が夏時間に該当する印象です。例年11月の第1日曜日に、夏時間から冬時間への切り替えが行われます。
Exnessでトレードする際は、特に夏時間のスケジュールに注意が必要です。
たとえば、冬時間の感覚のまま取引していると、いざ決済しようと思ったときにすでに市場がクローズしている…といったことも起こり得ます。
「夏時間=標準取引時間」として覚えておき、冬時間は“夏時間より1時間遅い”という認識でおくと安心です。
各銘柄で取引可能な時間帯が異なる
Exness(エクスネス)の取引時間は、銘柄によって異なります。
たとえば為替FX(一部の通貨ペアを除く)は平日であれば基本的に24時間取引可能ですが、その他のCFD商品では一部時間帯に取引が停止される場合があります。
そのため、取引時間や休止時間を把握していないと、ポジションを決済したくてもできないといったトラブルが起こる可能性もあります。
このあと紹介する「Exnessの取引時間を銘柄別に紹介【日本時間】」で、各銘柄の具体的な取引可能時間と休止時間をしっかり確認しておきましょう。
土日は暗号資産のみ取引可能
Exness(エクスネス)では、土日は仮想通貨を除くすべての取引が停止されます。
ただし仮想通貨に限っては、土日を含む365日いつでも24時間取引が可能です。
そのため、Exnessで毎日取引したい方は、平日は為替FXやCFD商品、週末は仮想通貨をメインに使い分けるのもおすすめのスタイルです。
日本の祝日も通常どおり取引できる
海外市場は日本の祝日に影響されないため、Exness(エクスネス)では通常どおり取引できます。
そのため、以下のような日本の祝日でもExnessでの取引は可能です。
取引可能な祝日
- ゴールデンウィーク
- お盆休み
- シルバーウィーク
- その他の祝日(元旦を除く)
世界の祝日は取引時間が変更される場合がある
Exness(エクスネス)では、世界的な祝日に合わせて取引時間が一部変更されることがあります。
具体的にどのような祝日か、以下に例を挙げておきます。
世界の祝日の例
- キング牧師記念日(1月第3月曜日)
- イースター(復活祭/4月)
- アメリカ独立記念日(7月4日)
- サマー・バンクホリデー(8月)
- コロンブス・デー(10月第2月曜日)
祝日に伴う取引時間の変更については、Exnessのヘルプセンター「祝日の市場取引時間」ページやメールで事前に案内されますので、確認を忘れずに行いましょう。
年末年始・クリスマスは取引時間が短縮される
Exness(エクスネス)では、年末年始やクリスマス期間中に取引時間が変更・短縮されるため注意が必要です。
この時期はExnessに限らず、多くの海外FX業者で取引時間の短縮や早期クローズが行われます。
例年の傾向として、以下のようなスケジュールになることが多いです。
クリスマス・年末年始の取引時間
- 12月25日(クリスマス当日)と1月1日(元旦)は取引不可
- 12月24日(クリスマス・イブ)は短縮取引
- 12月30日は銘柄によって短縮または休止になる可能性あり
- 12月31日は為替FXを含めて早期クローズの可能性が高い
また、12月26日〜30日の平日も、銘柄によって通常通り取引できるものと、時間変更・取引停止となるものが混在するため、特に注意が必要です。
年末年始の取引スケジュールについては、毎年Exnessからメールで案内が届くので、必ず確認しておきましょう。
参考までに2022年の例では、12月26日〜29日はほぼ通常取引(※一部銘柄を除く)、30日は銘柄によって短縮または休止となりました。
年末年始の取引はスケジュールを事前に把握し、ポジション決済のタイミングは早めに計画するのが安心です。
MT4・MT5の時間表示はGMT+0のサーバー基準
Exness(エクスネス)のMT4・MT5に表示される時間は、日本時間ではなくサーバー時間ですので注意が必要です。
Exnessが採用しているサーバー時間は、イギリスの標準時である「グリニッジ標準時(GMT+0)」です。
一方、日本時間はグリニッジ標準時より9時間進んでいる「GMT+9」に該当します。
つまり、MT4・MT5に表示されている時間に「+9時間」したものが、日本時間となることを覚えておきましょう。
日本時間の計算例
- MT4・MT5の表示時間が「30 Mar 10:00」の場合
→ 日本時間では3月30日19時になります。 - MT4・MT5の表示時間が「30 Mar 20:00」の場合
→ 日本時間では翌日の3月31日5時となります。
Exness(エクスネス)のMT4・MT5に日本時間を表示する方法については、「Exness(エクスネス)MT4のダウンロードと設定・利用方法まで徹底解説」の記事をご参考にしてください。
Exnessの取引時間を銘柄別に紹介【日本時間】

それでは、Exness(エクスネス)の銘柄ごとの取引時間を、日本時間(=MT4の表示時間+9時間)で確認していきましょう!
以下の順番で、各銘柄の取引時間を詳しく解説します。
為替FXの取引時間
銘柄 | 夏時間 (取引休止時間) | 冬時間 (取引休止時間) |
---|---|---|
為替FX (下記4銘柄以外) | 月曜6:05~土曜5:59 | 月曜7:05~土曜6:59 |
USD/CNH USD/THB | 月曜8:05~土曜5:59 | 月曜9:05~土曜6:59 |
USD/ILS GBP/ILS | 月曜14:00~土曜0:00 (0:00~14:00) | 月曜15:00~土曜1:00 (1:00~15:00) |
Exnessの為替FXは一部の例外を除き、月曜の早朝から土曜の早朝まで、ほぼノンストップで取引可能です。
特に「夏時間は土曜の朝5:59に取引が終了する」という点は忘れずに覚えておきましょう。
なお、土日に入ると決済も行えなくなるため、土曜の終了時間ギリギリではなく、少し余裕をもってポジションを整理しておくのが安心です。
また、年末年始やクリスマスシーズンも取引時間が短縮される場合があるので、事前のチェックをお忘れなく。
仮想通貨CFDの取引時間
Exness(エクスネス)の仮想通貨は、年末年始を含めて土日も関係なく、365日24時間いつでも取引可能です。
ただし、ビットコインなど一部の銘柄では、下表の通り取引が停止される時間帯が設定されていることがあるため注意が必要です。
銘柄 | 夏時間 (取引休止時間) | 冬時間 (取引休止時間) |
---|---|---|
BTC/JPY BTC/AUD BTC/CNH BTC/THB BTC/ZAR | (月曜5:35~月曜6:05) | (月曜6:35~月曜7:05) |
BTC/XAU BTC/XAG | (月曜6:35~月曜7:05) | (月曜7:35~月曜8:05) |
BTC/KRW | (土曜6:00~月曜8:30) | (土曜7:00~月曜9:30) |
また、仮想通貨はサーバーメンテナンスの影響で、取引時間が変更されることもあります。
その際は、Exnessからメールで通知が届くため、安心して対応できます。
金・銀など貴金属CFDの取引時間
銘柄 | 夏時間 | 冬時間 |
---|---|---|
XAU(ゴールド) XAG(シルバー) | 月曜7:05~土曜5:59 | 月曜8:05~土曜6:59 |
XPD(パラジウム) XPT(プラチナ) | 月曜7:10~土曜5:59 | 月曜8:10~土曜6:59 |
ゴールドをはじめとする貴金属CFDの取引開始時間は、為替FXより約1時間遅くなっています。
さらに、ゴールド・貴金属CFDには約1時間の取引休止時間と、およそ10分間の決済専用時間が設けられている点にも注意が必要です。
(日本時間) | 夏時間 | 冬時間 |
---|---|---|
取引不可の時間帯 | 毎日5:59~7:01 | 毎日6:59~8:01 |
決済専用の時間帯 | 木曜5:49~5:59 | 木曜6:49~6:59 |
年末年始の時期には取引時間が短縮されたり、取引自体が停止されたりする場合もあるため、事前の確認をおすすめします。
Exness(エクスネス)のゴールド取引の詳細は、「Exness(エクスネス)でのゴールド取引まとめ!条件・制限など解説」の記事でご確認ください。
原油などエネルギーCFDの取引時間
銘柄 | 夏時間 (取引休止時間) | 冬時間 (取引休止時間) |
---|---|---|
USOIL(WTI原油) XNG(天然ガス) | 月曜7:10~土曜5:45 (5:45~7:10) | 月曜8:10~土曜6:45 (6:45~8:10) |
UKOIL(ブレント原油) | 月曜9:10~土曜5:55 (5:55~9:10) | 月曜10:10~土曜6:55 (6:55~10:10) |
Exness(エクスネス)のエネルギーCFDは、為替FXと比べて取引時間が短めに設定されています。
たとえば、USOIL(WTI原油)やXNG(天然ガス)は為替FXより約1時間遅れて取引が始まり、UKOIL(ブレント原油)は約3時間遅れのスタートとなるため、あらかじめ確認しておきましょう。
また、他の銘柄と同様に、年末年始は取引時間が変更・短縮される可能性がある点にも注意が必要です。
株価指数CFDの取引時間
銘柄 | 夏時間 (取引休止時間) | 冬時間 (取引休止時間) |
---|---|---|
JP225 | 月曜8:00~土曜5:00 (5:00~8:00) | 月曜9:00~土曜6:00 (6:00~9:00) |
US30 FR40 DE30 USTEC US500 STOXX50 UK100 | 月曜7:30~土曜5:00 (5:00~7:30) | 月曜8:30~土曜6:00 (6:00~8:30) |
AU200 | 月曜7:50~土曜5:00 (5:00~7:50) (14:30~15:10) | 月曜8:50~土曜6:00 (6:00~8:50) (15:30~16:10) |
HK50 | 月曜8:00~土曜5:00 (6:00~9:00) (9:45~10:15) (13:30~14:00) (17:30~18:15) | 月曜9:00~土曜6:00 (7:00~10:00) (10:45~11:15) (14:30~15:00) (18:30~19:15) |
日本人トレーダーに人気のJP225(日経225)は、早朝に約3時間の取引停止時間が設けられています。
株式CFDの取引時間
銘柄 | 夏時間 (取引休止時間) | 冬時間 (取引休止時間) |
---|---|---|
株式CFD | 月曜~金曜:22:40~翌4:45 (4:45~22:40) | 月曜~金曜:23:40~翌5:45 (5:45~23:40) |
株式CFDの取引時間は1日あたり約5時間と、比較的短めに設定されています。
ただし、以下の銘柄はプレマーケット対応となっており、通常の取引時間外である19:00〜21:40の間でも、未決済ポジションの決済注文を行うことが可能です。
プレマーケット銘柄 19:00~22:40に決済のみ可能 | |||
---|---|---|---|
INTC | META | BEKE | TAL |
BAC | JNJ | BIDU | TSM |
TSLA | PYPL | BILI | XPEV |
WFC | ORCL | FTNT | AMC |
BABA | NVDA | JD | BB |
NFLX | MSFT | LI | BYND |
C | AMZN | NIO | FUTU |
AMD | AAPL | NTES | TIGR |
PEE | BA | PDD |
世界の主なFX市場ごとの取引時間帯の特徴

次に、Exness(エクスネス)の取引可能な時間帯ごとに、主要なFX市場とその特徴を確認していきましょう!
Exnessの取引時間帯に関わるFX市場は、主に上記の4つに分類されます。
特に1〜3は「世界三大市場」と呼ばれ、FX相場に大きな影響を与える重要な市場です。
Exnessで効率よく取引を行うには、それぞれの市場の特性を理解しておきましょう。
Exnessでの取引戦略を立てる際の参考にぜひ活用してください。
東京市場
東京市場の主な特徴
- 【取引時間帯】9時〜15時頃
- 【主な参加者】アジア・オセアニア地域の投資家
- 【傾向】クロス円の取引が中心で、相場はレンジになりやすく値動きも小さめ
- 【注意点】9時55分の仲値前後は相場が動きやすい
- 【ゴトー日】毎月0・5のつく日は円安方向に振れやすいため注意
- 【その他】株式市場の動向に影響を受ける場面もある
東京市場では、明確なトレンドが出にくく、全体的に値動きは穏やかで小幅になりがちです。
一時的にトレンドが発生したように見えても、すぐに元の水準へ戻ることも少なくありません。
ただし、銀行間の為替レートが決まる「仲値」の前後(9時55分頃)には、相場が活発に動きやすく、注意が必要です。
仲値前に上昇していた相場が、通過と同時に急落することもあるため、取引タイミングには気をつけましょう。
また、毎月の「ゴトー日(5・10日など)」は、企業によるドル買いが集中しやすく、円安方向に動く傾向が見られます。
とはいえ、必ずしも円安に動くとは限らず、逆に円高に進む“ダマシ”もあるため、ゴトー日という理由だけでドル円を買うのは避けたほうが無難です。
ロンドン市場
ロンドン市場の主な特徴
- 【取引時間帯】15時〜翌2時頃
- 【主な参加者】ヨーロッパ・アジア・アメリカの投資家
- 【特徴】世界最大の取引量を誇る市場で、強いトレンドが発生しやすい
- 【傾向】トレンドの転換が起きやすく、ユーロやポンドの取引が中心
- 【注意点】欧州の経済指標発表時は相場が大きく変動する可能性あり
- 【ロンドンフィキシング】夏時間は0時、冬時間は1時に実施
- 【活発な時間帯】ニューヨーク市場と重なる21時〜2時は特に値動きが活発になりやすい
ロンドン市場は、オープン直後にトレンドが発生・転換しやすいという特性があります。
トレンド狙いのトレーダーは、東京市場を避け、ロンドン時間から本格的に参入するのも有効な戦略です。
21時になるとニューヨーク市場も開場し、21時〜2時にかけては一日の中でも最も活発な相場が形成されやすくなります。
特に、夏時間は0時(冬時間は1時)に「ロンドンフィキシング」が行われるため、ゴールドの価格が大きく動くこともあります。
また、0時〜1時を過ぎると利確の動きが出始め、相場の勢いが一旦落ち着く傾向もあるため、ロンドン時間内でも前半と後半で異なる戦略を取るのが賢明です。
ニューヨーク市場
ニューヨーク市場の主な特徴
- 【取引時間帯】21時〜翌6時ごろ
- 【主な参加者】アメリカ・ヨーロッパのトレーダー
- 【特徴】強いトレンドが生まれやすい時間帯
- 【傾向】ドル・ユーロ・ポンドの取引量が増加
- 【注意点】米国の経済指標発表時は価格が大きく変動する可能性あり
- 【活発な時間帯】ロンドン市場と重なる21時〜2時は特に値動きが激しい
- 【週末対策】金曜深夜からは利益確定の売買が増え、週末をまたぐポジションには注意が必要
ニューヨーク市場は、21時のオープンから2時までロンドン市場と重なり、1日の中で最も取引が活発になる時間帯です。
この時間は勢いのあるトレンドが出やすく、上手く波に乗れれば大きな収益を狙えるチャンスが広がります。
ただし、米国の主要経済指標が発表される際は相場が急変することもあるため注意が必要です。
とくに雇用統計やCPI(消費者物価指数)などの重要指標は、発表結果によって相場が急反転するケースもあり、指標直前にはポジションを一度整理しておくのが安全です。
毎月、経済指標の発表日をしっかり確認することが非常に重要です。
また、金曜深夜〜土曜早朝にかけては、ポジションの持ち越しを避けるトレーダーの利益確定が入りやすく、相場が週のトレンドと逆に動く傾向もあります。
週末前の取引では、トレンドにそのまま乗るのではなく、一歩引いた視点で様子を見ることがポイントです。
オセアニア市場
オセアニア市場の主な特徴
- 【取引時間帯】午前5時〜午後4時ごろ
- 【主な参加者】オセアニア・アジア地域のトレーダー
- 【特徴】主要なFX市場の中で最も早くオープン、参加者が限られ流動性が低いため値動きは控えめ
- 【傾向】午前5時〜8時の時間帯はスプレッドが広がりやすい
- 【注意点】月曜早朝の窓開きによる急変動に注意が必要
- 【その他】全体的に小幅な値動きになりやすい
- 【その他】豪ドル円とNZドル円は同調しやすい
オセアニア市場は、すべての市場の中で最も早くスタートします。
5時〜8時は主にオセアニア地域のトレーダーのみが参加しているため、市場の流動性が乏しく、スプレッドが広がりやすくなる点には注意が必要です。
9時以降は東京市場と重なることで、豪ドル円やNZドル円の値動きがやや活発になりやすくなります。
そのため、豪ドル円やNZドル円を取引する場合は、スプレッドが安定しやすく値動きも出やすい9時以降の時間帯を狙うのが効果的です。
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Exnessの取引時間帯別トレード戦略

Exness(エクスネス)で成果を上げるには、時間帯ごとに戦略を使い分けるのがポイントです。
というのも、FXの相場は取引される時間帯によって、値動きの傾向や特性が大きく異なるからです。
ここでは、Exnessにおけるおすすめのトレード手法を、時間帯別に紹介していきます。
以下の内容は、各時間帯の市場傾向に基づいた手法の一例です。
必ずしも毎回当てはまるとは限りませんが、傾向に合わせて戦略を選ぶことで、トレードの無駄を省き、勝率や精度の向上が期待できるでしょう。
【9時~15時】短時間で狙うスキャルピング
9時〜15時の時間帯に最適なのが「スキャルピング手法」です。
この時間帯は東京市場が中心となるため、値動きが穏やかでレンジ相場になりやすい傾向があります。大きなトレンドが出にくい分、小さな値幅で確実に利益を重ねていくスキャルピングが有効な戦略といえるでしょう。
Exnessのプロ口座は、スプレッドが非常に狭く設定されており、スキャルピングトレードにとって好条件の環境が整っています。
スキャルピング手法の例
- 時間足:1分足
- 推奨通貨ペア:ドル円
- 使用インジケーター:RSI
- エントリールール:RSIが30以下で買い、70以上で売り
- 決済目安:利確・損切りともに5〜9pips
なお、東京時間でも突発的な動きが起こることはあるため、損切りは必ず設定してリスク管理を徹底しましょう。
また、利確に関しては設定せず、相場の様子を見ながら手動で決済して利益を引っ張るのも一つの方法です。
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【15時~1時】流れに乗る順張りスタイル
15時〜1時は、ロンドン市場からニューヨーク市場にかけての時間帯で、最もトレンドが発生しやすい時間帯です。このタイミングでうまく流れに乗ることができれば、大きな利益も十分に狙えるでしょう。
基本戦略としては、相場の流れに沿った順張りエントリーが有効です。
以下は、トレンド相場で効果を発揮しやすいインジケーターの一例です
トレンド系インジケーター例
- 移動平均線(MA)
- 一目均衡表
- ボリンジャーバンド
- スーパーボリンジャー
- GMMA(複合型移動平均線)
- パラボリックSAR
これらのインジケーターは、相場にトレンドがあるかどうかによって使い勝手が大きく変わります。
そのため、「トレンド発生しやすい時間帯にトレンド系インジケーターを活用する」という意識を持つだけでも、Exnessでの勝率アップにつながるはずです。
【1時~5時】レンジを意識した逆張り戦略
深夜1時〜5時の時間帯は、ロンドン市場が閉場し、ニューヨーク市場も終盤を迎えるため、相場の勢いが落ち着きやすい静かな時間帯です。
この時間帯は、21時〜1時の活発な動きで含み益を得たトレーダーたちが、ポジションを手仕舞い「利益確定の時間帯」でもあります。そのため、トレンドが一服しやすく、レンジ相場になりやすい傾向があります。
このような相場状況では、逆張り戦略が比較的機能しやすいでしょう。ただし、完全なレンジ相場とは限らず、トレンドが継続するケースもあるため、損切りの設定は必須です。
逆張りに適したテクニカル指標の例
- RSI(相対力指数)
- MACD(移動平均収束拡散法)
- ストキャスティクス
- RCI(順位相関係数)
- CCI(商品チャネル指数)
特におすすめなのが、金曜深夜〜土曜早朝の時間帯。この時間帯は、週末を前にポジション整理の動きが活発化するため、相場が逆方向に動くことも多く、逆張りのチャンスが広がります。
週末をまたいでポジションを持ち越すことにはリスクがあるため、多くのトレーダーが利確を急ぐ心理を利用することで、より安定した収益チャンスが見込めるでしょう。
【5時~9時】スプレッド拡大で取引は控えるのが無難
朝の5時〜9時は、市場参加者が限られており、相場の動きも鈍くなりがちです。
この時間帯は流動性が低くスプレッドが広がりやすいため、取引コストが高くなりやすいというデメリットもあります。
そのため、無理にポジションを取るよりも、トレードを控えて相場の様子を見る時間帯として活用するのが賢明です。
Exnessの取引時間で注意すべき点

次に、Exness(エクスネス)を利用する際に気をつけたい取引時間のポイントをご紹介します。
Exnessで取引時間に関して注意すべき点は、以下の5項目です。
経済指標発表直後の相場変動に注意
Exnessでトレードする際は、経済指標の発表前後の時間帯に十分な注意が必要です。
経済指標の一例
- アメリカ雇用統計
- アメリカ消費者物価指数
- アメリカ国内総生産
- FOMC政策金利
- ECB金融政策
発表の前後には相場が急激に変動するリスクがあり、不安定な値動きに巻き込まれる可能性があります。いわゆる「指標トレード」と呼ばれる手法もありますが、結果が出るまで相場の動向は読めないため、実質的にはギャンブルトレードといえるでしょう。
Exnessで安定した取引を行うためには、重要な経済指標の発表スケジュールを事前に把握することが大事です。
なお、発表予定はExness公式の【経済指標カレンダー】で確認できますので、トレード前にチェックしておくと安心です。
ExnessのCFD銘柄によっては休止時間がある
Exness(エクスネス)のCFD銘柄には、一時的に取引ができない時間帯が設定されている点にご注意ください。
中でも特に注意したいのが、人気の高い「ゴールド(XAUUSD)」です。早朝におよそ1時間の取引休止時間があり、この間は新規注文や決済ができません。
ゴールドの休止時間(日本時間)
- 夏時間:5:59~7:01
- 冬時間:6:59~8:01
ゴールドを保有している場合は、この休止時間を意識して、事前にポジションを整理しておくと安心です。特に損切りや利益確定のタイミングには、注意を払っておきましょう。
Exnessの取引時間外は注文や決済ができない
Exness(エクスネス)では、取引時間外にはすべての注文・決済が行えなくなるため注意が必要です。
この時間帯は通常の成行注文に加え、指値注文(予約注文)やEA(自動売買プログラム)による取引もすべて無効となります。
Exnessでトレードを行う際には、事前に各銘柄の取引可能時間を確認しておくことが大切です。うっかり取引時間外にポジションが残らないよう、タイミングには十分注意しましょう。
週末の相場では損切り設定が機能しない
Exness(エクスネス)での取引において、特に注意すべきなのが「週末のポジション持ち越し」です。
というのも、土曜早朝の取引終了後にポジションを保有していると、週末は損切り設定が作動しません。
そのため、月曜の始値が設定した損切り価格よりも不利な位置でスタートすると、その始値で自動的に決済されてしまいます。
FXでは、週末を挟んで大きな窓(ギャップ)が発生することも珍しくありません。このため、予想外の損失を被る可能性が高くなります。
週末にポジションを持ち越すのは、損切りが効かないリスクがあるため極めて危険ということを、あらかじめ理解しておくことが大切です。
Exnessの非取引時間中も価格変動は起こりうる
FXでは、金曜の終値と月曜の始値の間に大きな価格差(いわゆる「窓開け」)が生じることがあります。
この現象は、Exness(エクスネス)の取引時間外でも、一部の中東地域などで市場が開いており、相場が継続して動いていることが主な原因です。
ただし、Exnessの取引時間外は注文も決済も行えないため、価格が大きく変動しても対応できません。
そのため、週末をまたぐポジション保有はリスクが高く、金曜深夜〜土曜早朝の取引可能時間内に、なるべく決済を済ませておくことをおすすめします。
Exnessの取引時間についてのよくある質問

最後に、Exness(エクスネス)の取引時間に関するよくある質問をまとめました。
取引前の確認や見直しに、ぜひお役立てください。
Exnessの取引時間まとめ
Exness(エクスネス)での取引では、各銘柄の取引時間を把握しておくことが非常に大切です。
取引時間は銘柄ごとに異なり、夏時間・冬時間の切り替えや年末年始(12月31日・1月1日)・クリスマス(12月25日)などの祝日には時間変更があるため注意が必要です。
取引時間外は決済ができなくなるため、事前に各銘柄のスケジュールを確認しておきましょう。
特に週末は損切りが機能しないため、ポジションの持ち越しには注意が必要です。
Exnessでの取引時間は、世界のFX市場ごとに以下4つの時間帯に分類されます。
Exnessでの取引時間
- 東京市場:9時~15時
- ロンドン市場:15時~2時
- ニューヨーク市場:21時~6時
- オセアニア市場:5時~16時
各市場の特徴を踏まえ、Exnessで効果的なトレード手法を考えるのがポイントです。MT4・MT5上で日本時間を確認する方法も併せて覚えておくと便利です。
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